ヴィッツがお嫁入りをすることになってしまいました。そんな訳で、嫁入り前の手向けとして工賃ロハでヘッドライトカバーの交換をしてあげることにいたしました。
左の写真が、交換前。
以前、コンパウンドを使って磨いてあげたこともあったのですが、すぐに黄変してしまいました。ポリカーボネイトは紫外線による表面の劣化が避けられないようで、このためカバー表面にはUVカットのクリアーコートが施されているようです。でも、ほったらかしの人はすぐに変色が始まってしまい、みっともない有様になってしまいます。わりとマメにレンズを拭いてあげると綺麗な状態が長持ちするようですが、そこはそれ、中古車では前オーナーの気遣いの程は分かりません。
ヴィッツの場合はありがたいことにレンズカバー単品で部品が供給されています。金額は4000円でした(片側1枚)。で、こいつをヴィッツ君に装着してあげるのです。
これが外したレンズカバー。こんなに汚れているというか変色してしまっているのです。
ヘッドライトユニットは人間で言えば目です。これによって表情が一変してしまいます。人間に限らず、生き物は年を経ると瞳がにごってきます。この辺はコロパパさんが専門家ですのでヘタげな事は書けませんが、水晶体が濁ってくるということなのでしょうか。つまり瞳の濁りは、年齢を感じさせられるひとつの基準ともなります。このため、クルマのヘッドライトも濁っていると年齢を感じさせられてしまいます。逆にここが綺麗になると一気にクルマが若返ります。
これがカバーを外した状態。意外なほど中は健全です。リフレクターに曇りはなく、そのほかの部分もこれといったヤレは感じません。
で、これに注文しておいた新品のカバーを着けると。
作業している本人が一番びっくりした瞬間。
何これ?すげー綺麗じゃん。まるで新品のユニットを取った(発注した)みたい。ここまで変わるんだー。
そんなこんなでしばらく眺めていましたが、このままでは終わりません。仕方なくボディへの取り付けにかかります。
取り付け途中の写真です。こんなに艶やかになります。
なんだかここだけの記事にするのは勿体無いので、手配り版元祖「しばた新聞」にも記事にしちゃおうと思いました。まだ今月号できていないしね。
しかし、新しく見えるなー。
多分このヴィッツ君がお嫁入りした後、また同じヴィッツ君を買うつもりなので、その時はもう一度おんなじように変えてあげることにしよっと。
近頃、化粧品の宣伝で「メジカラ(眼力)」とかいうキャッチコピーを目にしましたが、こういうメジカラもあるんだな、と。まつげを書き入れてあげるつもりはありませんけどね。
でもこれ、私のもやってくれと言われたら工賃貰わないとつらい作業だなー。今回は勉強も含めてだからいいとしても。
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