実は先日いきなりマフラーの話題を出したのには訳があります。
以前から欲しいと思いつつ、でも結局今まで買わなかった(買えなかった)トレンチコートをやっと買ったのです。で、トレンチコート着るならマフラーも買わなくちゃあ、という流れだった訳です。
トレンチコートといえば、人によってはハンフリーボガートを思い出したり、銭型警部であったり、という人もあるでしょう。私的にはダスティンホフマンが 「クレイマー クレイマー」の冒頭の、会社の役付きになったか昇進したという理由で記念にと、バーバリーのトレンチコートを新調していた場面を思い浮べま す。バーバリーのトレンチコートというのは向こうではそういう商品(値段とか格として)なんでしょうね。欧米って言えば階級社会だし。
思い出しては高いなあと思い、そのうち忘れてしばらくするとそのうち思い出す、といことをそれこそ10年以上繰り返してきたでしょうか。
一昨年の末ごろもそんなことを思っていたところ、とある方とのやりとりで「アクアスキュータム」が候補として急浮上してきました。それ以前にはアクアスキュータムというブランドすら知らなかったんですけどね。
これはその人が仰っていたことの受け売りですので、自身で確認したことではありませんが、なんでも戦争当時、バーバリー製のトレンチコートは下士官へ支給 され、将校にはアクアスキュータム製のトレンチコートが支給されていたのだそうです。ただ単に数が足りないので便宜上そのように支給先を分けたのか、それ とも商品の格付け上、そうした差別化をしたのかは分かりません。
ただ個人的には「トレンチコートといえばバーバリー」という通念が強かったのも事実です。でも私はへそ曲がりなので、すんなりバーバリーを選ぶよりは、あまり流通していなさそうなアクアスキュータムというブランドに食指が動きました。
良いじゃないですか、このマイナーさが。でも実は......、というストーリーに惹かれた訳です。
1年前にサイズを確認しにお店(遠鉄百貨店)に出向きました。
すると、そこで言われたのは「国内流通モデルでは最大サイズで44まで」なんだそうです。じゃあ、そのサイズを試着できますか?と聞いたら「ここには42までしか置いてないんです」。
ついでに44のサイズを持っているお店を検索してくれたのですが「お客様、お住まいはどちらですか?」と聞かれました。何でそんなことを聞かれるのか、と思ったら「在庫を持っているお店は東京にしかない」ときました。これではいつぞやのバイクジャケットと同じ展開です。
それでもと思って42サイズを試着してみましたが、44サイズとの寸法差を考慮しても袖は短め、裾も短め。しかもシルエットが妙に腰高な感じです。結局 20万弱もするトレンチコートを買おうとする顧客像を考えると、ターゲット層は最低限40歳代後半と思われているようです。
つまり日本人のそういう年代の平均身長や体形を考慮したシルエットを当然の如く考慮して作るでしょうから、私のような規格外の体形だとどうしてもきつくなります。
何でも8月の終わりか9月ごろに受注会なるものが催されるそうです。その頃に注文してもらえば「本国(イギリス)発注イタリア製造」の、各部の寸法を微調 整(でも基本シルエットは変わらないらしい)した、生地色(表と裏地)をお好みの色と柄で組み合わされた特殊オーダーが可能であると、にこやかな表情でア クアスキュータムの売り場のおねーさんは教えてくれました。
でも、流石にそこまで行っちゃうと「それ幾らするの?」って聞けませんでした。怖くて。だって定価が17万某って言ってたし。それの特別オーダーなんていったら20万は軽く超えるだろうなあ、とか。
ということで「そんなもん買えるか」という事で、しばらく忘れていたのですが、ふと昨年末思いついたのが「日本向けでないアクアスキュータムなら良いんじゃないか?」という案です。本国のホームページを見ると、どうも7~8万円程度で買えそうな感じなんですよね。
しかも目に付いたのは「44Toll」というサイズ表記です。流石にあちらでも190センチの身長となると棲息数はぐっと少なくなりますが、その 「toll man」サイズという事ですね。サイズが大きい=どこもかしこもデカイ、つまり腹回りもビックサイズになってしまうので、そこは「背の高い人用」というこ とで。
そんなこんなのすったもんだがあって、やっと手元に届きました。発送日が去年のクリスマスだったので果たして何日かかるか?と思っていましたが思ったよりも早く到着して一安心です。
防寒着というよりは防水着というイメージだったので、もっと寒いものかと思っていましたが、冬用のインナーも付いているおかげか思ったよりも暖かいです。もっとも下にスーツのジャケットも重ね着しているわけですしね。
新年の挨拶回りはこれで行っています。
ついでに先日からの懸案であったマフラーも買ってきました。あくまでもビジネス用ですので、ちょいとランクを落としたもので。多少なりとも耐久性もあってくれないと困りますのでね。あとは流石にマフラー如きに3万円も出す気がしませんでしたし。
これでやっと少しはフォーマルな格好が出来るようになったかなあ、と思っています。
以前から欲しいと思いつつ、でも結局今まで買わなかった(買えなかった)トレンチコートをやっと買ったのです。で、トレンチコート着るならマフラーも買わなくちゃあ、という流れだった訳です。
トレンチコートといえば、人によってはハンフリーボガートを思い出したり、銭型警部であったり、という人もあるでしょう。私的にはダスティンホフマンが 「クレイマー クレイマー」の冒頭の、会社の役付きになったか昇進したという理由で記念にと、バーバリーのトレンチコートを新調していた場面を思い浮べま す。バーバリーのトレンチコートというのは向こうではそういう商品(値段とか格として)なんでしょうね。欧米って言えば階級社会だし。
思い出しては高いなあと思い、そのうち忘れてしばらくするとそのうち思い出す、といことをそれこそ10年以上繰り返してきたでしょうか。
一昨年の末ごろもそんなことを思っていたところ、とある方とのやりとりで「アクアスキュータム」が候補として急浮上してきました。それ以前にはアクアスキュータムというブランドすら知らなかったんですけどね。
これはその人が仰っていたことの受け売りですので、自身で確認したことではありませんが、なんでも戦争当時、バーバリー製のトレンチコートは下士官へ支給 され、将校にはアクアスキュータム製のトレンチコートが支給されていたのだそうです。ただ単に数が足りないので便宜上そのように支給先を分けたのか、それ とも商品の格付け上、そうした差別化をしたのかは分かりません。
ただ個人的には「トレンチコートといえばバーバリー」という通念が強かったのも事実です。でも私はへそ曲がりなので、すんなりバーバリーを選ぶよりは、あまり流通していなさそうなアクアスキュータムというブランドに食指が動きました。
良いじゃないですか、このマイナーさが。でも実は......、というストーリーに惹かれた訳です。
1年前にサイズを確認しにお店(遠鉄百貨店)に出向きました。
すると、そこで言われたのは「国内流通モデルでは最大サイズで44まで」なんだそうです。じゃあ、そのサイズを試着できますか?と聞いたら「ここには42までしか置いてないんです」。
ついでに44のサイズを持っているお店を検索してくれたのですが「お客様、お住まいはどちらですか?」と聞かれました。何でそんなことを聞かれるのか、と思ったら「在庫を持っているお店は東京にしかない」ときました。これではいつぞやのバイクジャケットと同じ展開です。
それでもと思って42サイズを試着してみましたが、44サイズとの寸法差を考慮しても袖は短め、裾も短め。しかもシルエットが妙に腰高な感じです。結局 20万弱もするトレンチコートを買おうとする顧客像を考えると、ターゲット層は最低限40歳代後半と思われているようです。
つまり日本人のそういう年代の平均身長や体形を考慮したシルエットを当然の如く考慮して作るでしょうから、私のような規格外の体形だとどうしてもきつくなります。
何でも8月の終わりか9月ごろに受注会なるものが催されるそうです。その頃に注文してもらえば「本国(イギリス)発注イタリア製造」の、各部の寸法を微調 整(でも基本シルエットは変わらないらしい)した、生地色(表と裏地)をお好みの色と柄で組み合わされた特殊オーダーが可能であると、にこやかな表情でア クアスキュータムの売り場のおねーさんは教えてくれました。
でも、流石にそこまで行っちゃうと「それ幾らするの?」って聞けませんでした。怖くて。だって定価が17万某って言ってたし。それの特別オーダーなんていったら20万は軽く超えるだろうなあ、とか。
ということで「そんなもん買えるか」という事で、しばらく忘れていたのですが、ふと昨年末思いついたのが「日本向けでないアクアスキュータムなら良いんじゃないか?」という案です。本国のホームページを見ると、どうも7~8万円程度で買えそうな感じなんですよね。
しかも目に付いたのは「44Toll」というサイズ表記です。流石にあちらでも190センチの身長となると棲息数はぐっと少なくなりますが、その 「toll man」サイズという事ですね。サイズが大きい=どこもかしこもデカイ、つまり腹回りもビックサイズになってしまうので、そこは「背の高い人用」というこ とで。
そんなこんなのすったもんだがあって、やっと手元に届きました。発送日が去年のクリスマスだったので果たして何日かかるか?と思っていましたが思ったよりも早く到着して一安心です。
防寒着というよりは防水着というイメージだったので、もっと寒いものかと思っていましたが、冬用のインナーも付いているおかげか思ったよりも暖かいです。もっとも下にスーツのジャケットも重ね着しているわけですしね。
新年の挨拶回りはこれで行っています。
ついでに先日からの懸案であったマフラーも買ってきました。あくまでもビジネス用ですので、ちょいとランクを落としたもので。多少なりとも耐久性もあってくれないと困りますのでね。あとは流石にマフラー如きに3万円も出す気がしませんでしたし。
これでやっと少しはフォーマルな格好が出来るようになったかなあ、と思っています。
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