これいいなあ、という思いはあっても今まで手を出してこれなかったクルマに自動車ディーラー退職後の今は乗り継げています。ロードスター、C200、R32GT-R、ルポ、アイ、ヴィッツなどなど。そのうち数台は既に手元にはありませんが、いろいろな意味で考えさせてももらったし、愉しませてもらいました。もちろん「乗りたかった、乗りたい」クルマはそれだけではありませんから、これからも色々な車を買っていくでしょう。
そんな中で、今までに「これいいなあ、乗ってみたいなあ」と思った、クルマ本体ではなく、車の装備があります。それが「キャンバストップ仕様」です。
もちろん開放感はキャンバストップではオープンに敵いません。でもオープンカーというものは車の完成度という面からすると、ノーマル車を改造した程度でははっきり言って「高いわりに大した事がない」レベルの製品にしかなりません。結局は、屋根を「切り飛ばす」という行為は現代のモノコック構造のクルマにとって自殺行為でしかありません。ボディ剛性のバランスはグズグズになってしまいます。
という事になるとオープンカーは専用ボディでなくては大した製品になりえない、という事になります。そうすると選択肢は限られます。もちろん、丸目のセリカのオープンとかも好きには空きなんですがね。
では。
サンルーフでいいじゃないかという声もあるでしょうけど、あれは天井が異様に重くなります。そこが欠点です。その他に、サンルーフ付き車は大概、屋根の内装がガラスの厚み分とスライドレールの厚み分(最低2~3センチ程度)低くなっているため、私のように座高の高い人間はその厚みを避けるように頭を傾けて運転しなくてはならなくなるのです。もちろん車の室内高の設計にもよりますけど。
特に昔の車は屋根の低いクルマが大半でしたから、そういう風になる可能性は高かった。
しかもサンルーフはそれほど大きくはありません。開いたとしても運転席・助手席の頭上空間のみ、という感じですから、それほどの開放感でもない訳です。
メーカーとしても色々試行錯誤はしていて、例えば初代カルディナでは「スカイキャノピー」なる、変なガラスルーフ仕様車を出していました。評判はさっぱりでしたが。
次に打ち出したのは同じくカルディナで「エアリアル」というタイプです。通常のサンルーフに比べ、ガラス面積を2倍にしたという、まあ大型サンルーフと言っちゃえばそのまんま。確かに開放感は今までのものよりもあるのですが、それでも大きいサンルーフというだけなので、後退時にガラスの後が屋根からはみ出てもいけません。そのためなんだか中途半端な感じは否めませんでした。個人的には好きではありましたが。
お次はハリアーで採用した「マルチパネルムーンルーフ」なる物です。大雑把に言えばガラスを1枚ものではなく、何枚かの短冊状にして、それが蛇腹状に1枚づつ後を跳ね上げては後方に押し寄せるという形で、より大きく屋根が開くようにしたものです。これはちょっとそそられるのですが、これだけでメーカーオプション価格16万8千円也ですし、これだけのためにハリアーを選ぶというのもなんだかなあ、と。
そんな訳で、「軽くて開放感がある」、「なおかつボディ剛性の落ちもそれほどない(屋根の中に入れる横桟が入れられなくなる分)」、「ベース車に比べ、それほどトップヘビーにならない(却って軽くなる?)」を満たす物としてキャンバストップ車に心惹かれております。
1度は真面目に買おうとしました。それは、復活キャロルのキャンバストップ仕様。あの丸目のやつですね。
色は青が良かったなあ。それを5MTで乗る。中古車としては捨て値価格である20万円程度で売っていた所があったんですよね。もっとも10年落ちの、ろくに人気のない軽ならほとんどそのくらいの金額で売ってる訳ですが。
ところが、もう1人の私が囁いたのです。そんな趣味丸出しの車に20万も出してどうする?と。お前馬鹿じゃないか?とまで言われました。まあ、確かにその通り。代車にも使えそうになく、おそらくボロいだけのクルマだったでしょうし。
そうこうしている間にセルボ君がお嫁入りしてきましたので、キャロルキャンバストップの話はお蔵入りしてしまいました。
どうも、秋口にはルポ君はお嫁入りしそうな雰囲気です。それ以前にアイも嫁入りするかもしれません。するとお次の候補も考えておかなければいけないのですが、フラフラと見ているとプジョー206のワゴンならキャンバストップ仕様があるの?とか。デミオにもキャンバストップ仕様があったじゃん、とか。
とはいってもお嫁入りの話が本格的にならないとこちらも本気にはならないでしょうから、今はただ眺めているだけなんですけどね。
というか、そもそもで言えば、私がロードスターの幌交換(と足回りのノーマル化作業)をちゃんと仕上げてしまってあれば、何もキャンバストップなどに目移りする必要は全くといっていいほど無いんですけどね。
でもなぜか心惹かれるキャンバストップ。どこかで一度は乗ってみたいなあ。別にそこで夢が醒めてしまうことになっても全く構わないので。
そんな中で、今までに「これいいなあ、乗ってみたいなあ」と思った、クルマ本体ではなく、車の装備があります。それが「キャンバストップ仕様」です。
もちろん開放感はキャンバストップではオープンに敵いません。でもオープンカーというものは車の完成度という面からすると、ノーマル車を改造した程度でははっきり言って「高いわりに大した事がない」レベルの製品にしかなりません。結局は、屋根を「切り飛ばす」という行為は現代のモノコック構造のクルマにとって自殺行為でしかありません。ボディ剛性のバランスはグズグズになってしまいます。
という事になるとオープンカーは専用ボディでなくては大した製品になりえない、という事になります。そうすると選択肢は限られます。もちろん、丸目のセリカのオープンとかも好きには空きなんですがね。
では。
サンルーフでいいじゃないかという声もあるでしょうけど、あれは天井が異様に重くなります。そこが欠点です。その他に、サンルーフ付き車は大概、屋根の内装がガラスの厚み分とスライドレールの厚み分(最低2~3センチ程度)低くなっているため、私のように座高の高い人間はその厚みを避けるように頭を傾けて運転しなくてはならなくなるのです。もちろん車の室内高の設計にもよりますけど。
特に昔の車は屋根の低いクルマが大半でしたから、そういう風になる可能性は高かった。
しかもサンルーフはそれほど大きくはありません。開いたとしても運転席・助手席の頭上空間のみ、という感じですから、それほどの開放感でもない訳です。
メーカーとしても色々試行錯誤はしていて、例えば初代カルディナでは「スカイキャノピー」なる、変なガラスルーフ仕様車を出していました。評判はさっぱりでしたが。
次に打ち出したのは同じくカルディナで「エアリアル」というタイプです。通常のサンルーフに比べ、ガラス面積を2倍にしたという、まあ大型サンルーフと言っちゃえばそのまんま。確かに開放感は今までのものよりもあるのですが、それでも大きいサンルーフというだけなので、後退時にガラスの後が屋根からはみ出てもいけません。そのためなんだか中途半端な感じは否めませんでした。個人的には好きではありましたが。
お次はハリアーで採用した「マルチパネルムーンルーフ」なる物です。大雑把に言えばガラスを1枚ものではなく、何枚かの短冊状にして、それが蛇腹状に1枚づつ後を跳ね上げては後方に押し寄せるという形で、より大きく屋根が開くようにしたものです。これはちょっとそそられるのですが、これだけでメーカーオプション価格16万8千円也ですし、これだけのためにハリアーを選ぶというのもなんだかなあ、と。
そんな訳で、「軽くて開放感がある」、「なおかつボディ剛性の落ちもそれほどない(屋根の中に入れる横桟が入れられなくなる分)」、「ベース車に比べ、それほどトップヘビーにならない(却って軽くなる?)」を満たす物としてキャンバストップ車に心惹かれております。
1度は真面目に買おうとしました。それは、復活キャロルのキャンバストップ仕様。あの丸目のやつですね。
色は青が良かったなあ。それを5MTで乗る。中古車としては捨て値価格である20万円程度で売っていた所があったんですよね。もっとも10年落ちの、ろくに人気のない軽ならほとんどそのくらいの金額で売ってる訳ですが。
ところが、もう1人の私が囁いたのです。そんな趣味丸出しの車に20万も出してどうする?と。お前馬鹿じゃないか?とまで言われました。まあ、確かにその通り。代車にも使えそうになく、おそらくボロいだけのクルマだったでしょうし。
そうこうしている間にセルボ君がお嫁入りしてきましたので、キャロルキャンバストップの話はお蔵入りしてしまいました。
どうも、秋口にはルポ君はお嫁入りしそうな雰囲気です。それ以前にアイも嫁入りするかもしれません。するとお次の候補も考えておかなければいけないのですが、フラフラと見ているとプジョー206のワゴンならキャンバストップ仕様があるの?とか。デミオにもキャンバストップ仕様があったじゃん、とか。
とはいってもお嫁入りの話が本格的にならないとこちらも本気にはならないでしょうから、今はただ眺めているだけなんですけどね。
というか、そもそもで言えば、私がロードスターの幌交換(と足回りのノーマル化作業)をちゃんと仕上げてしまってあれば、何もキャンバストップなどに目移りする必要は全くといっていいほど無いんですけどね。
でもなぜか心惹かれるキャンバストップ。どこかで一度は乗ってみたいなあ。別にそこで夢が醒めてしまうことになっても全く構わないので。
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