2008年1月16日水曜日

せんせい

世の中には色々な先生がいらっしゃいます。学校の先生やら塾の先生やら。
ぼく的に先生というと、先生という呼称よりは恩人という方がいいかもしれません。学校の先生にも恩人と呼びたい方が居ます。セールスの先生(というか、現在の道すじの端緒を開いてくださった人)、クルマの営業の先生、オーディオ関係の先生などなど、ものの見方、考え方に大きく影響を与えてくださった方々。そうした多くの先達の方々の中の一人に「桝谷英哉」さん、という方がいらっしゃいます。

聴いたことがある方も、いらっしゃるかも知れません。既に鬼籍に入られている方です。ただ、この方を書籍上で知ったのはまだ存命中の頃でした。そのときに何らかのコンタクトを取らせていただければよかったと、今では思います。その強烈な個性は、ご本人の書かれた著書からも存分にうかがえます。

今回、リンクサイト様一覧に「らかす」様を加えさせていただきました。この方の文章も非常に面白いのですが、このHP内に、「らかす」の管理者さんと桝谷さんに関する思い出話が収録されています。オーディオにご興味のある方には面白いのではないでしょうか。個人的には、桝谷さんの強烈なキャラクターと、その主義主張の組み立てに、ものすごく惹かれるのですけどね。

という訳で今回は「らかす」さんと桝谷さんのご紹介なのです。 

2008年1月14日月曜日

モデルチェンジのココロ

セールス、というか営業に携わってきて、どうしたものか、と思うのは、「どこまで自分の意見を出したらいいのか?」という境界線です。

今日も、とあるお客さんの所にいってきまして、クルマの話をしてきたのですが、あれこれお話をさせていただいているうちに、ふと「柴田さんなら、どれを買うの?」と、真顔で聞かれてしまい、結構どぎまぎしてしまいました。
どこまで本音を言ったらいいものか、と思ってしまうんですよね。もちろん、自分がお金を出すわけではないし、自分の好みをあまりにもはっきり言ってしまって気分を害されても嫌だし。
かといってあちらを立てればこちらが立たず、という事になりがちですから、結局のところ何を言っているのか分らなくなってもしまいます。まあ、そのまま言っちゃうと、今回、お客さんがお考えになっている車はフィットなのですが。

フィット自体は説明の必要もないほどに、爆発的に売れたホンダの看板車種です。今回そのフィットが初のモデルチェンジを行いました。ホンダにとってこれはかなりの試練であったろうと思います。だって、今までは誰かの後を着いて行けば良かったメーカーだったはずですが、先代のフィットはあろうことか「カローラ」の月間販売台数を一時的にではあるにせよ抜いてしまったクルマです。
まあ、そんな所はともかく、今回のフィット。いたるところに消化不良の跡が僕には見え隠れしているように見えてしまいます。失敗できないが故のプレッシャーが相当あったんだろうな、と思うのですよね。つまりプロダクトとして突き抜けたところ、素直な印象を感じない。
先代フィットには、そういった重圧はありませんでしたし、「ウチとしてはコンパクトカーをこう作る」という明確な、そして、のびのびとした所がありました。それが、非常にクリーンな印象のする清々しいプロダクトになったと解釈しています。

確かにモデルチェンジを受けると、先代の不具合点や品質面での欠点は修正されてきます。ところが、2代目以降を出すというと、それがルーチンワークと化してしまい、それに伴いプロダクツとしての志が失われていく例は少なくないように思います。プリウス然り、エスティマ然り。思いつくだけでもセルシオ、MR2、ED、イプサム、ハリアーなどなど。他メーカーも含めてその他たくさん。オデッセイとかもそうですよね。
そんなわけで、お話しは最初に戻るのですが、どうもすっきりとフィットを勧める気になりません。それならばいっそ、新車だけでなく、中古車という選択肢も含めて、「フィット」というコンセプトが気になるのであれば、いっその事、先代フィットをお勧めしたい気分なのです。追い金も少なくて済みますしね。

10年モデルチェンジしない、という事を標榜しているクルマというと「マーチ」(現マーチが、それほどの完成度を誇るプロダクツであるかどうか、という事はここでは措くとして)がありますが、先代フィットも10年はそのまま作ります、という事を言ってもよかった製品だったような気がします。R32スカイラインも、当時は「10年モデルチェンジしない」といっていたらしいですが、やらなくてもいいものなら、そのまま作る、というのも勇気ある判断だと思うのですがね。
よくコンピューターの分野では、「Ver.○○」という言い方がありますが、クルマもよく売れている型であるなら無理に「Ver,2.0」を目指すより「Ver,1.2」とか「Ver,1.5」とかで抑えておいて、より完璧な「Ver,2.0」を目指す、というようにならないかな。ならないだろうな。

2008年1月12日土曜日

結局は一番普通のものに

一昨日の夜から、ちょっとおかしいな、と思いつつ、昨日一日はなんとか過ごしたのですが、やっぱり体調がおかしい。という事で夜から風邪ひきモードに入り、ずっと寝ていたかったのですが、約束もあったりしてそうもいかず。こういうところは自営業はつらいですね。全部一人ですし。

そんなことはおいといて、色々悩みまくっていましたが、結局ごくごく普通のクラシックになりましたとさ、というお話です。
以前、自分の持っている第三世代のiPodのバッテリーがかなり弱い、というお話はしました。このため一緒に出かけしていてもいつもバッテリーの残量が気になりっぱなしなので、BOSE のWAVE RADIOに繋ぐ、という使い方を思いつくまでは机の上で埃まみれになっていました。
という事で、何か新しいのを買おうかな、とは思っていましたが、touchは高いし、容量が微妙だし。nanoも同じく容量が小さい。音質面ではともかく、持ち出す、という事においてはshuffleに敵うものはないし。まあ、すでに手持ちのCDはすべてiTuneに読み込ませてあるので、既に選択肢はiPodのみ、になってしまっているのですが。音質面に関してはコロパパさんのお話も聞いてはいましたが、まあ、技術の進化を素直に信じることにしました。おいおい書いていこうかと思っている(本誌「しばた新聞」中の「オーディオのココロ」)のですが、結局はいくら気にした所で、本体以外の機器のレベルでかなり左右されますから、ここで気にしたところで、shuffulより悪化する事はないだろう、と割り切りました。

という訳で、結局classicになりましたとさ、というところに落ち着きました。ネットでは色々書かれていますが、確かに同梱物が少ない。え?これだけ?って感じ。もう、分ってるよね?ってappleに言われてるみたいですね、なんか。
後は、あいかわらずセンスのいいパッケージをひとしきり「ふーん」と眺めた後、おもむろに開封して、本体を取り出しました。そして例の本体を覆っているフィルムを剥がしたのですが、ここでちょっと考え込むことに。そう、あのモノリスへのオマージュとしての裏面の鏡面加工パネルです。買う前は、どうせ消耗品と割り切っていたので、傷つき防止のシリコンケースなんぞ、買う気は毛頭なかったのですが、実物を目の前にすると気が引ける。もう、「ウホ、ウホ」てなもんですね。ああいう仕上げにする気持ちも分らないではないですけど。
今回の80Gもの容量は、車の写真でも入れといて、仕事にも使おうかとも思っていたのですが、あの鏡面パネルが傷つくのは忍びない。かといってシリコンケースを買うのもなんか悔しいし。うーん。とりあえず自分的には本末転倒ではありますが、今のところ3Gのバッテリー交換に挑戦してみる気になっています。失敗してもclassicが残ってるし。

迷走してるなー。というところで、今日はもう寝ます。

2008年1月10日木曜日

コーティングのお値段

なかなか自分のクルマを塗った事のある人、なんてのはそうそういないとは思いますが、車を洗ったことのある人は結構いると思います。そんな方々の中で、一生懸命ワックスをかけたことのある人も少なからずいらっしゃるかと思います。
さて今日のコラムは、そのコーティング作業。世の中には実に、いろんな塗装表面を保護する商品というものが出回っていて、かえって、いろいろな種類がありすぎて選べなくなってしまっているのが現実だと思います。その前に。
そんな色々弄ばれている新車たちの塗装とはどんな具合なのか?どのようにして仕上げられているのでしょうか。

現実問題として、お客様にお買い上げいただいて、お納めさせていただいた瞬間、というより、生産ラインを出て、ディーラーの新車置き場に向かったそのときから、クルマ達はなにをされても文句の言えない、実に厳しい世間の風を存分にその体で味わう事になります。そのことを重々承知しているメーカーは、まるで自分の娘達に、せめてもの手向けと、あの手この手の花嫁衣裳を用意しているのです。
それが、亜鉛メッキ槽ドブ付けのメッキ鋼板であったり、防錆塗料のドブ付け塗装であったりするわけです。そんな入念な下地塗装の後、中塗り、上塗りという工程になるわけですが、ここで使用される塗料たちは特に入念に選別し、特別に精製された、対候性や対擦り傷防止性能、対紫外線性能、耐熱、などなど、あらゆる気象条件や保管条件を考慮されたものとなっています。

という訳で、この辺で、半ば一つの答えが出てしまっているのです。そう、何もするな、という事ですね。ここまで入念に設計され、作られた塗装表面は既に独り立ちできるように仕上げられているのです。
ところが、あちこち走っても走らなくても車のボディには、すぐに埃が乗ってしまいます。泥もつきます。時には飛行物体から石が飛んでくる事もありますし、言葉通りの爆弾が落下してくることもあります。
このため、気まぐれなオーナー様の「いつも、きれいなクルマでいて欲しい」などという、半ば無茶な要望にも耐えうるべく、ある程度、クルマというものは乱暴に洗っても大丈夫な性能までも与えられてはいるのですが、ここにいたって、やっとコーティングの存在意義、というものに行き着く事が出来るわけです。
という事でやっと本題、なのですが、少々ここに来るまでが長すぎたようです。書いているほうが息切れしてきてます。という事で、明日に続く。それでは。

クルマのお手入れ

初めて車のワックスというモノを意識したのは、やはり初めて新車を買ったときでした。ボディーカラーは黒のメタリック。
当時のお客さんで洗車場を経営された方があったので、初めてコイン洗車という所に行って、そのクルマを洗い、一生懸命ワックスをかけたのを今でも覚えています。初めて買ったワックスはシュアラスターの半練タイプ。それが良かったのかどうか知りませんが、とっても綺麗になったものです。

時は流れて、自分のクルマに初めてコ-ティング、というモノをかけたのは、忘れもしない平成10年12月に買ったマークⅡの新車でした。マークⅡ誕生30周年記念車という事で、「トラント」という別ネーミングの特別仕様車でした。ボディカラーは当時、誰も選ぼうとしなかったダークグリーンのツートンカラーです。

ボディカラーというものは時代時代で流行り廃りがあり、バブルの頃は黒やダークグリーンがかなり売れた時代であったそうです。が、その後、流行は白やホワイトパールを経てシルバーやなどが大勢を占めるようになってきました。最近はまた黒いクルマを見るようになってきましたね。
それはそうと、悔しい事に、誰も買わないだろうと思っていたこの色ですが、自分のクルマが営業所に搬送された途端、その色を見たお客さんから「結構良いな」という事で、5台ほど立て続けにこの色が売れてしまいました。浜松で1台だけだと思っていたのに。このクルマは結構気に入っていたので、自分としては長期間3年半も乗ったので、今でもお客さんの中では「柴田の乗っているクルマのイメージ」としてこのマークⅡを上げる方が多いです。

ま、それはそれとして、買った色が色だっただけに、手入れのことは、かなり気にしていました。気に入った色でもありましたしね。そこで、初めてコーティングの登場となったわけです。
車というのは、選ぶときには一生懸命考えるんですが、買った後は結構早くアキが来てしまうものです。それはなぜかというと、慣れもあるでしょうが、当然外に置いてあって普段乗って出かけるものですから、汚れるのも早いんですね。で、また、洗うのが非常にめんどくさいわけです。特に車が大きくなればなるほど。しかも今時は寒いですから、よけいに億劫。
ところが、コーティングをしてあると洗うのが楽なんですよ。しかもピカピカになりますから、よけいに洗いたくなる。で、また綺麗になった車がもっと好きになる、という良い循環をもたらしてくれるわけです。ですから、そのマークⅡに乗っていたときは、年に1回、つまり毎年コーティングをし直してもらっていました。綺麗になって返って来るもんですから、よけいに可愛くてね。

確かに、その分お金がかかることも事実ですが、きれいな車っていうのは良いもんです。愛情を持っていれば、その分扱いも丁寧になりますし、クルマそのものにも興味が湧きます。なんせ、洗車は整備の手始めっていうくらいですし、洗わないと車の状態は分らないものです。
そろそろ今のクルマにも飽きてきて、クルマを買い換えようと思っている方は、もう一度クルマの外装を綺麗にしてもらってみたら如何でしょう?ついでにタイヤなんかもクタビレテいるようでしたら換えてあげたりなんかすると見違えて戻ってきますよ。

冒頭の写真は僕のロードスターです。今はガラスコーティングをかけてもらってありますので、光沢も以前とは違います。そして楽なのは水弾きがいいこと。
よく、水は玉になっちゃいけない、とか言いますが、確かに日なたに置きっぱなしなら、それは正解。でも直射日光の当たらない日陰で、しかもマメに洗ってある状態なら、表面に汚れが染み付く事もないですし、焼きつく事もないでしょうから、それならばかえって水弾きのいいほうが、いいと思います。
今の手入れは、よくあわ立てたカーシャンプーをスポンジに取り、力をいれずに撫ぜてやって汚れを浮かせた後、ホースで水をかけるだけです。流すだけで、ゴシゴシこすらなくても汚れは落ちていきますし、ボディサイドでは勝手に水玉は落ちていきます。弾きがいいとセーム皮での吹き取りが非常に楽ですから、ここでも表面を擦らずに済みます。

手間をかけずに愛情をかける術があれば、そのほうがより、クルマが好きになれる気がします。そのためのコーティング代なら安いものだと思うんですけどね。

2008年1月6日日曜日

気にならないのかな?

と、言いますのは、身の回りに何人かDELLを使っている人がいるのですが、気になって気になって仕方がないのは、そのキーボード。見てると大体、一緒についてくる「標準タイプ」のキーボードをお使いになっていらっしゃる。私も最初は何も考えないで、注文してしまった標準タイプキーボードを使っていたのですが、ダメでしたねえ。我慢ならずにシンクパッドの可搬タイプのキーボードを買って来て今使っています。

ただ、もし今、このタイプのキーボードが気になっている人があればの話ですが、あまり期待しないほうが良いです。シンクパッドのキータッチを期待して(自分のように)使うと「あれ?」と思います。何でこの程度なのか、とね。
もし仮に中味がシンクパッドのものと同じものであったとしても、このキーボードの筐体はペラペラなので強度が足らず、おそらく、きちんと入力された力に対する反力が指に返ってこないのと、キーに掛かった力がどこかに分散しているのでしょう。遠くシンクパッドのキータッチには及ばないのが現実です。

そんなわけで、思いついたときに、ヤフオクとか、お店などでキーボードなんかを見たりしているのですが、これと言うものがありません。アップルのキーボードもどうかな、と思ったりしたことがあるのですが、どうなんですかね?カッコイイことはカッコイイですし、金額もこんなものかと思うので、使ってみようかとも思ったりしますが、身近な人で使っている人がいない(というより、そこまで気にしている人がいない)ので、エイヤッと思い切る勇気がないんですよね。
最初はトラックポイントがあったほうが、と思って今のこいつにしたのですが、マウスがあればそちらを使ってしまうので、結局はノート用の装備だったんだな、とあらためておもいました。という事で、普通のテンキーつきでいいかなと思っています。

興味のあるキーボードというと、以前、木で出来たキーボードというものがありました。ものすごく高いんですよね。その他にはLENDA16とかいうアルミ削りだしのボディをもつキーボードがありますが、これも結構な金額の奴で、参考価格98,000円だとか。うーん、買えん。
今回の月刊「しばた新聞」では電卓選びを採り上げましたが、1万円の電卓にも躊躇するのに、キーボードが10万じゃなあ。うーん。程遠い存在ですね。どなたか、お勧めのキーボードがあったら教えてください。

終わりました

終わったー。という事で、本日中に印刷・袋づめが終われば(終わるのかな?)、明日・明後日にはお配りできるかな、という甘い段取りを考えております。

いつものように、書くときは結構色々考えて書いているつもりなんですが、書き終わって読み直すと、意外にさらっと読み終えてしまい、内容の薄さと、文章力のなさとを、いつものように思い知らされるのですが、まあ、いまさら嘆いても仕方がないので、次号もまたシコシコ作ると思います。

それでは、お楽しみに。

そんなわけで、また明日から(今日から?)Web版しばた新聞も再開です。
そういえば、明けましておめでとうございます、でした。本年も宜しくお願いいたします。

カウンターとかつけてないので一体どのくらいの閲覧数があるか分からないんですが、もし、ごらん頂きましたなら短くても結構ですから、コメントをいただけるとありがたく思います。

というのも、なるべく、自分で記憶の引き出しを、あちこち開けているつもりではいるのですが、すべりが悪く、開け忘れたまま放置されている引き出しもある状態です。何らかのきっかけで、その存在を思い出すこともありますが、そのきっかけというのは、お客さんとの会話である事が多いのです。
私事ではありますが、ボケ回避の為、ご協力いただけると幸いです。

そんなわけで、本年も宜しくお願いいたします。

柴田