2010年4月6日火曜日

近頃はセンサーがよく故障する

ここ数日は、センサーの故障が相次いでいます。近頃の人気ナンバーワンはO2センサーです。

排気ガス検査機器大手「ホリバ」の社長曰く「センサーなどという精密機器を排気ガスの中に突っ込むなんて、以ての外だ」ということを当時、排気ガスの検査機器の開発を提案した開発者に対して言った、ということですが、その言葉通り、排気ガスの出た直後に設置されているO2センサーが相次いでお亡くなりになっております。やっぱ、こんな所にセンサーを設置しようという方に無理があるんだろうなあ、という感じです。

たかがセンサー、されどセンサー。実はこいつ、ちょっと値の張る代物で、部品代2~3万プラス工賃という、作業のゴーサインを出すのにはちょっと躊躇してしまう金額のブツなんです。


そのお役目はシリンダー内の燃焼状態の把握です。


つまり、排気バルブの直後に排気ガス中の酸素濃度を測るセンサーを設置し、排気ガス中にある酸素濃度を測定することで、より完全燃焼しうる燃料の濃さを計算し、改めて燃料噴射量を再調整しよう、というものな訳です。「酸素が残ってる」イコールNOx生成量に直結しますから。

まあ、NOx規制値に極端に比重が高いらしい現行の排気ガス規制内容が如何なものか、という事は置いておくとして。

直噴ガソリンエンジンの頃になるとシリンダー内部に直接センサーを突っ込んで、なんて話も目にしましたが、それ以前の話だと排気ガス中の酸素濃度を測ってそれを元にフィードバック制御を行う、という手法が一般的であったようです。


ちなみにその後、O2センサーは排気ガス中の酸素濃度を測るだけでなく、ピストン吸入側にも設置されるようになり、INとOUTで、出入りの酸素量の差を測る、なんてことまでするようになりました。

余談ではありますが、最近流行のV6だとか、V8なんてエンジンになると「INとOUT」の2つで一組のセンサーが「左右の片側バンクごとに1組づつ」、つまり計4つのセンサーで構成される仕組みになっているものもあります。

もう一つややこしいことに、センサー部が冷えていると上手く検知部が機能しないなんて事があるようです。このためエンジンを掛けた直後から直ぐにセンサーが働くように「O2センサーヒーター」なるものまで組み込まれているそうです。で、またここがよく壊れるんですね。

巡行状態の燃焼状態はともかく、最近の排気ガス規制は冷間始動直後(つまりちょっと濃い目のガスを入れないとエンジンがかかってくれない時期)の「一番排気ガスが汚れている領域」を改善しないと規制値をクリアするにはどうにもならないレベルまで来ているようなので、ここの領域でセンサーが作動してくれないと規制値が通らない。もう、ムリヤリ寝ている子を起こして働かせるもんだから余計な所が壊れる、というループを形成しつつある訳です。


以上の事をまとめるとこういうことになります。


エンジンを掛ける


エンジン制御をするための大本となる情報収集のためセンサー作動開始

(エンジンは普通に動いているが)センサーが壊れるorセンサーヒーターが作動しない

センサーから来るべき情報が来ない

コンピューターが「エラー状態」と判断

メーター内のウォーニングランプの種類は限られているので、大概「エンジンのウォーニングランプ」が点灯する

ドライバーは「何かやばそうな感じの形をしたランプが光っている」と思う。よくあるパターンとしては「壊れた」と思いこむ。

「柴田さん、変なランプが点いてる」と電話がかかってくる

となります。


もちろん環境保護は励行されてしかるべきだと思うのですが、そのために大掛かりな仕掛けを構築され、それにまた脆い部分があり、そのために更に廃棄物が増えているということもあるループは如何なものか?という気がしないでもありません。

そんなことよりも、通常求められる程度のスペックの機械はともかく、どう見たって過剰なスペックの機械を嗜好する方々からキチンとそれなりの負担を背負ってもらい、代償を払ってもらうほうがいいような気がするんだけどなあ。どうせその方が余計なエネルギーを食うし、さらに過剰な廃棄物を排出するんだし。

例えばエンジンのシリンダー数は6発以上、1気筒辺り500ccを超える排気量なら贅沢品とみなす、とか。その辺までが庶民としての分相応の範囲だと思いますけどね。加えるならば車両重量1.5トン以上とかさ。普通に使う分には4発・2000ccの1.3トン程度までで十分でしょう。


なんにせよ、センサーなんぞ使わなくてもいい程度のスペックを指向していくべきだと思うんですがね。




話は変わりますが今回、車齢18年超の車は重量税の減免が無いとのことなんですが。


ええー?そりゃあないでしょう?逆にあの頃までの車は軽かったんですから。


ということで今回の措置により確実に初期ロードスターユーザーの支持をなくしましたね、民主は。まあ、元々そんなものはなかったという説もありますが。



ということで今日のお題は「本体は壊れていなくても、付属品が壊れることで泣きを見る」というお話でした。それでは。

2010年3月31日水曜日

専制政治の中心で「友愛」を叫ぶ

最近の民主党の行方を見てると、ついついこんな言葉が浮かんでしまいました。母ちゃんからの「子供手当て」についての言い訳も、まあ「親が親なら子も子」だっただけの事かと。

ちょいと小耳に挟んだ言葉で「お前、アタマ民主じゃねーの?」という、私が言われたら最高に腹の立つ侮蔑語をみんなで流行らそう、という小話がありましたが、いい加減このしらけムードは何とかならんものかなあ、と思ったり思わなかったり。

なんだか疲れる世の中になってきたなあ。

保険会社のミスリード

昔、社会科の授業で「国会は予算を作るのが最大の仕事」云々というくだりがありました。当時は違和感があったものですが、現実的にはお金の注入量に抑揚を付けることで各部門、各機関をコントロールしている(しようとしている)訳です。
これが良いか悪いかはともかくとして、同様の手法で保険会社は「手数料体系」を細々といじり代理店をコントロールしようと試みています。ひねくれた見方をすれば、この手数料率体系を構築する際の配慮不足が色々な弊害を引き起こす根源になっているともいえます。

例えば、火災保険。


ちょと前に朝日新聞か何かで「保険料の取りすぎ」を取り上げられ、あれが発端になって来月からの火災保険料率変更や、保険契約時の「契約者の意向確認シート」取り付けなどという、私に言わせればくだらない作業が増えたわけです。


事の発端はやはり「プロでない人」に仕事をやらせたことでしょう。ありていに言えば銀行ですね。


真面目な話、火災保険の代理店手数料は自動車保険などに比して、非常に高額です。しかもほとんど保険金請求などありません。つまりほとんどの火災保険契約は「取りっぱなし」となっているのが現状です。

しかも、複数年度、特に一般家庭などの火災保険の場合は20年とか30年一括の長期契約で住宅ローンの中に組み込んでいる場合がほとんどです。担保保全とかいう名目で、ですね。まあ、この辺のお話はまたいずれ。



近頃の保険会社は代理店の規模を大きくしていく施策をとっています。素直に考えれば代理店の頭数を減らし、事務品質の高い有力な代理店に契約を統合し、保険会社社員1人の管理できる代理店数を増やしていき本体の人員を削減しよう、という狙いだと思います。


本体の人員を少人数で出来る体制に持って行くのはまあ良いとしましょう。でも、代理店の規模を大きくすることがいい方向性なのか?と不思議でなりません。


私が代理店研修生であった頃言われていたのは「自宅を事務所にするのであれば、事務所の玄関と自宅の玄関は別々にしてください」とか「事務所にはパーティションで仕切られた応接セットを用意してください」とかいう事でした。

何で?と聞くと担当社員は平然として「別個の入り口を備えた、きちんとした事務所を構えていただき、そこには来客者をキチンと応接していただくスペースも備えていただきます。そこには専任の事務員さんも1人常駐していただく。そうした代理店さんを我々は求めています。また、そうした質の高い代理店には相応の手数料率を適応させていただいています。」

はあ。テレビドラマの見すぎじゃねえの?馬鹿馬鹿しい。


来店型といえば聞こえはいいんだろうけど結局それは「契約数を追う」という事に特化した形態であって、契約者のフォロー重視を考えれば事務所は単なる事務所以上ではなく、単なる活動拠点である、という考えだって当然あってしかるべきでしょう?

ネット契約の保険がこれだけ台頭している現状を考えれば、「仕方ないから契約しておく。でもそれほど重要性を見出していないから、できることなら安く済ませられるものならそうしたい。」という風潮はアリアリだと思うんですが。
少なくとも「この人と契約したい」という積極性を契約者に持って頂く為のプレミアムをどうするか、という事を真剣に考えるべきでしょう。偉そうなことを言っていてもそれが私にあるかどうかは分かりませんが。



また、代理店の統合・大型化はいいのですが、しょせん1匹狼の代理店連中は、はぐれ者が多い(私も含めて)ですから「清き流れに似つかわしくない」というか、そういうことが不得手だから独立してきた、という事もあるわけで。


あんまり馴れない事をやらせようというのはどうかと思います。もちろんそういうことにも挑戦していただくのは決して悪いことではありませんが、気が付いてみれば「兵(つわもの)共が夢のあと」にならなければいいのですがねえ。


もう一つ言うと、事故相手の代理店として規模の大きいらしい所とあたると今まで碌なことがあったためしがありません。そういう意味でも嫌だなあ、と思っています。

2010年3月20日土曜日

事務所改装計画

今までポツラン、ポツラン、と事務所の設備什器を揃えてきました。最初は小さな机。次にパソコンラック。でも結局事務スペースと確保しないとそれ以上の作業をしなくなるので、平板の机を確保しました。
そのあとは、それらをどう組み合わせてどういう作業スペースを作り出すか、に知恵を絞るようになりました。6畳間の畳敷きの部屋が事務所ですから、とりあえずはウッドカーペットを敷いて何とかキャスター付きのイスへの適応性を拡げたり、掃除のし易さを考えてみたり。パソコンは机の上に置くことは必須にしても、その前後の作業の都合上、左右には物を置くスペースが必要だ、とか、出来ればアリコ時代のオフィスのように机の上には極力物を置かなくても済むようにしておきたいとか。
流石にトヨペットを辞めて5年、完全に独立してから3年ほどにもなると、使うもの・使わないものがはっきりと分かれてくるようになります。

そんな訳でそろそろきちんとしておきたいなあ、と。


いい仕事はいい仕事場から生まれますからね。必ずしもいい仕事場であればいい仕事が出来るとは限りませんけど。


ということで、ちょっと設備什器を奮発してみることにいたしました。セット総額では定価40数万ということですが、ソコはそれ、中古で済ませているのと、ネット時代の恩恵を十分すぎるほど活用して、輸送費込みで10分の1以下の金額でオフィス用品一式を賄ってしまえました。上の写真は今日届いた梱包状態のままの什器たちです。

せっかくの3連休なんですから、期間中の仕事もありますけど事務所の掃除と共に、レイアウトなどに時間を費やしたいと思います。もう1日過ぎてはしまいましたが。


ということで明日あさっての更新が出来るかどうかわかりませんので御了承ください。

ルポ サルベージ

今朝も早くからアレヤコレヤと忙しない一日でした。で、そうした合間を縫ってルポのサルベージ作業も同時並行です。

まずはナビゲーション。元々付け替えてあったナビゲーションですが、動いていないのなら外すしかないし、復活する見込みがあるのなら何とかしたい。

というわけで、こういう電気物でしかも輸入車となれば、まずは基本のヒューズボックスからチェックを始めます。幸い運転席下の小物棚にヒューズボックスは設置されています。

しかしチャチな組付けだなあ、これ。日本車ならもっとしっかりヒューズを咥え込む筈だけど歯槽膿漏の歯のようにグラグラしてる。

で、これを一つ一つ外して真鍮ブラシでコシコシ磨き倒し、接点復活スプレーも併用しつつ、再度組み込んでいきます。作業自体は単純なんだけど数があるから面倒くさい。途中、2度ほど電気火花が飛びましたが気にせず作業は続行。
本当はこういう作業はバッテリーを外してからやるのが基本ですので、皆さんはズルをしないで、バッテリーのターミナルを外してやってください。


さて、全部のヒューズの磨きなおしをしたあと電源オン。






変わんねえや。





でもなんか?あれ?イルミネーションが復活してるようなしていないような?気のせいかな?



耳を澄ますと何やら「フィーーーーーン、フーン、チキッ、コロコロコロッ、クーーン、フィーーーーーーーーン」と、どこかで聞き覚えのあるHDDの作動音らしき音が聞こえてくるじゃあありませんか。おお、生き返ったか?

ですが、いつまで経っても液晶画面には何の反応も出ません。うーんこりゃあダメか。

で、そのまま放置したまま事務仕事に戻り、精算業務や帳簿整理、再請求書類を作ったりなんだり。このあと出かけるに際しては一度であらかたの仕事が終わるように段取りを考え、行動ルートを考え、また、その際に必要なものを整え。

で、時間も押し迫ってきましたので、そのままになっていた工具類もルポの中に押し込み、そのまま出かけました。


すると。



なにやら「システム再起動」とか言う表示が出始め、そのうち修正プログラムを読み込んでいるとかいないとかの表示が。それが終わると「プログラムディスクを挿入してください」だって。でもそんなもの、前オーナーから受け取っていないし、ましてHDDナビにそんなものは無いでしょう。で、アチコチのボタンを押すとそのうちテレビ音声が流れ始めました。でまた、いじっているとFM音声が。でも画面は切り替わらないんですよねえ。



うーん。オネムの時間が長すぎて歌うべき歌までも忘れてしまったか?


でもまあ、変な雑音もするし、結局はHDD交換とかリビルト品に交換とかなると結局数万かかるんだろうなあ。


ということで、まずはナビを諦めることにしました。別になくても困らないし。必要な時はベンツで行けばいいことだし。





ところが今度はこのナビが外れないんだよねえ。もう少し後の人のことを考えてくれないかなあ。何とか外したけど。

ネットを見ても、純正オーディオを外してナビを付ける、という記事はあってもその逆は見当たらないんだよねえ。当たり前といえば当たり前なんだけど。
そんなこんなで今日はナビ本体を外した所までで終わりになってしまいました。明日(あ、もう今日か)の午前中には純正オーディオに戻したいなあ、と思っております。

あ、そうそう、トルクスのセットを買ってこなくては。向こうの車はドライバーだけじゃあダメなんですよねえ。

2010年3月19日金曜日

早いとこルポを仕上げなくては

昨日は午後から京都へアイの仕入れに。帰宅したときには既に9時を回っていました。
今日は1日事務仕事をしつつ、ちょっとゆっくり......、という甘い考えを持っていたのですが結局朝から終日、出たり入ったりの1日となってしまいました。
そんな中、アイがひょうんなことから長期出張することに。まあ、代車としてなんですが。

ただ、便利で可愛いアイ君がいなくなったことでとあることに気がつきました。「アイがいなくなると途端に代車に苦労する」。これですね。

いつもはこの時期、私自身としては比較的暇なので、ゆっくり確定申告をしたり、明日は何をしようかなーとか、逆にこの先が少々心配になりつつも「まあ、い つもこの時期は暇なんだから」と自分を慰めてみたりといった具合なんですが、今年は昨年初冬の頃から忙しい。なんだかんだといって割り合い仕事が途切れる ことなく今に至っています。ありがたいことなんですが。

ただ、そんなわけでアイを買ってきたものの。気になる所が無いわけではないにしても。まあ、ほどほどにキレイで、ほどほどに快調で、特に言う事もなく、快適装備はほぼ揃っている。
こんないい子なために何にもせずにここまで来てしまいました。まあタイヤだけは換えましたが。

つまり何にもしなかったのはアイだけに限らず、ルポもベンツもロードスターも。みーんな何にもせずに時は流れていたのです。アクティ君はお嫁入りしちゃったし。で、今日からアイ君は代車へと旅たったわけなんですが。

しまった。ルポに何にもしてなかったっけ。とりあえずオーディオだけでも何とかしなくちゃ。一度も洗ってもいないし。


問題その1 動かないナビゲーション。イルミネーションすら点かないので、どうやら電源そのものが来ていない様子。という事は本体の裏にあるヒューズでも 飛んだか、それともオーディオ電源のヒューズでも飛んだのか?それとも結線不良か?いずれにしても電源が来ていないことは間違い無いので、まずはここから ですね。

問題その2 汚い内装。まあ、極々普通に使っていればこれ位は仕方ないレベルなんでしょうけど。でもやはりパワーウインドウスイッチ・ドアハンドル近辺と かの、よく触る所や目に付くところくらい何とか小奇麗にしておかないとみっともないし。できればシート外して洗いたいところなんだけど、このシート、サイ ドエアバック入ってたのね。ダメじゃん。とにかく徹底的な掃除機掛けからですね。

問題その3 洗っていない外装。水垢が付き始めているし。黒い所もなんだか白っぽい。ここはグリム緑(オートグリム バンパーケア)でキチンと黒くしてあ げねば。あとはタイヤハウス内部にこの辺にはない赤土の泥がついていて目立って仕方がない。本来ならタイヤ外して掃除してあげたい所だけどソコまでやる気 力は無い。まずは泥落としだけでもせねば。

まずはそのくらいですか。で、しばらくしたらタイヤ交換ですね。ボディのごつさは重々感じるのですが、今の状態のままだとタイヤがヘタレです。コンチにするか、ミシュランか。


とりあえず、土曜日の午後にはルポにも働いてもらわねばならないので、明日中にはオーディオだけでも何とかしないと。夕方はまた出かけなくてはいけないし。

まだまだ忙しい日は続きそうです。

2010年3月15日月曜日

子供の為の任意保険

なかなか悩ましい季節です。

そう。子供の免許取得に伴う自動車保険の年齢制限変更と運転者限定条件変更を行ったことによる保険料追徴(今まではこうした保険内容の変更書類の事を「異動承認請求書」と呼んでいましたが最近になって「内容変更届出書」に変わりました)についてです。

まあ、結論からすれば「予測される危険率の大幅な修正が必要」な状態だから仕方が無いとも言えるのですが、そこはそれ、何とかしてそれを回避しようという努力も涙ぐましく行われるのです。

一番単純な方法は「乗るな」と子供に言い聞かせるという方法です。まあ一番簡単な方法でもあるのですが、一番リスキーな方法でもあります。まあ、なんと 言っても自分の子供ですから、自身がそうだった様に、親の言うことなど聞く筈もない事は親御さんの方が重々承知しているはずです。
昔はこれに伴うグレーなうわさも絶えませんでしたが、今では「仕方が無いから、特例として条件に当てはまる事案に関しては保険料の按分金額分はに応じて全額ではないけど払ってあげましょうか」的な対応をするようになりました。詳しくはご自身の御担当に聞いてください。

また、これも昔からよくある方法で、お父さん(お母さん)の保険の名義を子供に変更してしまうことで、割引等級を子供に引き渡してしまう、というやり方が あります。昔で言えば、親御さんの名前をどのタイミングで消すか、という事に腐心したものですが、今では年内に一回、もしくは更改の時期に同時に異動をし てしまえば「同居の親族間」であれば保険の名義異動についてはあまりゴタゴタが起きることなく名義を変更してしまうことが出来るようになってしまいまし た。

また、ここまでするのもどうかとも思いますが、実際にやっていた人がトヨペットにいた方法として、「ほぼ乗らない車を1台用意しておいて、それに最低の内容だけで保険を掛けておき、割引等級だけ進めておく」というやり方もあります。
ただ、果たしてそこまでするか?という道義的な問題も多分に含んでいるやり方ではあります。一応保険を掛けるにあたっては、「存在する車であること(でも 車検の有無までの確認はしていないのが現実)」という縛りはあって、まあそれに抵触しないとは言ってもですねえ。まずいと言うかよろしくないでしょう?
でも恐らくそういう事をしていた方が少なからず居たものと見えて、随分前に「年間最低保険料はいくら以上」という決まりが出来てしまい、そうまでして等級を進めるためだけの契約を持っている意味は薄れてしまいました。

その他、少しでも保険料の上昇を回避する方法として数年前まであったのは「子供特約」と呼ばれた特約です。つまり同一生計子供なら、年齢条件をばっさり異 動しなくとも、子供が乗るだけという「子供の年齢だけ」をもう一つ余分に設定しておく、という回避方法です。でも、結局事故が多かったのでしょう。この特 約は消滅してしまいました。

何人かお子さんのいるご家庭ですと、等級をお子さんに引き継ぐやり方にも限度があります。このため、複数所有新規割引を使うやり方考えられます。とある1 台が11等級以上の割引なら、複数所有ならば、と言う理由付けで本来6等級から始まるべき保険の新規契約を7等級から始められます。

最近は、別居の未婚の子に関しては家族限定さえついていれば「年齢条件の変更の必要なし」というものが登場して来ました。
つまり、「住所が同じでない子供の分は、おまけとして補償範囲に含めてあげる」というべきモノです。まあ、それほど乗る機会もないだろう、という保険会社の読みもあるのでしょう。
地元から他所の学校に進学するお子さんをお持ちの場合は「キッチリ」と住所変更をしてください。その先で車に乗ろうとさえしなければ(というか、そこに車 を持っていったとしても実態を把握しようがないということもあったりする)、年齢制限変更なしで、そのまま保険が有効に出来ます。

ところがここには抜け道があります。
仮に、他所に出るということがなくても、住所さえ違っていれば、という事も成り立たなくもないから。「そのほうが学校に近いから」「そのほうが通学に便利だから」、親戚の家に間借りしている、と言われれば「はあ、そうなんですね」と言うしかないじゃあないですか。実際。
まあ、この変になると限りなくグレーという事になってきます。もちろんその実態を知っているならば、代理店としてそれに加担することは出来ません。だって、保険のありうるべき姿としての実態にそぐわないですから。


ですので、あんまり代理店をグレーな境界線上に引っ張っぱらないようにしてくださいね。あくまでもこれは「そういう解釈も成り立たなくも無い」と言うだけのお話ですから。SF(「サイエンスフィクション」ではなく、「ソーシャルフィクション」)と思ってください。


ただ、一番これがあるべき姿だと思うやり方は、「自分で働くまではクルマなどに乗らせず免許も取らせない。で、自分の働きで保険料が払える状態になり、そ の上で21歳になったら(21歳以上限定以前・以後とでは保険料に随分差が出ます)自分で保険に入らせる」という形ですね。
それまでは年齢的に言っても体力が有り余っている時期ですから、自転車か原チャリで十分な気がしなくもありません。自分自身を振り返ってみてもね。