さて、昨日は予告どおりベンツ君を磨きました。急いでやったつもりもありませんが、ボンネットのポリマー施工まで終わってしまいました。
で、やっている最中に気になったこと。
やっぱり隅っこの方には水垢もそうですが、ワックスのカスと一緒になった汚れがこびりついています。今日はそれの除去をしていきたいと思います。それとレンズ掃除まで手が回ればな、というところですね。
昨日一日作業をしていて気がついたのは、以前、ボディ磨きに自分の車を出したときの、あの落胆の理由が分かったこと。
コーティングに出して戻ってきた時、あちこちコーティングの粉が隅っこにたまっていたり、スクラッチ傷がまったくそのままだったり、隅っこの汚れはまったく取れていなかったり。なんかボディ表面だけきれいになっているだけで、そのほかの細かい所はそのままだったので、かえってチグハグな感じで、期待外れな感じを抱いたのをおぼえています。
出す側としては「車をキレイにしてもらう」位の意識しかありませんから、単純にキレイになって車が戻ってくるだろう、という意識しかないのですが、作業者からすると「コーティング」もしくは「再コーティング」の依頼を受けているだけですので、それ以上に手を出そうとはしないのですね。しかも作業時間として1週間も貸しておいてくれる人はそうはいませんし、仮に、貸してくれてあったとしても、それに見合ったお金が取れるか?という事になってしまいます。
まず作業時間ですが、コーティング作業で車を出す場合、新車への施工で、持ち込んだ日を含めて、せいぜい3日がいいところです。工程としては
1、水洗い。
2、鉄粉その他のゴミ取り
3、コンパウンドによる磨き(コーティングのための下地作り)
4、コーティング作業
5、磨き
6、再コート(コーティング作業の再施工)
7、磨き
こんな感じです。この上、各部の細かい掃除を、となれば、それは手が回るはずがありませんわな。
新車ならば、何もしなくてもそのままできれいなのですが、中古車ともなると、あちこち隅っこに汚れがたまっているので、まずはこれをきれいにしておきたいところではあります。ところが、中古車の方が納期をせっつかれる場合が多いのでなんかババちいまま納車になてしまうことが多いのも事実。
さて、そろそろ今日の作業に取り掛かりたいと思いますので、今日のこの話題はこの辺で。
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