笑うのは不謹慎と判って笑ってしまったのが、例の事故米関連。もう、農林水産省なんて「省」から格下げして「庁」でいいんじゃないの?って真剣に思った。
工業用のりに使途を限定っていう言い訳はもう聞き飽きたが、ふと思ったのはその工業用のりに使用する澱粉材料としての米ってどの程度の需要があるの?って思って調べようとした矢先に目にした記事。「実は工業用のりの原料として米を使うなんて話は聞いたことがありません」という「不易のり」や「ヤマトのり」(つまりはメーカーご本人の弁)のコメント。
えー?というよりも先に「あ、やっぱり?」と思ってしまったのはどんなもんか、とも思うのですが、まあ仕方ない。
まあ、考えてみれば当たり前で、原価低減に必死なメーカーとしてなら、わざわざ中間業者なんぞを挟むくらいなら直に仕入れるよな。それよか事故米なんぞを放出するくらいなら、何で倉庫に腐るほど眠っているらしい超古古米を放出しないんだ?そっちの方がよほど倉庫代も浮くだろうに。ODAなんぞに金をつぎ込むくらいなら売れ残っている米をアフリカとかに寄贈した方がよっぽど喜ばれないか?
国が関与した業界でうまく行った試しなし、ということらしいから、やっぱりもう農水省なんぞは解体して、省として、もっと規模縮小したほうがいいでしょう。共済事業なんかもきっちり金融庁管轄にしてさ。
農協なんかは「オレに仕切らせろ」って感覚の奴って多いから大変だろうけど、もう役目を終えてるような気がするんだよね。共済なんかは「組合員の何割までなら、無関係の人が利用してもいい」っていう縛りがあったはずなんだけど、そんなのお構いなしでしょう?存続するなら存続するで本来の形にきちんと限定するとかさ。いくら高投票率を誇る地方の高齢者を抱えている団体だからっていってもこの優遇ぶりは酷すぎるような気がする。
だって今、旧浜松市の中で百姓を中心とした生計でやっている人てどのくらいになるの?それに対してJAとぴあ浜松で1700人弱の職員数。びっくりしたのが、ふと思い立って調べてみた遠鉄の職員数。1550名。農協の方が多いでやんの。一体どれだけぶら下がるつもりなんだ?と思う。
今更言っても仕方ないとは思うけど、どうせならキチッと住専問題の時にやばかった農協なんかは、きちんと自分のケツを拭かせるべきだったと思うんだよね。企業は潰れるのもなんだから、自己責任で、潰れる時にはつぶれてくれないとかえって禍根を残すような気がする。
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