2008年9月25日木曜日

オペラ。

今日は久しぶりに歯医者さんに行って来ました。
印刷版しばた新聞をお読みの方ならご存知かと思いますが
オペラ デンタルオフィス」という歯医者さんです。ちなみに、院長先生は自分が大学時代にいた今は亡き「浜松市学生寮」で同室だった後輩です。頭の中身は遥かに彼のほうが良かったので大学の後輩という訳ではありません。誤解のなき様に。


久しぶりに見た院長先生であるチャーリー(当時のあだ名)は、頭髪に少々白いものが混じり始めたようです。それを指摘しようかとも思いましたが隣の診察室には別の患者さんがいたので止めました。色んな苦労があるんだろうなあ、とは思いつつも口をつぐんで診察室を後にしました。
チャーリーの良い所は、その生来の人の良さや素直さなのでしょう。学生寮時代には口さがない自分の同級生(特に米野厳視とか)には「あの手つきで歯を削られたくない」とか言われたりもしていましたが、術中の言動から察するに「随分と立派になったなあ」と感心せざるを得ません。思えば20年近くもその修練を積んでいるわけですからね。


ただ思わないことがないわけでもありません。
特に外科手術の絡む医療行為に関しては手術者と監督者が別々に居てもいいのではないか?という思いです(コスト的な問題点は度外視するとして)。

というのも、必ずしもいいお医者さんがいい術者であるとは限らないのではないか?という疑問があるからです。似た例としては、すばらしい研究者は必ずしもすばらしい教育者足りえるとは限らない、ということです。つまり、知識や見識があることはいいにしても、前者においては、それと手先が器用なこととは必ずしもイコールではない。後者で言えば教育者として「教える・伝える」という技術の熟達者である、という事とイコールでもない。


とは言いつつも、これらの事はチャーリーの修練の末に達した境地をけなすものではありません。2つを両立させようと努力を絶やさなかったことに対して素直に賞賛をささげたいと思います。
北京のオリンピックで見事金メダルを獲得した女子ソフトボールの主力投手の上野選手のインタビューは気持ちのいいものでした。勝因は?と聞かれ、間髪いれずに「練習したから」と答えたそうです。いくら才能溢れる人であっても使われることのない技術は錆びつくだけです。



話は変わって、先日高濃度フッ素配合の歯磨きを使うことによって虫歯が治ってしまった話をネットで目にしました。
その記事によると、そうした高濃度フッ素配合の歯磨きは口腔外科のある病院か歯医者さんでないと売っていないのだとか。ウソかまことかはともかく、虫歯がなくなってしまうと歯医者さんが困ってしまうので、ワザと圧力をかけて一般市販をさせないのだとかという、まことしやかな都市伝説じみた話も紹介されていました。
今日の診察の会計の時。ふとカウンターの隅の商品コーナーに目をやると。売ってるじゃん。フッ素配合歯磨き。歯科用って文字も入ってるし。この歯磨きに関しては、また機会を見てレポートの続きをするつもりです。乞うご期待。

それでは今日はこの辺で。

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