昨日は「月刊しばた新聞33号」を配っていました。一部の方にはまだ配りきっていないので今日配ります。ごめんなさい。
ぜんぜん話は違うのですが、昨年の夏ごろに、それこそ沸騰していた話題といった感のある「地球温暖化とCO2」ですが、原油価格が暴落したことで見事に沈静化してしまいましたね。表面的に、というだけかもしれませんが。
石油というエネルギー源がものすごく使いやすく、また効率もいい(というか良すぎる)モノであるが故に他のエネルギー源を商売の種としている業者が日の目を見ない、というのは仕方のないことだとは思います。このため、原油価格の上昇(うわべの)という1点だけが当時取り立たされていた「新技術系」のエネルギー利用の唯一の根拠であったわけですから、まあ現在の状況は仕方ないことでしょうし、何より地球温暖化、CO2削減という掛け声自体が新商法のタネの1つであったことは疑いようのないことでしょう?
ハイブリッド車であるインサイトが売れているとかいないとかという記事を目にしました。買取屋さんで聞いたところによると「プリウスの中古車が無いか?」という問い合わせがとても多いのだとか。どうもハイブリッドというイメージが一人歩きしているような感じですね。もちろん燃費がいい、ということが大きいとは思うのですが、なんだかプリウスというイメージを身に纏って自分をよく見せたいという匂いがそこにはあるような気がして(それはそれで、クルマの購入動機の立派なひとつでもあるのですが、程度のいい現行車の中古車だけに集まるというのがちょっと嫌)ヴィトンのバックに群がる人たちと同質のものを感じてしまい、ちょっと気味が悪くもあります。
「ハイブリット車のインサイト」が安い、ということを取り上げるところもあるようです。でも、トヨタの肩を持つわけではありませんがインサイトが安いのは「安いシステム」を使っているからで、それ以外にはごく普通の(おそらくシビックあたり)ボディその他を手直しして使っているからでしょう。コストを切り詰めるということはそういうことでしょうしね。
それよりも初代プリウスを赤字覚悟で(当初1台あたり25~50万くらいの持ち出しになるだろう、という話があった)あの時期に、あの金額で市場投入したトヨタをもっと褒めてもいいんじゃないかなあ、と思うんですけどね。だから個人的には今でもプリウスを買うんなら初代と思っています。ちょっと譲っても初代のマイナー後を買うでしょう。NAVIに関しては電子装置の日進月歩をモロに感じますから、すっぱりNABI無しを買って後付にするでしょうね。
本体に関しては、電池そのものは永久保障ということを聞いてはいるのですが、その他の機械部品がそろそろ寿命を迎えるものが出てき始めているらしいです。ですから本体はなるべく安く買ってきて、きちんとそれらの部品の予算を残して維持する、というやり方をするでしょう。
それにしても新聞配りながらあちこちの話を聞いてきましたが、何処もかしこも、という感じでしたね。随分仕事にあぶれてしまっている人が多いようです。中には夫婦揃って失業中なのに新車買った、というところもありました。やはり一旦覚えた「贅沢」という蜜の味は忘れられないんでしょう。あとは、何が何でも隣と同じでなくては、という意識が強いのかなあ、という気もします。
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