昨日のことです(平成19年11月7日)。
お客さんの職場まで、ナビゲーションの取り付けのために車を引き取りに行き、その帰り道の途上。
特に予定はなく、ただ単に通り過ぎるだけだったはずの道なのですが、「あれっ?!」。
そこには、なぜかガラスの割られたGT-Rの姿が。お客さんのクルマです。
そのクルマは訳あって、その道沿いの業者に預かってもらっていた車です。
訳とは数年前アルミホイールを盗まれた、という前歴です。
まあ、まっ赤々のR33GT-Rを、いくらセキュリティ装置をつけていたからといって青空駐車していたのですから、さも盗んでくださいと言っているようなもの、であるとは思うのですが、まあ仕方がありません。
当時で保険金請求金額80数万円の事故となってしまいました。まあ、それはともかく。
まさか、そんな、と心中どきどきしながら、その車を預かってもらっていた業者にTEL。
呼び出し音が鳴ること数回。
プルル、ガチャ。「もしもし?」
「ああ、オレだけど。突然で悪いんだけど、GT-Rって、なんかあったの?」
「え?何のこと?」
「あのさ。GT-Rのリアガラス割れてるんだけど。まさか知らなかったとか?」
「ええ?!ウソー?ほんと?」
.......、てな具合でした。はぁー。
下手をすると、もう次年度の保険の継続は、保険会社から断られる可能性がありますね。
そんなに、たて続けに保険金請求の実績があるようなら、ウチはもういいです、ってね。
自動車保険の契約を受け付ける場合に、引き受け条件というか、
保険会社の社員への要・照会案件というものがあります。
これは各社、条件がまちまちなのですが、
共通して言えることは、危ない車や危ない契約者の契約は引き受けたくない、という事です。
とある外資系の老舗損保では「ランクル」などは要注意車。盗難の危険性を言ってます。
各GT-R、RX-7、RX-8、180SX、シルビアなどは引き受け不可車。
有無を言わさず「ダメ」。そんな車の契約はウチにはなくてもいい、ということですね。
日本社は、そこまでえげつない言い方はしてませんが、それでも
新規契約での、「車両クラス7・8・9で、車両保険金額200万円を超える、デメリット契約(割引等級が6等級以下の契約)」は担当社員へ引き受けの可否の申請をだすこと、と言っているところはあります。
まあ、みなさん。お気をつけください。
なんにせよ、そういった車に乗るからには、
例えば今回モーターショウに出品された新型GT-Rもそうでしょうけど、
屋根付きの、きちんとシャッターの閉まる所に保管しろ、という事ですね。そうじゃなければ買うな、とね。
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