2007年11月24日土曜日

宅配便


おそらく皆さんも宅配便をお使いになったことはあると思います。
知ってか知らずか、もちろん知っていたわけは無いのですが、その先見性は見事です。え?何の話かって?今回は宅配便について。

今までは、学生のときに親から「柿が採れた」とか、「これを着ろ」といってチャンチャンコを送られたりした程度のお付き合いでしたが、ここ最近のヤフオクや価格コム等の利用により、宅配便の利用が頻繁です。思いつくだけでも「ヤマト運輸」に始まり「佐川急便」「西濃運輸」「ペリカン便」それと、もちろん「郵政公社(今なんていうんだっけ?)」、などなど。
まあ、噂に違わずというか、厳しいというのか、やはり「ヤマト運輸」には一歩抜きん出たところを感じますね。なんとなくではありますが、運転手さんの感じといい、営業所の雰囲気といい。いいのか悪いのか知りませんが、保険の書類を磐田の事務所に送るときも使うのはやはり「クロネコメール便」。
後、使った事のあるサービスでは「機密文書リサイクル(溶解処理)サービス」。何かとうるさい保険の個人情報に絡む書類の後処理なんですが、もうこんな時代ですから、裏紙として使った申し込み書類のミスプリントをゴミ箱に直行、というのは何かとまずい所があるのです。シュレッダー処理をすれば一応の言い訳が立つようですが、それでも、どこをどう突かれるのか分からない時代ですから、ここは一つ溶かしてしまえば文句なかろう、という事です。処理が終わりましたっていうメールもきますしね。

そんな中で、一番印象がよくないのが「郵便局」ですね。どうも配達にくるタイミングというのが、いつも悪くて、再配達の回数が一番多いような気がします。
しかも、こちらから受け取りにいくとすると、最寄が伊佐地局になるのですが、土・日・祝日は、やっていないときています。じゃあ、そのときでないと取りに行けない、となると、西郵便局まで行かなくちゃいけないんですね。
あんまり馬鹿馬鹿しいから、「庭にベンツが置いてあるから、鍵かけてないんで、リアシートの上にでも置いといてください」というと、それは出来ないと。荷主がそう言ってんなら良いじゃないか、とも思うのですが、だめなものはダメと。

他のとき。不在票がありましたが、もう電話すんのも嫌だったので、ネットで再配達依頼をかけたんです。次の日に。そうしたら、こっちが出かける前でした。時間の約束があったのは、こっちの勝手ではありましたが、持ってきやがりました。あれ?確かに受付メールも来てるよな、と思ったんですけどね。局内でチェックしてんのかな?本当に。
またまた他のとき。今度は郵便局まで無事着いて荷物を受け取ったときのことです。先に不在票と受付メールの印字コピーを受付のおばさんに渡したんですが、何食わぬ顔して「本日の受け取りに関しましてのご確認はいただいていますか?荷物を持ち出していることもあるのですが」と真顔で聞かれました。以下はそのやり取りです。

私  「ネットで確認しましたけど」
受付  「え?」
私  「だから、それが受け取り確認のメールの文面ですが、見てないんですか?渡しましたよね?」
受付  「え?」
私  「受け取り番号が必要だと書いてあったので、プリントアウトして持ってきたんですが」
受付  「え?そうなんですか?ちょっとお待ちください」

埼玉だかどっかの方の郵便局で、トヨタの社員が指導に行ったとかいう記事を目にしたことがあります。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、今回の事に限らず、やっていることがチグハグだな、と。もちろん郵政公社様の依頼で作ったネット上でのシステムですから、いろいろなサービスはてんこ盛りですが、どこまで徹底しているのかが謎です。
引き合いに出すのも悪いのですが、ネットでの再配達依頼をヤマト運輸でもした事があります。あそこではそういった依頼や情報が、ドライバーに直ぐに行くらしく、ものの2~30分で直接携帯に電話がかかってきて、「今すぐそこなんですけど、今からそちらに行ってもいいですか?」ときました。微笑ましかったのは、「一応書類上は明日の配達なので、ネットでの配達情報は明日の反映となってしまいますが、、、」と、あまり関係ない弁明をしていました。まあ、きちんと「明日なら明日の配達先」という事に事務上は、なっているのでしょうね。

保険でもそうですし、クルマでもそうですが、頭の中で考えた想定通りには、現実には動いてはくれないものです。いくら、お偉いさんが考えた段取りであっても、現場で齟齬が生じるのは、止むを得ない事でしょう。要は、そこからいかに、現状や要望に沿わせていくのか、というフレキシブルさだと思います。
それが出来なきゃ、何の為の民営かなのか。目的が先か、手段が先なのか。鶏が先なのか、卵が先なのか、というお話ですよね。ねえ、小泉さん。

今日はこの辺で。

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