2010年10月23日土曜日

イストのシート

嫁さんの下から私の手に戻って来た青イスト。とりあえず掃除機は掛けてエアーガンを噴きっぱなしで、そのままで手が届く範囲はチリを払ったつもりです。

お次は?という事で、私が乗っていた時の仕様に戻すことにしました。つまりシートをレカロに替えておく事です。当時使っていたシートレールがあった筈..........、有りました。良かった良かった。ん?当時はレカロ純正レールじゃなくって、他のメーカーの物だったっけ?まあいいや。


で、奥の部屋に保管してあったSR-3を運び出してイストに装着。


純正シートを外した所、手が届かなくって取り除けなかったホコリを発見。改めて掃除機を掛けて。で、無事装着完了。




で、乗ってみるとなんか変です。んー、こんなんだったっけ?


つまるところポジションが低すぎる。そういえば当時もそんなことを思って、ワッシャーを咬ましてポジションを上げていたことを思い出しました。

そこで思い出したのが汎用レールです。

当時イストは発売直後でしたので、レカロにも適応レールがありませんでした。イストの前にのっていたマークⅡにはレカロを載せていたこともあり、シートとしての出来の違いに目を奪われていた私としては一刻も早くレカロに載せ替えておきたかったわけです。やはり疲れ方に歴然の違いがあったので。


という事で、発売の早かった「RAPTAR」というブランド名のレールを使うことになりました。ところが。


得てして、こういうメーカーの製品というのは何故か「ローポジション」なる謳い文句が大好きです。というか顧客層自体が「ローポジション=スポーツポジション」と思いこんでいるのでしょう。そんな感じがします。


ちょっとこのスポーツポジションを考えて見ましょう。



スポーツする、ということはクルマにとっての運動性という事と、人にとっての運動性という2つの面があろうかと思います。


ではシートのローポジションは果たしてどちらの為の物か?と考えれば、それはおそらくクルマにとっての運動性という事でしょう。

なるべく低重心に、なるべく重点位置にドライバーやコドライバーを座らせ、クルマにとっての運動性に寄与し、また邪魔にならない位置に固定する。これがクルマがスポーツするための、クルマにとってのいい条件でしょう。

黒いJPSロータスがグランドエフェクトを駆使して全盛時代を築いていたころのF1ドライバーはそれこそ寝そべるように座らされていた、と聞きます。ドライバーとは早く走る為の、クルマにとっての機能部品の1つなわけですから、彼らの快適性云々は二の次になるのはむしろ当然ではあるのですが。

また非常に些細な話ではありますが、ドライバーがレース中に飲むための水の話。ヘルメットの口のところに常にストローが出ていて、必要な時にはそれで飲む訳ですが、当然の事ながらあんまりストローの長さがあると非常に飲みずらい訳です。このため、せいぜい胸のあたりとか腰の位置に水筒が設置されるのが通常かと思うのですが、重心が低いほうが良いという事で、床の足元近辺に水筒を設置するべきだ、という事が真剣に検討されたとかいないとか。まあ、そんなことまで言うのかよ?と思った、という話なんですがね。


さて、人間にとってのスポーツするポジションとは?という話です。基本的には車両感覚が把握しやすい、集中力を乱されない為のポジションとは?という事ですが。これを考えると、ローポジションってのは果たして人にとっていいモノなのか?と思ってきてしまう訳です。見晴らし、という面では低い位置に座るより多少なりとも高い視線の方が空間把握に有利だと思えるからです。


例えばイストのように車両デザイン自体が、そもそも車高が高い事をキャラクターにしているクルマでは、下手なローポジションなど百害あって一利なしじゃあないのかなあ、と。

また、屋根が高い空間では、座面と床面との高低差が大きく取れるため、足を前に投げ出す姿勢ではなく、イスに座っているような、必然的に骨盤を立たせた運転姿勢をとらせることが出来ます。これがまた腰への負担軽減には非常に都合がいい筈です。
もっとも、ほとんどの車のハンドルポストの取付位置(チルトステアリングの調整軸の位置)が旧来とあまり変わらない位置(高さ)にあるので、私のような巨人にとってはなんか中途半端なポジションになってしまうのが残念なんですが。



という事で、人間にとってスポーツするポジションを考えると、イストの場合、却って純正シートのポジションの方が理に適ってるよなあ?と。


まあ、とりあえずレカロ純正レールならば、シートポジションはノーマルポジションとほぼ変わらない、という事なので仕方ない。とりあえずレカロのレールを取って、そこから調整をしてみるつもりです。


レカロのシートの形状そのものは素晴らしいと思うのですが、こういうマッチングの部分が汎用ゆえの悲しい所ですねえ。その点、その車両専用に開発され、マッチングされている純正シートはそこからのシート位置の微調整も出来る訳です。これでシートのフレーム形状さえもう少し何とかしてもらえれば.....。




それを思うと、フォルクスワーゲン・ルポのシートは手抜きをしていない、良いシートだったなあ。

2010年10月22日金曜日

帳簿を付けつつ思ったこと。

クルマを買ってもらう為には、先ず本人に「そのクルマが欲しいという気持ち」が無いと商談は成立しません。と同時に車を購入するだけの「お金が払えること」もしくは「払おうという気持ち」が無いとやはりお話は成立しません。

と、ここまでは個人レベルでのお話です。つまり法人となると、お話は少々違ってくる訳です。

法人の場合は、社長がどの程度経理関連に明るいか、ということで少々お話の行く先が変わってきます。社長の決済(独断・判断)があればそれで済む所と、その先にもう1つ関門が待ち構えている所があるわけです。その関門とは?


会計士や税理士です。


彼らに意見を聞かないと「買えない・決断が出来ない」という会社は結構存在します。これはクルマだけに限らず保険に関してもそうです。
1つには、社長が経理関係に疎く、というかあまり積極的に関与せず、完全にお任せコースで「あそこに任せてあるから大丈夫」という、根拠のあるのかないのかよく分からないレベルで安心しきっている、という事があるような気はします。「良い仕事さえしていればいい」という感覚といってもいいかもしれません。

ただ問題なのは、彼らは計数の専門家ではあるのかもしれませんが、経営内容に関しての専門家ではなく、それが分かるのは社長本人でしかないはずなのに、重要なピースが抜けたままになっていることが割合多いような気はします。
あくまでも会計士や税理士さんは「お仕事として帳簿整理をしているだけ」であって、帳簿を付けている立場からの意見以上ではないですからねえ。そこから先を模索する会計士もあるのでしょうけど、詰まる所は「所詮、他人の銭の話しだし」という事で最終責任までの面倒は見てくれるわけでもなし。


ただ、私からするとこうした経理面への無関心なところも、企業の海外への生産拠点移転に拍車をかけている側面があるのでは?と思っています。

他を圧倒する技術だけでは食っていく事はできません。

きちんと売掛と回収と設備投資と経費とを天秤にかけ、資金の循環まできちんと管理できないと、無理な暴発にも易々と乗ってしまう事にもなり、親会社の言いなりにもなり易く、いつの間にやら銀行の言いなりや横槍を嫌々ながらも聞くことになりかねない世の中です。結局お財布を人に握られるということは下世話な表現をすれば「金玉を握られている」状態であり、文句を言いたい時でも何も言えなくなってしまいます。

親会社からすれば「付いて来れない所は切る」だけの事です。今までの下請けたちに後ろ髪を引かれるだけの交渉材料・譲歩材料が無ければ、日本の生産技術云々という情実を絡めた判断がウエートを占めることはないだろうなあ、とも思えるわけです。


まあ、要は「実は一企業・一経営者としての独り立ちが出来ていなかった」ところがあまりにも多いのではないか?という疑問なんですが。


「資金は借りてくればいい」とか「借金の額も器量の1つ」なんて言う方もあったような気もしますが、それって回っている内は良いとしても、ひとたび回転が滞ると、身ぐるみ剥がされるという事でもあるはずです。裸一貫の強さ、というのも分からんでもないですが、やはり先立つ物がなければなんともしようがないのも事実なわけで。


まあ、それはそれで帳簿付けなくっちゃ。

2010年10月17日日曜日

次から次へと

なんだか立て続けに仕事が舞い込んでは何とかこなして、終わったかと思えば息つく間もなく次の仕事が出てきます。まあ、ありがたいにはありがたいんですが。でも本音を言うと少しは休みたい時もある。


さて。


昨日は、リモートスターターの取り付け作業をしつつ、我がイストのヘッドライトのレンズを交換しました。

リモートスタートなんて殆ど付けたことがないのですが、まあ、頼まれた物は仕方ありません。やるしかないのです。ただ、落とし穴ってもんはあるのですねえ。何とかかんとかつけたのに、動かないでやんの。あれー?

よくよく原因を探ったら。


何と。


純正のイモビライザーが付いていると、まともにリモートスターターが作動しないんですねえ。キーに埋め込まれているICチップからの暗号キーが照合されない限り、セルは回れど火が飛ばないのがイモビライザーというシステムです。つまりは、キーが刺さっていないとセルは回ってるんだけど、エンジンは掛からない、という訳で。

結局はスペアキーを常にキーシリンダーに挿しておいてもらって、エンジンスターターを作動してもらわないと、エンジンが掛かってくれないという訳です。いいのか?そんなんで?
一応擬似信号を送る装置も売ってるんですが、それだけで1万オーバーもする装置を依頼者が付けるのか?と聞かれれば?付けないでしょうねえ。

そんなんで苦労をしてしまいました。



もう1つ。イストのヘッドライトレンズ交換です。


片方のポリカレンズカバーの劣化がひどいので、イストが私の元に返ってきたのを期に交換してやる事にしました。

先ずはバッテリーを外して。このイストは純正HID仕様なので、こんな所で感電する心算はないですから。キッチリと前準備はするわけです。

HIDのバラストがなかなか外れてくれなくって、そこがまいった所ですね。コネクターはデカイのに、隙間は狭くって、知恵の輪みたいな感じで、よーく考えないと抜けてくれない。でもまあ、何とか入替が出来てよかったよかった。ついでにバラストの中味も見てみましたけど、さすが車の部品です。耐ショック、耐湿、耐錆、あらゆる基盤の劣化を未然に防ぐべく、シリコン状の防護液が基板上には塗り籠められており、流石にこれならバラスト回路の劣化はなさそうだ、というのが視覚的にも痛いほど伝わってきました。感心感心。




さて、これだけで済めばよかったのですが。


ここまで終わって、リモートスターターの付け終わったクルマも納め、今日の12ヶ月点検予定のクルマもあらかじめ借りてきてしまったのが昨日の夜9時近かったと思うのですが。


ここでもう1つヤマが待ち構えていました。







アイのトラブルです。嫁さんじゃあなくってお客さんの。



ATのギアが順調に入らない。シフトアップしていかない。コレまずいなあ。コンピューターか、それともATの中身か?今日になってもう一度見て見ると、あろう事かリバースギアも入らない。あれえ?

とりあえず今日は、アイの修理手配の前準備をしてまいりました。明日も引き続き前準備をしてくる予定です。動かないのは仕方がないので、明日のうちに積載車で搬送しておくしかありません。このためしばらくインプレッサがアイの代車として出張することになりました。


こうなると淡々と動いていくしかありません。出来ることからやっていきます。という事で明日もお仕事です。

2010年10月14日木曜日

鉄粉

今日のお題はこれです。なんだか分かりますかねえ?

これ、鉄粉取りの粘土です。
車検を終えた車の、軽い磨きを引き受けていたのですが、実は前々からこの車に鉄粉がわりと付いていることは承知はしてました。磨きをする前にこいつで先ずは一磨きせにゃあならんあ、とは覚悟していたのですが。

しかし、思ったよりもひどかった。


ちょっと擦るだけでご覧のとおり粘土が茶色に変色していきます。適宜錆を咥え込んだ粘土を内側に練りこみつつ新鮮面をボディ表面に当てようにしていき、滑らかに手の平が滑るまでボディをこの粘土で撫で回し続ける訳です。そうして最初のうちはザラザラだった表面も根気よく粘土を滑らしていくうちに何となくすべすべしてくるようになる訳です。



本来なら鉄粉取りをしたあとで、更に磨きをかけた後にコーティングなりワックスなりを掛けるという手順を踏むのですが、こんかいは作業時間を1日しか貰っていませんので仕方なくこの後そのままワックス掛けをして終了といたしました。

ただ、これだけではキレイにしてきたということがお客さんに分かり難いのでもう一工夫をしてあります。

それは。


室内清掃です。せっかく外装がきれいになっていても内装が小汚いままではそのありがたみが半減いたします。

これは私自身経験があるのですが、以前ポリマーコーティングをマークⅡに再施工(この頃は贅沢にも1年に1回コーティングの再施工をしてもらっていたのです)してもらった際、外装は確かにキレイになっているんだけど、内装がそのまんまだったことにガッカリした経験があるからです。
確かに依頼内容は外装をキレイにすることだったかもしれませんが、あまりにもそのままの仕事しかこなしてこないようでは、さすがに気が利かんなあ、という評価をされてもいたしかたありません。ちったあ気にならんのかい?というね。

ただ、あまりにも漫然と掃除をしただけでは労力が倍増するだけで、くたびれるだけです。そこで、分かりやすい所だけを集中してキレイにしてあげる事で仕事をきちんとこなしていることをアピールするというわけです。これが集中と分散って奴ですね。

あんまり具体的に書いて真似されても面白くないですし、これを読まれた方に見透かされるのもアレなので色々と想像してみて下さい。

2010年10月13日水曜日

こりゃあひでえ

昨日バッテリーをはずしたこともあり、青インプに付けられていたオーディオが不調となりました。
もっとも、「ナビを外して空になっちゃったので、入れときました」という程度の何ちゃってオーディオでしたから、ハナから長続きするとも思っていませんでしたし、操作方法もよくわからない、という程度でしたから、これを期に入れ替えよう、と。

入れ替える予定のオーディオは、トヨタのディーラーオプション品です。

何度かここでも書いているように、操作パネルだけで商品性をアピールしなくてはならない社外品オーディオは、どうしても装飾過多で、そのため操作性は最悪となってしまっている例が少なくありません。

でまた、ソコソコいい金額を言うくせに、実物はすげー安っぽいときている。顕著なポイントとしては、その操作スイッチの情けなさ過ぎる位安っぽい、その感触でしょう。特にボリュームつまみのヘロヘロ感は何とかしてほしいものです。その点、ホームオーディオのメーカーはその辺のツボがわかっているのか、何とも言えない「しっとりとした」重量感のある操作感を持つボリュームを備えています。

社外品カーオーディオは、操作パネルの質感も、写真映りはともかく、実物をみると何処かの場末キャバレーを想起させられるお手軽な処理・仕上の物が多く、見るからに「安く仕上たなあ」という感じです。

これなら、あまりデザインに色気を出していないメーカー純正品の方がよほどマシに思えます。最高とまで言う気にはなれませんが。



まあ、余談はともかく、実作業に入りました。



先ずは接続コネクターを何とかせねばなりません。今の青インプ君に付けられている何ちゃってオーディオも社外品ですから、おそらくフィッティングハーネスが使われているはずです。ここで、スバルの純正カプラーに組み込まれている配線をバラの配線にして、オーディオに結線されているはず。先ずはこれを外して.......、と思っていました。



やられた。まさかここまでレベルの低い業者だったとは。

あろうことか、車両ハーネスをカプラー手前の途中でぶち切って、ギボシ端子を咬ませてあるとは予想出来ませんでした。



外したナビをまたスバル車に付けるのであればまだしも、外しただけなら、配線キットまで持っていくことはないだろうに。おそらく何も考えず外して、配線キットがないから、そのまま車両ハーネスの方をぶち切ったんだろうなあ、あいつ。




萎えるんだよねえ、こういう所業を目の当たりにすると。






仕方がないので、ハーネスキットをまた買ってきます。

2010年10月12日火曜日

ほっと一息

マイ・ファースト・スバルたる青インプ君。

安かったので文句を言うつもりもないですけど、やはり気になるのはエンジンのもたつきです。アイドリングのばらつきと、アクセル踏み込みに対するエンジンの反応が鈍さを何とかせねばなりません。
先日の雨の日ドライブの時は、アイドリングからスタート時のアクセルの踏み込みへの反応が特に鈍く、「おいおい、このタイムラグは何?」と思うくらい反応が遅かった。どうもこれは失火とかいうものではなく、火がくすぶって燃え広がっていない、という燃焼状態のようです。つまり、中央のコイルから電気は各気筒へ行ってはいるものの、プラグできちんと火花が散っておらず、火花が弱いか、十分でない状態という感じです。振動や音の出方からすると。

で。

その元々弱い火花の所に「さあ、加速するよ」とばかりに大量の濃い混合気が送り込まれたりすると、ガソリンが濃すぎて燃えきらない、という感じなんですね。逆に火が消えちゃってるような。
特に雨の日のような湿気の多い日に、更にこういう症状が顕著に出るとなると、やはり点火系の疾患を疑ってしまいます。


ということで、今日の午後はちょっと時間が空いたので、思い切って作業をしてしまうことにしました。

しかし、青インプ君は水平対向エンジンなんですねえ、縦置きの。これが、出来れば作業をしたくなかった最大の原因です。
つまり180度の開き角を持つエンジンなのでヘッドが真横を向いているわけで、作業スペースが非常に狭い。アチコチ外さないとプラグが見えてきてくれません。普通の直列4発エンジン横置きならば、エンジンヘッドは上を向いていますから、何も考えなくてもいいんですがね。
ブツブツ言っても仕方がないので、運転席側の左バンクから作業をします。こっちはエアの吸入口さえクリアすれば難なく目的地にたどり着きます。写真では既に左バンク前のプラグコードを外し終えた所です。


今日の難関は、右バンクでした。左に比べ少々狭いということもあるのですが、もう1つマズイのはウオッシャータンクが鎮座していることです。下手に水のつながっているホースを外すと水があふれてくる訳です。

これについては何にも考えていなかったので、仕方なしに時間との勝負で溢れ出す水を横目で眺めつつ、一生懸命作業に没頭することで何とか目標をクリアしました。ちなみに敵はタンクばかりではなく、最近やっと登場し始めた「やぶ蚊」(今年の夏は思ったよりも来襲してきませんでした。雨もなく、暑さも厳しい今年の夏は、蚊にとっても厳しい夏だったようです。)も、ここぞとばかりに存在感をアピールしてくるのでまいりました。



今回用意したプラグは、よくありがちなイリジウムプラグではなく、近頃見かけるようになった「ツートップス」という名前のプラグです。

http://www.denso.co.jp/ja/products/aftermarket/repair_parts/plug/twotops/index.html

普通の白金プラグに比べ、イリジウムプラグは、いい製品なんでしょうけど、高いのがネックでした。普通のプラグが売価5~600円の場合、イリジウムになると1500円くらいはします。しかも1本の金額ですから、4気筒のエンジンならば4本必要になる訳です。しかも、白金プラグは寿命10万キロ(といっても、大体7万㌔位がせいぜいですが)を謳いますが、イリジウムプラグの長寿命タイプでも寿命は4万キロ程度です。

この点、「ツートップス」プラグは普通に使えて着火も良好そうな感じです。金額もイリジウムほどではないし。という事で、今回はツートップスをチョイスした訳ですが。


交換後の感想。けっこういい感じです。
どうも今まで使用していたプラグは前オーナーの走り方の癖もあるのか、外したプラグは結構カブっていたような感じです。どうもブスブス言っていたのも頷けなくもない。アイドリングの回転数も少々落ちたようで、700回転くらいで安定しているようです。
もっとも交換直後は、作業の苦労もひとしおでしたのでプラシーボ効果も相当なもんでしょう、後日の検証を待たなくてはなりませんが、それでも結構よくなったんじゃあないかなあ?


交換後の具合によっては、今度はプラグコードも交換しなくてはいけないか?とも思っていたのですが、そこまでする必要もないか、と今のところは考えています。

2010年10月10日日曜日

オーパのドアミラー


実はこんなこともしています、という事で、トヨペット時代に納めたオーパのお客さんからの御要望。

柴田さん、ドアミラーの塗装が剥げてきてるんだけど、どうしたら良いかなあ?

ええ?という事は私に塗れという事ですか?

ということで、色々紆余曲折があったにせよ、断わりきれなくなり、とうとう塗るはめに。
仕方なしに塗ってます。

何故か、このオーパのドアミラーの根元の塗装が剥げてしまってきているのです。以前からそういうご指摘はあったのですが、ああ、そうなんだ、というところで逃げていました。だって、責任の取りようがないから。
気になる、というお話を伺ってからは、中古部品をお勧めしたり、鈑金屋さんに塗ってもらうと幾ら位になりますよ、とアナウンスして、何とか自分で作業する事態を避けてきましたが、とうとう自分で作業するはめに。


やったことのない人は簡単に考えるでしょうけど、実は結構な大作業です。先ずは、ドアミラーそのものだけを外さなければなりません。
何故って、スプレーで塗る以上、ミスト(飛沫)が周囲に飛ぶから。作業性の事もありますが、ミストの事を考えるとドアミラーそのものを外さざるを得ないのです。


次に。
剥がれかけている塗料を向いて、新鮮面を出すと共に、表面を均一に下地処理をする必要があります。塗装とは、被塗装面に均一に塗料皮膜を被せる作業ですが、塗装膜が薄い為、下地の状態がモロに表面に浮き出てしまいます。ここをキレイに見せるためには下地を一生懸命磨かないとキレイな仕上げは望めません。つまり、一生懸命塗装面をペーパー掛けしなくては、次の行程に移れません。

塗り始めたとしても、何度かに分けて塗装を重ねないと、手抜きがばれてしまうので、そこも気を使うところです。

もうひとつ問題なのは、色を重ねただけでは終わらない所。この車はメタリック塗装なので、クリアーを重ねて、始めて塗装が完了します。つまり、ソリッド塗装よりも気を使い、工程が増えます。


もうひとつ問題なのが、
「これでいくらまで請求して良いのか?」という、ある意味一番重要な事柄です。

大抵の場合、こういうことを頼む人は、作業の大変さをまったくといって良い程理解していません。自分でやった事がないからです。往々にして「柴田さんなら何とかしてくれるのではないか?」という、ある側面ではありがたいお考えではありますが、やる側からしたらありがた迷惑な側面も否定できません。最も安請け合いしてしまっている私も悪いのですが。


ということで、今は一次下塗りが終了した所です。このあと二次下塗りを施工して、仕上がり具合を見つつ、もう一度塗ろうか、もう仕上げのクリアー塗装に入ろうか思案したいと思います。

2010年10月8日金曜日

スパイダーマン


実は昔、スパイダーマンが大好きでした。もっともスパイダーマンとはいってもオリジナルの方ではなく、日本版として製作されていた、何故かあの巨大ロボットが登場する方なんですけど。

本編たる映画版と比べると、日本版スパイダーマンは直ぐマスクを脱いでしまう事もなく、目の隈取もあんなに大きくなくて鋭い目つきをしており、スパイダーネットやスパイダーストリングスもきちんとブレスレットから出てきます。自分でシコシココスチュームを作るなどという、せせこましいエピソードもありません。また、「あんなに怪人に苦戦する」することも無く、蜘蛛の糸でぶら下がることしか出来ない本家スパイダーマンとは違い、自力で壁に張り付き、ビルや壁をするすると登っちゃう、いかにも蜘蛛という感じが大好きでした。
逆に、これを本物と認識して育ってしまった為、本家スパイダーマンの姿やストーリーを後になって知るにつれ、「なんか、しょぼい」ヒーロー像に何故かアメリカ人は熱狂しているらしい、というのが不思議でなりませんでした。


で、時を経て本家本元のスパイダーマン映画を目の当たりにしたわけです。

どうも熱狂的な人気を誇るアメコミの映画化にも関わらず、なんか配役がしょぼいなあ、という印象がありました。まあ、それでも3作もそれでいっちゃった訳ですが。
同じくアメコミ発祥の映画化と言うことだと「スーパーマン」が思い出されますが、あのクラークケントはカッコよかった。コスチュームは徹底的にダサい筈なのに、均整の取れた肉体と端正な顔立ちがそれらを全て払拭してしまっていました。

それに比べ、スパイダーマンの配役が何故こんなにしょぼいのか?まあ、主人公はどうせマスクをかぶってしまうのでまあ良いとしても、せっかくヒロインを出すのなら、もう少し美形を起用する事だってできただろうに?と思ったのは私だけではないと思うのですが。
あれだけの人気を誇る原作の映画化だったわけですから、予算が足りないということも考えにくいのですがねえ。


ということを、ずーっと思っていたのですが、このたび、ヒロインが交代するとか何とかいう話を目にしました。どうせならもう少し可愛いお姉ちゃんが出てきてくれるといいなあ。もちろん原作のイメージというのもあるのでしょうけどね。


ちなみにこれを書きながらYou Tubeで、昔好きだったスパイダーマンのオープニングを久しぶりに見ました。それを見た感想を一言。「カッコワリィ。俺こんなの見て喜んでいたのかあ。」

すいません。スパイダーマンのヴィジュアルだけは今のほうが格好良いです。やっぱCGってすごいや。

2010年10月7日木曜日

おお、変わってる

ここのところ「みんカラ」ばかりに投稿していて、ブロガーへの投稿はそのコピー、という状態でした。

その理由して大きなものは「みんカラブログ」は訪問者数がはっきりと分かり、みんカラ登録者のうち誰が訪問してくれているのかがはっきりと分かったからです。これって結構励みになりますからねえ。

そんな訳でこちらのしばた新聞が疎かになっていたわけですが、久しぶりに操作画面を見ると「統計画面」なる物ができており、ここにどういう訪問者の方が訪れてくれているか、という集計が出るようになっているではありませんか。


しばらく頑張ってみようかな、と思っております。

電気屋さん近況

昨日、ちょっとした用事がありクルマ関係の電気屋さんの所に行きました。クルマ関連の電気といえば「エアコン・オーディオ・オルタネーター」関連が主な業務の守備範囲となります。今年の夏はいかにもな夏でしたので、エアコン関連の仕事は結構な量になったようです。「いそがしかった」とも聞いてますし。
でも、急激に夏は遠ざかり、エアコンの活躍頻度が低くなってきた昨今、電気屋さんとしての仕事の密度は急激に薄くなってきたようです。

いつものように、用事が済んだら四方山話タイムに入る訳ですが、なんだかあんまり景気のいい話は聞こえてきません。期間限定のお話として「車載テレビの地デジチューナー」化作業という話もありましたが、それでもあんまり元気がない。



クルマの電気屋さんといえば伝統的に上記の3分野が守備範囲だったわけですが、パイオニアの会社更生法適用なんかの話にもあるように、オーディオ関連に昔のような勢いはありません。

クルマメーカーも、嘗てはきちんとDINサイズを守ったオーディオを展開していた時期もあったわけですが、ここ10年くらいは独自規格のオーディオを設定する傾向にあります。
一時を思うとナビの値段も下がりましたし、また純正ナビ・オーディオの装着が前提のような操作系だったりデザインだったりすると、却って入れ替えたオーディが妙に浮いたデザインになってしまうことも珍しくありません。こうした社外品のオーディオは、どうしての操作パネルのデザインだけで己の存在を誇示しなくてはならないという商品の特性もあって、どうやってパネルデザインだけでその個性を出すかに神経が払われるという傾向があります。しかも商品のラインナップ上の上位機種、下位機種の差も出さねばなりません。

ナビに関しては、いい加減機能的にはこなれてしまいました。

地図データに関しては7ギガとか8ギガあれば容量的にも事足りてしまうことが分かっていますから、これはSDカード等のメモリーに格納できてしまいます。音楽データも、もう一枚メモリーカードを格納することによって、ハードディスクを本体内に内蔵しなくてはならない必然性は無くなりました。またこれにより故障の可能性を排除できますし。
となると、高価格帯への誘導は地上波デジタルのフルセグタイプくらいしかネタはありません。もっとも、これも運転手にとってはどこまで意味があるか?という話です。



エアコンも、以前のような後付が主流であった頃ならば、後から色々と世話を焼かなくてはならない事も出てもきましたが、ここ20年ほどはメーカーのライン装着が主流となりました。私的な感覚としては、平成になってから以降のエアコンに関しては、ほぼガス漏れに因るエアコンの作動不良という話は聞きません。事故でもしていればまた話は別ですが。

よほどの事までエアコンメーカーがトラブルを先取りして設計もしていますし、作業レベルがバラバラになりがちな後付けがほぼ皆無になった以上、下手に手を入れるほうが壊れる要因となります。だって、ここまでユニット化されている以上、エアコンフィルターを交換するくらいしか手が入る要素も無いですし、メーカーも、後から手を入れられる事を想定していませんし。昔を思えばエバボレーターも丈夫になったもんです。
近頃ではフロンガスの量すら随分減らしていますしねえ。ここまでするのか?と思うくらい。
てことで、下手に手を入れられた個体の方が壊れやすいです。



あとは発電機・セルモーター関連ですが、トラックとかならともかく、それ以外であのあたりがダメになるくらい長期間乗られるクルマがどの程度あるのかなあ?という感じですね。


ただ、最近はアイドルストップをする車も増えてきていますから、逆に需要が出てきているのかな?でもエコカー減税効果で初期型プリウスも随分見ない存在になりましたから、実数はあんまりないのかもしれません。



そんな具合で、メーカーの製造精度が上がってきた事もあり、また、今まで他所でやってもらった商売は可能な限り社内でこなす、という方向にシフトしてきていることもあり、こうした所謂「外注さん」の仕事のうまみはますます減ってきているようです。




近頃の車は電子装備の塊なのは御存知の通りなんですが、どうも電気屋さんの方からそうした電子装備の手当てに乗り出す、という方向の動きは無いようです。せいぜいが後付けの装置の取り付けをする、という程度まで。どうせ電気に詳しいのならもっとECUのエラーチェックとか、そういう方面に乗り出しても良さそうなもんだと思うんですけどねえ。業者用のそうした汎用コンピューターもあるわけだし。

整備工場のメカニックが怪しげな手つきでおそるおそるコンピューターをいじっている姿を目の当たりにもしていますので、今まで電気を守備範囲にしていた人たちがそこに乗り出す、というのもアリだとは思うんですけどね。


あとはやはりプリウスなどのハイブリッド車達ですよね。もちろんメーカー側がブラックボックス化している部分もあるのでしょけど、ディーラーにいる私と同世代のメカニックですら「今のクルマは触れない」と言って逃げている位ですから、そこに電気屋さんの入り込む余地もあるんじゃあないかなあ?



もちろん彼らがどこまで今時の技術に追随できるのか?という事が一番問われているわけなんですが。

でもここらで一発専門家の意地を見せて、ディーラーのメカニック程度は「あっ!?」と言わせて欲しいものです。

インプ整備の前準備

青インプの分解掃除をする前に、前段階としてイストのお掃除をしています。
1台が不動車になるという事は、何かしら動くクルマを確保しておかなければなりません。もちろんロードスターは別格扱いとして、既に数日前にハードトップを降ろし、洗車及びワックス掛けの後に適度に天日干しをした後にボディカバーをかけて待機中です。

ウチの嫁さんは、クルマを掃除するという事に関しては全く無頓着な人なのに加え、犬を2匹必ず引き連れていく(2匹ともチワワ)人なのでイストの中は犬の抜け毛だらけです。私的には何で気にならないのか、という方が不思議ではありますが、それを言うと、また面倒なことになるので、ここは我慢の一念でしらばっくれることにします。

とにかくホコリや犬の毛の除去の為、今日の午前中は2時間ほど掃除機とエアーガン(エアーダスター)を駆使してイストの車内の掃除機掛けをいたしました。もし仮にイストを代車に出すとなった時に逡巡している訳にはいきません。すぐに代車出動が可能な状態にするため、最低限のコスメはしておくのです。



でも流石に8年も乗ると、ポリカレンズの黄変劣化が気になります。いい加減、運転席側だけでも交換しておくかなあ。



ところで青インプのアイドル不調と、アクセル踏み増し時のもたつきですが。ブルマウさんのご指摘にもありましたように、エアフロも疑っていました。


で、今日エアフロの位置を確認していたんですが。


すみません。誰か教えてください。

EJ15のエアフロって何処にあるんでしょうか?

割合軽く考えていたんですが、エアクリからの経路を辿っていて「?」となりました。「これってエアフロが何処にあるの?」と。



まあとりあえず、イストの室内清掃はひと段落して、今は窓を全開にして換気中です。後でカーペット掃除のコロコロを使って、更に抜け毛の後始末をするつもりです。




やっぱり、イストのレンズは換えようかなあ。

2010年10月6日水曜日

ボツボツと青インプのリフレッシュメニューを考える

ここ数日、仕事や雑用で青インプに乗ってます。
とりあえず何とはなしに乗る事により、このインプレッサがお役御免になった訳や今までの履歴、どういう扱いを受けてきたのかを妄想する訳です。

金の切れ目が縁の切れ目とはよく言う話ですが、これは見事にクルマにも当てはまります。

すなわち、「とあるクルマに乗り続ける」という気持ちがあるか否かは、維持費やメンテ費用をこれ以上注ぎ込む気になれるか否か、という言葉に置き換えられることがほとんどです。「直してまで乗るつもり」になるか否か、ということですね。

エコカー減税に関して言えば「査定価格が付くはずもない、特に必要以上の維持費をかけるつもりもない」車に、「お上から手切れ金を呉れる」って話なんですから、これに乗らない手はない、という所でしょう。まあ、ウチの嫁さんに言わせれば「新車も買えない私らのような貧乏人は、そんな恩恵にも預かれない」とブツブツ言ってる訳ですが。

もっともそこは意識の持ちようで、「金出してまで欲しいと思う新車が無いから、買わないだけの事」でいいと思うんですがねえ。


まあソレはソレとして。インプレッサがお引取り願われた理由を探る訳です。



全体としては程々なクルマかと思われます。グレードがグレードなんで、変に弄られている訳でもなさそうだし、さほど乗り方が荒かった様子もない。ただ、逆に殊更可愛がられていた様子もありませんが。

あちこちにチョイ傷はありますが、大きくぶつけてそのまんまに放置されている箇所はありません。ま、せいぜいがフロントバンパー助手席側のすり傷というところでしょう。
ぐるぐると眺めていて気が付いたのは助手席側後席ドアの鈑金跡です。私に気が付かれている程度では、正直あんまり上手い鈑金屋とは言えません。パテとパネルとの境界線がはっきりと分かります。塗装箇所は助手席ドアの後1/3位の所からぼかしが入り、リアフェンダーまで塗ってあるという所でしょう。
あとはリアエンドパネル助手席側のスポット跡が少々不自然な感じでもしますが、金額が金額なだけにあんまり気にしない事にします。
ただ、擦っている場所が左側に集中していますので、そういう意味では運転があまり上手な方が乗っていたようには思えません。

私が下見に行った時、ちょうどオーディオパネルが外されていました。なんでもナビを外したので、オーディオを入れ替えているとか何とか。まあ、それはいいとしても、外す作業が杜撰すぎます。シフトレバー左右のプラ部分が傷だらけ。

金額が金額なだけに作業者も「まあ、こんなもんだろう」的な感覚だったのでしょうけど、こうした舐めた作業態度ではいけません。程度が知れるというものです。
他にも、センターコンソール真ん中のボックスの蓋が割れています。ナビのモニタースタンドが付きっぱなしの所を見ると、外し損ねて蓋のプラまで割ってしまったので、そのままにしておいたというところでしょう。程度が低いなあ。まあいいけど。
ナビ関係では、フロントガラスのフィルムアンテナがそのままになっていました。これくらい剥がせ。
また、ステアリングホイールにはナビのリモコンユニットが付いていたらしき形跡があります。

とりあえず運転席周りは一度外してハーネスの状態を確認しておいたほうが良さそうですねえ。あの作業レベルを思うと。


ただ、一時抹消された車検証の所有者欄には某スバルディーラーの名前が確認できました。しかも、この青インプを持っていた業者のある地域とは別地域のディーラー名です。

という事は多分、この業者がお世話をしていた車という事ではなさそうです。となれば助手席後の鈑金跡も、散々ディーラーに工賃を叩かれたが故の作業という事ならば何となく納得もいくものです。
抹消時期は昨年末の、このクルマもともとの車検時期です。つまり車検切れを間近にして前オーナーが代替されたのでしょう。で、この業者が買い入れた、と。
ほどほどキレイで、ナビも付いているし、距離も少ないし、タイヤの溝もあるし。おそらくETCも付いていたのでしょう。ダッシュボードにそれらしき跡もありましたし。で、諸経費込で40万円台半ば位で売るつもりだったのか?と想像します。でもまあ、結局は売れなかったんで外せる物は外して、私に売ったと。こういう経緯かな。

シートベルトが、距離の割りにボロボロです。動きも渋いので、短距離でちょこまかと乗られていた感じはします。


シートは少々座面が柔らかすぎのようです。もしくは座面の縦方向の長さがない為にお尻だけで乗ることになっているのかもしれません。腰の辺りに違和感はさほど感じませんから少々残念です。レカロに入れ替えようかなあ。


エンジンにさほど違和感はありませんが、乗ってみて気が付いた点は、アイドリング時の息つきです。たまに燃えていないようなアイドリングのバラつきがあります。ルポの時ほどひどくはありませんが、さて何が理由なのか?とりあえず洗浄剤を入れて様子を見ることにしようかと思っています。


走行中、たまに変速がもたつくことがあります。前オーナーの運転のクセか、それとも他の原因か?クラッチの滑りを感じるほどではないのでとりあえずATFだけ交換して様子を見ようかと考えています。



こんな所ですねえ。

前オーナーの心情を察するに、

「9年乗って、少々エンジンも調子を崩し始めたし、また前も擦っちゃったし。整備して、直して乗る方がもちろん安上がりなんだけど、車検と一緒の作業となると結構いい金額の見積も出てきたし。何となく古びても来て飽きて来たのも事実だから、それならそろそろ買い換えようか?」


こんな感じでしょうか。

私からしたら「ボディの丈夫なクルマほど、低年式車が面白い」と思っているんですけどね。インプレッサなら部品にも困らないでしょうし。


という事で、色々交換部品を漁りはじめているところです。

まだ何にも手を付けられない

土曜日は、奥様にアイを譲り渡す準備の為、一日中あれやこれやと洗車をしておりました。という事でインプ君はほぼ何も手付かず状態のままです。
アイも、個人的には「あれも、これも」と思う事、やっておきたい事はいっぱいありましたが、それも「まあ、いいや」と途中でめんどくさくなってしまったので、なし崩しに終了。それでも手を掛けておいた所は...



1.リアテールレンズから、ハイマウントストップランプ部にかけての磨き傷の除去


元々がミツビシ系のレンタカー上がりのクルマであった為、一通りの整備はソツなくこなしてはある車でした。ただ、ずっと気になっていたのがレンタカーが故の洗車傷。おそらく、お勤めから帰って来たら即、洗車機直行だったのではないかと想像します。

アチコチのチョイ傷はまあ仕方がないものと思っているのですが、透かして見ると明らかにソレと判るブラシ跡はこの機会に磨き直しておこうと思っていました。特にレンズの傷は古びて見える要因ともなりますので。

しかし磨き終えるときれいにツヤが戻るものです。ハイマウント周辺はつや消しがデフォルト仕様かと思っていましたが、どうもそうでもなかったようで、キレイにツヤありの状態になりました。

アイに限らず、何気にレンズ類は曇りかかっている固体も多いので、これだけでも随分と印象が違うはずです。

2.ボンネット上端のプラを黒くする


ここって、みなさんどうしてます?私の見た限り、かなりの高確率でプラの油分が飛んじゃっている個体ばかりで。しかも劣化したプラって、いかにも古びて見える。

いっその事外して黒く塗ろうかとも思ったのですが、外すのが面倒だったので、ここはズルして「オートグリム緑」のバンパーケアを塗りこんで良しとしました。おおクログロ。このしっとりした黒がいいんですよねえ。

3.掃除機掛けと、簡易コーティング剤による洗車


実はやればやるほど手を掛けたい所が出てきました。掃除機掛けの時にはシートを外して洗いたくなり。ワックス掛けの時には天井のザラザラ(おそらく鉄粉)に今さらながら気がついて、鉄粉落しから始めたくなり。でもソレをはじめると絶対に1日じゃあ終わらないだろうなあ、と。


で、泣く泣く気持ちを切り替えて止めることに。


また、嫁さんの休みの時にでもやることにします。




さて、インプレッサです。

とりあえずはガラス磨きから始めようかな、と思っています。ガラスがきれいな車はそれだけで新しく見えるものです。

商売柄、ガラス用のコンパウンドも持っていますし。あんまり使うもんじゃあないですけど。


ガラスを拭き上げたときにキラキラと光る雨染みが嫌いなんです。特に年式が経った車は保管状態にも拠りますけど、結構堆積してますしねえ。そんなところからかな。