マイ・ファースト・スバルたる青インプ君。
安かったので文句を言うつもりもないですけど、やはり気になるのはエンジンのもたつきです。アイドリングのばらつきと、アクセル踏み込みに対するエンジンの反応が鈍さを何とかせねばなりません。
先日の雨の日ドライブの時は、アイドリングからスタート時のアクセルの踏み込みへの反応が特に鈍く、「おいおい、このタイムラグは何?」と思うくらい反応が遅かった。どうもこれは失火とかいうものではなく、火がくすぶって燃え広がっていない、という燃焼状態のようです。つまり、中央のコイルから電気は各気筒へ行ってはいるものの、プラグできちんと火花が散っておらず、火花が弱いか、十分でない状態という感じです。振動や音の出方からすると。
で。
その元々弱い火花の所に「さあ、加速するよ」とばかりに大量の濃い混合気が送り込まれたりすると、ガソリンが濃すぎて燃えきらない、という感じなんですね。逆に火が消えちゃってるような。
特に雨の日のような湿気の多い日に、更にこういう症状が顕著に出るとなると、やはり点火系の疾患を疑ってしまいます。
ということで、今日の午後はちょっと時間が空いたので、思い切って作業をしてしまうことにしました。
しかし、青インプ君は水平対向エンジンなんですねえ、縦置きの。これが、出来れば作業をしたくなかった最大の原因です。
つまり180度の開き角を持つエンジンなのでヘッドが真横を向いているわけで、作業スペースが非常に狭い。アチコチ外さないとプラグが見えてきてくれません。普通の直列4発エンジン横置きならば、エンジンヘッドは上を向いていますから、何も考えなくてもいいんですがね。
ブツブツ言っても仕方がないので、運転席側の左バンクから作業をします。こっちはエアの吸入口さえクリアすれば難なく目的地にたどり着きます。写真では既に左バンク前のプラグコードを外し終えた所です。
今日の難関は、右バンクでした。左に比べ少々狭いということもあるのですが、もう1つマズイのはウオッシャータンクが鎮座していることです。下手に水のつながっているホースを外すと水があふれてくる訳です。
これについては何にも考えていなかったので、仕方なしに時間との勝負で溢れ出す水を横目で眺めつつ、一生懸命作業に没頭することで何とか目標をクリアしました。ちなみに敵はタンクばかりではなく、最近やっと登場し始めた「やぶ蚊」(今年の夏は思ったよりも来襲してきませんでした。雨もなく、暑さも厳しい今年の夏は、蚊にとっても厳しい夏だったようです。)も、ここぞとばかりに存在感をアピールしてくるのでまいりました。
今回用意したプラグは、よくありがちなイリジウムプラグではなく、近頃見かけるようになった「ツートップス」という名前のプラグです。
http://www.denso.co.jp/ja/products/aftermarket/repair_parts/plug/twotops/index.html
普通の白金プラグに比べ、イリジウムプラグは、いい製品なんでしょうけど、高いのがネックでした。普通のプラグが売価5~600円の場合、イリジウムになると1500円くらいはします。しかも1本の金額ですから、4気筒のエンジンならば4本必要になる訳です。しかも、白金プラグは寿命10万キロ(といっても、大体7万㌔位がせいぜいですが)を謳いますが、イリジウムプラグの長寿命タイプでも寿命は4万キロ程度です。
この点、「ツートップス」プラグは普通に使えて着火も良好そうな感じです。金額もイリジウムほどではないし。という事で、今回はツートップスをチョイスした訳ですが。
交換後の感想。けっこういい感じです。
どうも今まで使用していたプラグは前オーナーの走り方の癖もあるのか、外したプラグは結構カブっていたような感じです。どうもブスブス言っていたのも頷けなくもない。アイドリングの回転数も少々落ちたようで、700回転くらいで安定しているようです。
もっとも交換直後は、作業の苦労もひとしおでしたのでプラシーボ効果も相当なもんでしょう、後日の検証を待たなくてはなりませんが、それでも結構よくなったんじゃあないかなあ?
交換後の具合によっては、今度はプラグコードも交換しなくてはいけないか?とも思っていたのですが、そこまでする必要もないか、と今のところは考えています。
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