2010年10月8日金曜日
スパイダーマン
実は昔、スパイダーマンが大好きでした。もっともスパイダーマンとはいってもオリジナルの方ではなく、日本版として製作されていた、何故かあの巨大ロボットが登場する方なんですけど。
本編たる映画版と比べると、日本版スパイダーマンは直ぐマスクを脱いでしまう事もなく、目の隈取もあんなに大きくなくて鋭い目つきをしており、スパイダーネットやスパイダーストリングスもきちんとブレスレットから出てきます。自分でシコシココスチュームを作るなどという、せせこましいエピソードもありません。また、「あんなに怪人に苦戦する」することも無く、蜘蛛の糸でぶら下がることしか出来ない本家スパイダーマンとは違い、自力で壁に張り付き、ビルや壁をするすると登っちゃう、いかにも蜘蛛という感じが大好きでした。
逆に、これを本物と認識して育ってしまった為、本家スパイダーマンの姿やストーリーを後になって知るにつれ、「なんか、しょぼい」ヒーロー像に何故かアメリカ人は熱狂しているらしい、というのが不思議でなりませんでした。
で、時を経て本家本元のスパイダーマン映画を目の当たりにしたわけです。
どうも熱狂的な人気を誇るアメコミの映画化にも関わらず、なんか配役がしょぼいなあ、という印象がありました。まあ、それでも3作もそれでいっちゃった訳ですが。
同じくアメコミ発祥の映画化と言うことだと「スーパーマン」が思い出されますが、あのクラークケントはカッコよかった。コスチュームは徹底的にダサい筈なのに、均整の取れた肉体と端正な顔立ちがそれらを全て払拭してしまっていました。
それに比べ、スパイダーマンの配役が何故こんなにしょぼいのか?まあ、主人公はどうせマスクをかぶってしまうのでまあ良いとしても、せっかくヒロインを出すのなら、もう少し美形を起用する事だってできただろうに?と思ったのは私だけではないと思うのですが。
あれだけの人気を誇る原作の映画化だったわけですから、予算が足りないということも考えにくいのですがねえ。
ということを、ずーっと思っていたのですが、このたび、ヒロインが交代するとか何とかいう話を目にしました。どうせならもう少し可愛いお姉ちゃんが出てきてくれるといいなあ。もちろん原作のイメージというのもあるのでしょうけどね。
ちなみにこれを書きながらYou Tubeで、昔好きだったスパイダーマンのオープニングを久しぶりに見ました。それを見た感想を一言。「カッコワリィ。俺こんなの見て喜んでいたのかあ。」
すいません。スパイダーマンのヴィジュアルだけは今のほうが格好良いです。やっぱCGってすごいや。
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