2007年11月21日水曜日

帰ってきました

やっとこさ帰ってきました。出張の目的はズバリ「セールスの研修」です。しかも、受講料は自腹(おいおい)。別に聞きたいと思っていたわけでもないのに「行きなさい」との命令で、北は茨城県の守谷という聞いたことの無い(守谷にお住まいのみなさんゴメンナサイ)最果ての地まで行ってきちゃいました。
が、しかし。最果ての地、と思っていたのは自分一人だったようで、その出席者の多くは北海道の札幌だとか北見とか、網走の方とか。その他青森の弘前という人もいましたね。そんなこんなで、最南端の出席者でした。

しっかし、初めてではないとはいえ、いつも感心するのは研修施設の豪華さ。こんなエントランスがあったりします。ここが研修棟。その他に宿泊棟が別にあります。ちなみに東京海上は御殿場に似た施設がありました。トヨタは愛知県の日進市にあります。あそこは何回か行きましたが、ほんとうに広いところでしたね。


研修の中味は、ここで紹介しても面白いとは思われないでしょうから割愛。その代わりに、途中通過した東京の感想などを。
東京そのものには以前住んでいましたので、別に、だから、どうだ、という事は、もう今さら、とりたててありません。あいかわらず汚くて、道具立ては派手で、何時もどこかで工事をしていて、地震は多いくせにビルの高層化はあいかわらず歯止めが無くて、その他諸々。
帰り道に思ったのは、東京から離れれば離れるほど(あたりまえだけど)新幹線から見える景色の建物の高層化がおさまっていく、という事。とにかく、東京という場所にしがみついて、離れられないモノや人が多すぎて、でも地面の面積は限られてて。
じゃあ、どうするの?という事で道や建物が多層化への道を歩む事になって、でも、まわりもおんなじ様に多層化してて埋没しちゃうから、なるべく分かりやすいように、入居率が上がるように、と、ヘンテコな形にしてみたり派手な入り口にしてみたり。
すべてがコストのかさむような方向を向いてしまうんですよね。またそれが「税金対策」という、結局はムダ遣いに拍車をかける大義名分になったり。


ふと連想したのは「がん細胞」。医学の素人理解で言うと、「がん」は細胞の異常増殖という理解をしているのですが、似てるのかな、とも思えてしまいます。
確かに日本の中心地域ではあるのでしょうし、そこに住んでいる人は、とくに違和感を感じてはいないのでしょう。でもなんというか、ここの地域だけ別世界のように暴走している感がある、と思うのは自分だけですかね?まあ、いいけど。
ただ、この増殖現象やお金の投資先を求めて、せめて無関係な所に転移するのは(ゴルフ場作ってみたりとか、変なリゾート開発だとか、ジャスコ作ってみたりとか)困るし止めてほしいから、どっかで歯止めかけてよ、と思ったりもします。

1 件のコメント:

コロパパ さんのコメント...

東京に一局集中するのは、企業にも、官庁にも、個人にも便利だからですよね。
個人的には、あそこで生活したくはありませんが、遊び・買い物・旅行には便利な所ですよね。

一時遷都(首都移遷)の話があったような気がしますが、そんな話はどこえやら。