煙草をやめてからしばらくになります。たしか嫁さんが乗っているイストを買ってまもなく止めたので多分平成14年の夏ごろじゃなかったかな?とすればもう7年にもなるのか。何気にずいぶん前のことになってしまったものです。
それまでは「どうせ吸うのなら男らしく(?)しっかりとした味のものを」ということでライトだの1ミリグラムだのといった「吸ってるクセに言い訳したい」といったミミッチイものなどではなく、マルボロの赤とかJPSの黒箱なんかを吸っていました。で、たいていの日はこれを2箱強づつ消費していくというペースです。
いちいち1箱づつ買っているとめんどくさいので、よく行くタバコ屋には「買いに来るから置いといて」と 言って「マルボロの赤のソフトケース」とか、「JPSの黒のボックス」とかを2カートンとか3カートンとまとめ買いしていたわけです。
しかし。
臭いでしょうねえ。今、当時の私に会える機会があったとしたら。
朝から晩まで、のべつくまなしでタバコを吸っていましたし、車の中でも事務所の中でも自宅の部屋でもお構いなしでしたからねえ。
でも、吸っている当時は全く気がつきませんでした。まだまだ世間様的にもタバコに寛容な時代だったこともあり、今ほどたばこを吸うことに関して肩身の狭い思いをすることもありませんでしたしね。
逆に言えば良い時代のうちに止めたものだとも思いますが。
今はですねえ。
たばこを吸う人が近寄っただけでも臭いです。もう、身に纏う香りがちがうんですよ。
外に出て、タバコを吸う人と一緒になったとするじゃないですか。
すると家に帰ったときに嫁さんに「臭い」と言われます。
普段着にはヤニの匂いは染み込んでいませんから、ものすごく匂うようです。
たばこを吸う人のクルマを借りてきたりするとものすごくわかります。これクセえなあ、と。
でまた、しばらくうちのクルマを代車に出していたりするとタバコの匂いを室内に纏ってクルマが帰ってくることも少なからずあります。クサくなったなあ、と思います。匂いが取れるまでしばらくかかりますし。
私もかつてはたばこを吸う人ではありましたので、その行為自体を非難するつもりはありませんし、できもしません。
ただ、もう少し自身の匂いを自覚するようにした方が良いのでは?と思うこともあります。初めてタバコを吸った時の、あの口のすぐ先で焼かれる葉っぱの強烈な匂いと煙。吸っているひとは慣れてしまいますが、吸わない人は何時まで経ってもあの匂いのままなんですから。
最近の巷の嫌煙は流石に行き過ぎかとも思いますが、愛煙家の方たちはもう少し気にされても良いんじゃないかな、とは思いますね。
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