2009年8月13日木曜日

夏休みにしたといっておきながら、なぜか何やかやと忙しい柴田です。昨日は一生懸命磨き上げたラパンにワックスを掛け、オーディオを入替て納めたり。そうこうしている内に来週明けてからの日程は着々と埋まってきてしまっているあたり、まあいつもの日常が引き続き........、といった所でしょうか。

さて、今日になって国民健康保険の請求書が来ました。昨年比で5倍くらいの請求金額になってきました。何で?????


ケインズの経済理論といえば、公共事業によって需要を喚起しつつ、全体の経済を牽引していくっていうイメージが強いです。でも個人的には実は経済論て、傾向と対策というか法則性を追及していく傾向が本筋であるような気がしていて、高等数学を駆使した経済指標やら理論てのも一時もてはやされたけど、結局は演繹というよりは帰納のほうが現実的な学問分野のような気がしています。

そのケインズ理論の中に「将来に不安が残る場合、民衆は貨幣に向かう」とかいう一節があるようです。大体、将来に不安が残るからこそ、その時の出費を見越して溜め込もうとするからこそなんですが、どうも日本という国は「内需拡大」という掛け声だけで何とかなるものと思っているらしく、「後で幾らかかるかわからない」世代が資産の大半を保有している意味が御理解いただけていないようです。
つまりは年金も減り、自分の身の始末という意味での介護や医療に、どれだけ金がかかるか推測不能ということから溜め込んでいるわけなんでしょうから。

それを吐き出させるためにはどうする?といえば、生活や医療にかかるお金を極力減らすことでしょう?生活費は減らされているくせに水道代や電気料等のライフラインは高額だわ、臨時出費ではなくなりつつある医療代は年々保険料の名目で高額になっているわでたまりません。

では民主党のように耳障りのいい「後期高齢者医療保険」の廃止であったり高齢者の医療費の無料化であったりなどという大盤振る舞いに行くのか?という事になるのですが。

ここで話は変わるのですが、現在の国家予算の大半を占めてきつつあるのが国債の償還費用です。それと国家(地方も含む)公務員の人件費です。
人件費が零という訳にもいかないでしょうが、国債償還はどうでしょう。かつて国債のひき受け原資の多くは郵便貯金に依っていたと耳にしています。ではその郵便貯金の主要な預け主は?といえばデータがあるわけではありませんが高齢者が主な様な気がしています。この辺に予算確保の抜け穴があるような気がするんですがねえ。

まあ医療費(国民健康保険費用)が嵩むのはある程度仕方がないような気はしますが、でもなんか多すぎるような気がするのはなぜ?
サラリーマン時代には数多く書かれていた控除項目のひとつとしてしか意識していなかったので特段意識にのぼることはありませんでしたが、毎回毎回自ら納めに行く身分になると「特に病院に行ってもいないのになんでこんなに払うんだ?」とか、これなら自由診療の方がナンボか結果的には安く収まるんじゃないか?と思わなくもありません。

どうも口座落としというか給料天引という制度が「支払っている感覚を麻痺させている」様な気はしています。
「俺達の血税」という人たちもいますが、もう少しどのように・どれだけ引かれているのか?という関心も必要なのかな、という気がしなくもありません。

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