今回ぐらいは民主党が政権をとってもいい、という気分はあったし、そういうことも言ってきたけど、ここのところ「民主党に政権をとらせたくない」気分でいっぱいの柴田です。
ハトの言うことに「大丈夫か?コイツ」という疑念は以前から抱いていたのですが、やっぱりこいつじゃダメだ、という確信じみたものがここ最近の感想。このままだと史上最悪のダメ首相の呼び声も高い村山の二の舞というか、それを軽く凌駕しそうな勢いで亡国に一直線という気がしてきています。これならまだしも自民党の解体と再生の方がまだマシという気がしてきました。
何度かブログ上で「自営業者になってみてよかった」的な発言を繰り返していますが、それはサラリーマンの時には分からなかった側面に対する見方が随分変わったことを言っています。ただ単に給料を貰う側から、お金の入り口から出口までの全てを見ている立場への転換は個人的には非常に良い経験値に成ったかと思います。
そういう目で見ると、民主党の政策や言動は明らかに「給料をくれ」といっている側だけの言葉としか思えません。
別に麻生君を擁護する気もないのですが、度重なる補正予算の成立と執行がここまで遅れに遅れ、迅速な対応が生命線である経済対策が遅れたのは「民主党以下の野党が議題の提出ごとに審議拒否を繰り返して来た」結果でもあることは明記しておきたいと思います。
究極的には国家運営とは予算配分と法整備・軍事(外交)です。
どのように金を集め、どこに配分するか。すでに現時点の予算配分は大失敗に終わっています。国債や公債の償還残高を見れば一目瞭然です。多少の借財ならば納得も出来るでしょうが、現時点のレベルは異常です。
国債償還分と人件費だけで予算のどのくらいの割合になるのか。予算の正味分はいくらか、きちんとするべきでしょう。おそらく30%くらいしか予算は残らないのでは?と思っているのですが。
実質予算を増やしたいのであれば、国債の償還を停止する(利払いだけはするにしても)とか、公務員全員(国家・地方含む)の退職金の廃止くらいはするべきなのでは?と思います。ムダ使いの精査を徹底すると言うのならば会計監査局の人数を倍増させて官庁からの独立組織とし権限を持たせるかさ。
医療や介護の予算が欲しいのなら、きちんとそれを確保する。そのうえで言葉は悪いけど年寄りにはお金を持たせない・持っていなくともいい方向に持っていく施策を考えちゃあどうですかね。そうすれば振り込め詐欺も減るでしょう?国債償還の停止というのも、それに絡めてもいいかもしれない。生活インフラにかかるものも極力減額をしていけば年金が少なくともやっていけるようにならんかな?
そこで贅沢をしたい、とかもう一つ上を目指したい人には働き続けるもらうとかさ。
そんな中、また新たにばら撒き予算を画策している民主党さんには呆れている所なのです。
しかも、成立した補正予算の執行を停止して「もう一度予算をやり直す」ぐらいのことを言っている訳ですが、来年度予算ならばともかく「今からやって間に合うのかよ?」と思います。だって、普通のローテーションで今の時期が来年分の予算折衝の真っ盛りでしょう?今頃でも財源を突っ込まれて言葉に詰まる程度で、そんな膨大な作業がこなせるのか?
なんだかお花畑のはとぽっぽのお話を聞いていると、なんだかなーと思わずにはおられません。せめて民主党が第一党になるのはともかくとしても、単独過半数は取らせたくないと思う今日この頃です。
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