2009年9月10日木曜日
スニーカー
イカンイカンと思いつつ、ついつい買ってしまうスニーカー。
革靴でいえばいつもリーガルを指名買いしていた柴田のサイズは27.5cm。ごくごく普通の靴を買うときは28.0~28.5cmとなります。例えばそれがナイキともなると、あそこっちの靴は基本的に欧米人の足の基本形を基にして作っているので、日本人の柴田としては少々大きめの29.0cmサイズにしないと靴が窮屈で仕方がありません。
ご覧になった方があるかとは思いますが、以前ナイキショップ(志都呂のジャスコ、ムラサキスポーツ内)でマリア・シャラポア(テニス選手)の足の裏の写真が掲示されていたことがありました。その足の裏に欲情してしまったとかそういうわけじゃあなくて(そこまでマニアックではないので)、ホウ、と思ったのはその足の裏の形です。
見慣れた自分の足などは、きちんと横に踏ん張り安定して大地を踏みしめるきれいな菱形をしているのですが、それに見慣れた自分の目からすると妙に細長く変形しているように映る彼女の足形を見たときに、はたと得心したのです。「そうか、これが欧米人の足の形か」ってなもんですね。
普段愛用しているのは「nike free」シリーズです。はだし感覚で足の裏の筋肉を鍛える、なんてコンセプトの靴なので地下足袋を履いているかのような履き心地と、いいようのないフィット感は気に入っているのですが、ひとつだけ残念なことは「周辺のお店ではサイズを考えると極端に選択肢が狭くなってしまう」という事です。つまりは履ける靴が売っていないor靴を選べない、という事ですね。
まあ、仕入れる店側の事情を鑑みるに、でかい靴はお客さんの層が限られる、どうせ仕入れるのなら長期在庫はきついからなるべく早く掃けそうな無難なデザイン・色使いのものにしておく、というのは自然な流れであるとは思うのですが、自分としてはおもしろくないこと、この上ありません。
でも、29.0cmのサイズの靴といわれれば誰でも仕入れには躊躇するでしょうから、仕方のないことというか、小人の国に生まれた不幸な巨人族の悲哀というかなんというか、まあそんな所だろうと自分を慰めるしかありません。
こうした状況が生んだ悲しい属性として「はける靴があればとりあえず買っておく」という行動パターンです。冒頭の写真の靴が今日買ってしまった奴なのですが、この写真でお分かりいただけるように、柴田の好みは「無難なモノ」などというおとなしいものではなくて「派手な方が勝ち」というガキにも劣る選択基準ですから、いきおいますます選択肢はありません。
ただ、ものには限度というものがあるだろうというのは頭では理解しているのですが、体では分かっていないので、ついついそういうものを見かけると脊髄反射的に欲しいとなってしまうのが馬鹿たれなところです。
で、それがとうとう行きついて、なんか近頃では事務所にも10足ほどの靴が溢れ、2階のオーディオ部屋には更にそれらに加え30足近い靴が氾濫するという結果となってしまいました。ここまでくるといい加減、一生かかって履き潰せるのかが怪しい数となっています。
さて、どうしよう。
いい加減買うのを止めとかないと、本当に箪笥の肥やしにしかなりません。でも、「あ、これカッコイイ」とか思うと、ついつい触手が伸びてしまいます。うーん。
それはさておき先日の木刀ですが。
振るのは振っているのですが、たかだか10回とはいえ手のあちこちが痛いです。如何にガタがきていたか、わかろうというものです。何とか片手でびしっと振れる様になることを目指していきます。なかなか長い道のりになりそうな気はしますけど。
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