2008年8月17日日曜日

ヴィッツがお嫁入りをすることになってしまいました。そんな訳で、嫁入り前の手向けとして工賃ロハでヘッドライトカバーの交換をしてあげることにいたしました。
左の写真が、交換前。
以前、コンパウンドを使って磨いてあ
げたこともあったのですが、すぐに黄変してしまいました。ポリカーボネイトは紫外線による表面の劣化が避けられないようで、このためカバー表面にはUVカットのクリアーコートが施されているようです。でも、ほったらかしの人はすぐに変色が始まってしまい、みっともない有様になってしまいます。わりとマメにレンズを拭いてあげると綺麗な状態が長持ちするようですが、そこはそれ、中古車では前オーナーの気遣いの程は分かりません。

ヴィッツの場合はありがたいことにレンズカバー単品で部品が供給されています。金額は4000円でした(片側1枚)。で、こいつをヴィッツ君に装着してあげるのです。
これが外したレンズカバー。こんなに汚れているというか変色してしまっているのです。
ヘッドライトユニットは人間で言えば目です。これによって表情が一変してしまいます。人間に限らず、生き物は年を経ると瞳がにごってきます。この辺はコロパパさんが専門家ですのでヘタげな事は書けませんが、水晶体が濁ってくるということなのでしょうか。つまり瞳の濁りは、年齢を感じさせられるひとつの基準ともなります。このため、クルマのヘッドライトも濁っていると年齢を感じさせられてしまいます。逆にここが綺麗になると一気にクルマが若返ります。


これがカバーを外した状態。意外なほど中は健全です。リフレクターに曇りはなく、そのほかの部分もこれといったヤレは感じません。
で、これに注文しておいた新品のカバーを着けると。




作業している本人が一番びっくりした瞬間。
何これ?すげー綺麗じゃん。まるで新品のユニットを取った(発注した)みたい。ここまで変わるんだー。

そんなこんなでしばらく眺めてい
ましたが、このままでは終わりません。仕方なくボディへの取り付けにかかります。




取り付け途中の写真です。こんなに艶やかになります。
なんだかここだけの記事にするのは勿体無いので、手配り版元祖「しばた新聞」にも記事にしちゃおうと思いました。まだ今月号できていないしね。

しかし、新しく見えるなー。
多分このヴィッツ君がお嫁入りした後、また同じヴィッツ君を買うつもりなので、その時はもう一度おんなじように変えてあげることにしよっと。

近頃、化粧品の宣伝で「メジカラ(眼力)」とかいうキャッチコピーを目にしましたが、こういうメジカラもあるんだな、と。まつげを書き入れてあげるつもりはありませんけどね。

でもこれ、私のもやってくれと言われたら工賃貰わないとつらい作業だなー。今回は勉強も含めてだからいいとしても。

2008年8月1日金曜日

お酒との付き合いは、かれこれ20年以上にもなりますか。ついこんなことを思ったのは「最近のコゾー共はビールが飲めない奴が多い」とかいう記事を目にしたから。

多分飲み始めは高校2年くらいの夏頃と思います。親父の飲むビールをコッソリがばちょと飲み干していました。で、その後、恒例の村祭りの宵祭りの打ち上げの時、今でも忘れない「宝焼酎 純」の一気飲み大会があり、そこで初めての二日酔いというか泥酔状態を経験しました。
そこに同席していた友人の証言によると、夜中の2時とか3時ごろになって初めて「柴田がいない」という話になったとの事。捜索の結果、自分は外の庭の中で泥酔していて、既に体が冷たくなっていた様です。こりゃ大変という事になり、親に通報が行き、軽トラで両親が迎えに来て自宅に収容されたのだとか。
その張本人は前夜12時くらいまでの記憶はかろうじて保持しているのですが、それ以降の記憶がありません。翌日のお昼過ぎになって始めてぼんやりと目が覚め、「何でここにいるんだろう」という思いとともに頭痛が。どうやってもここにたどり着いたのか記憶がない。あちこち痛い。どうも頭がはっきりしない。その後、意識の戻った子供に気がついた親から延々説教を喰らい(あたりまえだ)、やっとの思いで開放された後、フラフラと本祭りの練りの列を見つけ近寄ると友人たちの驚きの声が上がりました。どうやら柴田は死んだんじゃないか?という噂が背びれ尾ひれをつけて駆け巡っていたようです。

残念なことにそれからたっぷり1年はアルコールの臭いすらダメになりました。その臭いがするだけで吐き気がするのです。今でもチョびっとばかし影響は残っていて、日本酒がダメです。いい日本酒ならいいのですが、ちょっと質の悪い奴だともうだめで、あとで頭痛に悩まされることになります。
このため、もっぱら飲み会などではビールばかり最初から最後まで飲んでいます。家でもビールばかり。たまに気分がいいと日本酒にも手を出しますが、これ!という銘柄を知りませんので、やはりビールに戻ってしまいます。

会社員時代はよく飲みに行きました。居酒屋から、スナックから、お姉ちゃんのいる所から、お姉ちゃんが色んなサービスしてくれる所から。でも確かに言われてみれば会社の飲み会で、最初からウーロン茶しか飲まない奴って徐々に増えていったような気がします。また、お姉ちゃん達が「何とかサワー」を頼むのは分からんでもないですが、野郎でも「サワー」しか飲まない奴が居ました。

何年か前に「地図の読めない女と......」という題の本を書店で見かけました。「ふーん」とは思いましたが買いませんでした。でもなんと、うちの嫁さんが買ってあったのです。珍しいことに。で、つい最近それを読んだのですが、その中に「男女の味覚の違い」という事も書かれてあったと思います。曰く「男は苦味の違いを理解でき、女は甘いものに惹かれる」とか言う文章だったかと思います。

男性の女性化、とはよく目にする言葉ではありますし、ことさらそれを強調するつもりもないですが、この味覚の好みの変化も「環境への適応」の一つなんですかねえ。別に男性であることを強調するつもりもないですが、この種の変化が、女に媚びるという意味での環境適応も随分含まれているような気もして、なんか嫌です。