2007年11月29日木曜日

ちょっとお休みを

ちょっと、ごめんなさい。「月刊しばた新聞」を書きながらだと、どっちがどっちと、ちょっとこんがらがってきますので、勝手言ってすみません。今月いっぱい、このコラムをお休みさせていただきたいと思います。
楽しみにしていただいている方もいらっしゃるのは承知していますが、両方というのはさすがにネタにつまるので、ご勘弁ください。よろしくお願いいたします。

多分、というか、これからも本誌の方を執筆中(と言えるほど、えらそうなものではありませんが)のときは、お休みさせていただくことになると思います。これだけやっていれば良いという訳でもありませんし、これが本業でもないものですから、すみません。

それでは、また来月になったら。

2007年11月28日水曜日

セクショナリズムの壁

まあ、これはおそらくどこの職場にもあることなのでしょうけど、部門間の連絡の悪さというか連携の悪さは、自動車会社も例外ではありません。少なくとも当時は。

何が言いたいかというと、昨日のコラムに対するコロパパさんからのコメントにありました、「下取に出すと同時に、同じ年式・同じグレードの中古車が、自分が出した下取金額+3~40万円のプライスをつけて中古車の展示場に並んでいる」というご指摘ですね。今日はそれについて。

以前は、A店とB店の下取車は中古車センターC店で販売。D店とE店とF店の下取車は中古車センターG店で販売する。といったキメがありました。もちろん各中古車展示場間で商品車を融通しあう、という事はあっても基本的には上記のような暗黙のルールがあったのです。

つまり某店舗のように、中古車展示場と新車のショールームが併設されているような店舗の場合、大概、新車の下取車は隣の中古車センターで販売される事になります。このことは非常に気まずい問題を引き起こす事があるのです。それがコロパパさんの指摘「あれって僕の奴だよね?」です。
自分もお客さんから電話された事がありますけど、ナンバーくらい外せっつーの!このことで中古車部門と大喧嘩した事あります。
そりゃあ、決して高いとはいえない金額で下取らなきゃ転売の際に儲けは出ませんから、ぶっちゃけ、それが下取価格というものです。ですが、心癒えないうちに、数十万円乗っかった金額で次の日から隣に並んでるのを見た日には、おもしろいわけはありません。付き合いの長い営業ならば、嫌味の一つも言ってやりたくもなるのが人情でしょう。
それを察して、せめてナンバーくらい外して飾りナンバーにしとけよ、と。それくらい、したっていいだろう、と食ってかかった訳ですが、「めんどくさい」の一言で終わりでした。


よくディーラーの新車営業は花形だ、だの何だのと言って、よくおだてられますが、実の所は「士農工商」の農、つまり百姓なわけです。位としては武士の次かもしれませんが、実の所は被搾取階級で、今思い出しても「生かさぬように、殺さぬように」でした。
お客さんに頭を下げるのは仕方のないことだとしても、その他、上司には値引き条件を出してもらう為に頭を下げます。
サービスのフロントには、早く作業を仕上げてくれとか、この金額でナビをつけてくれとか言って頭を下げます。現場のメカにも顔を出して、洗車を手伝ったりもします。
中古車部門には、また今度助けて欲しいことがあったら(下取金額のアップ)よろしくお願いしますよ、なんて言って、また頭を下げるわけです。下取車を入庫するときには、いちいち軽く洗車をしておくのが礼儀だ、なんて教えられました。
挙句のはてには、事務のおねーちゃんにまで頭を下げて、新車回送の段取りを組んでもらったりもします。ホントどこまで頭下げてまわりゃあいいんですかね?ってくらい。よく我慢してたよな。ホント。

あるとき、事務の段取りでポカをされたことがありました。自分としても、かなり気をつけて段取りをしていたお客さんのことだったので、いちいち指示を出していたのにもかかわらずのことでした。さすがにカチンときて「テメー、コノヤロー」と事務所の中で張本人を追及しはじめた所、所長に止められました。
止められたその理由が「事務処理をやっていただいている人に対して、その言い草はなんだ」でした。俺たちゃ百姓だな、と痛感しました。そのとき。

またしても終わんなくなりそうなので、今日はこの辺で。綺麗なショールームの裏側では、こんな光景が展開されていたのです。それでは、また。

2007年11月26日月曜日

20万円の謎、もしくは壁

みなさんの様々な興味をそそる世界であるらしく、様々なメディアから、よってたかって丸裸にされようとしているクルマ業界。ま、「しばた新聞」もそうした範疇の一つに入るのですが、それはさておき。
以前から不思議な共通点として、なぜか「20万の壁」と僕が勝手に呼んでいるものがあります。それはなぜかといわれると、というのが今日のお題です。

セールス時代、「軽自動車で20万くらいのない?」とよく言われたんですね。不思議なことに、それは今でもそうで、日本人に限らずブラジル人も、そう言うんですよ、これがまた。何で20万なんだろう?
まあ、おそらく考えやすいというか、このくらいだったら、という希望価格なんでしょうけど。
ところが、それを真に受けて、必死こいて探してきてやると、今度はここがどうの、あそこがどうのと文句が出始めるんですよね。そんな夢のようなクルマありゃしません、ちゅうの。
結局は、うまい話や自分に都合のいいことを、これまたいい具合に熟成しちゃってる人の多い事。そのくせ、現金を用意して、という人は、ほとんどいませんから、結局はローンが通らないだの保証人がいないだの、という話になって結局は苦労するだけして話はまとまらない、というパターンが多いのですけどね。

今までの経験則からいって、現金を3~40万円すぐに用意できる人、自分だけで即決できる人、タイミングを待てる人、あまり細かい事は気にしない人。これらの中の2つぐらいは当てはまらないと、いい話というものには遭遇できないように思います。その中でも、即決できる人、というのは強いと思います。

これは一つの例ですが、自分は今、ブラジル人からタダで下取った、セルボのマニュアル車に乗っています。非常に燃費のいい車で、リッター20キロ近く走ってくれて、しかも、下取に出した当時、3ヶ月ほど前に車検を取ったばかりのクルマでした。それだけ見れば「超ラッキー」です。
でもね。細かく言えば、いろいろあるわけですよ。屋根の塗装の剥げ。キャブのつまり。スタッドレスのまんまのボーズのタイヤ。ものすごく汚い室内。岐阜ナンバー(ここは浜松№管区)。効かないクーラーと、聞こえてこないオーディオ。などなど。でも、走りゃあいいや、という割り切りがあるから乗れるのです。汚ければ洗えばいい、とか、塗料の剥げは塗ればいいとか。
安いのがいい、とはみんなが思うことです。でも、現実には、そこまで踏み出さないんですよね。

ここに、とあるクルマがあったとします。買い取り業者で3万で買ってもらったとしましょう。では、はたしてこのクルマの末端価格はいくらになるのか。順を追っていきたいと思います。
先ずはオークション会場へ。クルマにもよるでしょうけど、今の買い取り業者は片手、3~5万円程度しか1台あたりの利益を見込んでおりません。つまりオークション会場で補修無しで持ち込んだ場合、7万円前後であれば、売却してしまいます。そこから、別の場所に搬送するなり、あとはオークション業者への出品手数料なりを考えると、既に販売業者の仕入原価は10万円になってしまうのです。

さて、業者としては通常、1台10万円くらいは利益を確保したいと考えます。会社員の頃、中古車部門では台当たり利益17.5万円が目標、とか言ってました。当時は。つまりここで一気に3万円だったクルマは20万円くらいになってしまうのです。これがよく言う店頭表示価格ですね。

あるお客さんの目に、この車が止まったとしましょう。そして見積を依頼すると、どうでしょうか。車検がない場合、ここから15~20万円くらい「整備費用」と「諸経費」が上乗せになります。その内、税金や強制保険など(自動車税・自賠責・重量税・消費税)で10万円くらい。そして、整備代。名義変更も業者によっては5万円くらい計上している所もあります。
冒頭の話に戻ると20万円というラインは、結局は、この店頭表示価格が目安なんでしょうね。しかも最低のラインの。今挙げてきた例はクルマの加修金額をまったく含まない、という例ですが、まったくの無傷という方が珍しいので、実際は買い取り金額が下がるか、売値が上がるか、という事ですね。
そんなこんなで、このクルマの末端価格は最低30万くらい、という事になってしまうのです。この金額以下で買える、という事は、クルマの側に値を下げざるを得ない理由がある、と思ってもらっていいと思います。へこんだままとか、距離が多すぎるとかの理由で売りづらいというね。

話が終わんなくなってきちゃったので、今日はこの辺にしましょうか。それではまた。

2007年11月24日土曜日

宅配便


おそらく皆さんも宅配便をお使いになったことはあると思います。
知ってか知らずか、もちろん知っていたわけは無いのですが、その先見性は見事です。え?何の話かって?今回は宅配便について。

今までは、学生のときに親から「柿が採れた」とか、「これを着ろ」といってチャンチャンコを送られたりした程度のお付き合いでしたが、ここ最近のヤフオクや価格コム等の利用により、宅配便の利用が頻繁です。思いつくだけでも「ヤマト運輸」に始まり「佐川急便」「西濃運輸」「ペリカン便」それと、もちろん「郵政公社(今なんていうんだっけ?)」、などなど。
まあ、噂に違わずというか、厳しいというのか、やはり「ヤマト運輸」には一歩抜きん出たところを感じますね。なんとなくではありますが、運転手さんの感じといい、営業所の雰囲気といい。いいのか悪いのか知りませんが、保険の書類を磐田の事務所に送るときも使うのはやはり「クロネコメール便」。
後、使った事のあるサービスでは「機密文書リサイクル(溶解処理)サービス」。何かとうるさい保険の個人情報に絡む書類の後処理なんですが、もうこんな時代ですから、裏紙として使った申し込み書類のミスプリントをゴミ箱に直行、というのは何かとまずい所があるのです。シュレッダー処理をすれば一応の言い訳が立つようですが、それでも、どこをどう突かれるのか分からない時代ですから、ここは一つ溶かしてしまえば文句なかろう、という事です。処理が終わりましたっていうメールもきますしね。

そんな中で、一番印象がよくないのが「郵便局」ですね。どうも配達にくるタイミングというのが、いつも悪くて、再配達の回数が一番多いような気がします。
しかも、こちらから受け取りにいくとすると、最寄が伊佐地局になるのですが、土・日・祝日は、やっていないときています。じゃあ、そのときでないと取りに行けない、となると、西郵便局まで行かなくちゃいけないんですね。
あんまり馬鹿馬鹿しいから、「庭にベンツが置いてあるから、鍵かけてないんで、リアシートの上にでも置いといてください」というと、それは出来ないと。荷主がそう言ってんなら良いじゃないか、とも思うのですが、だめなものはダメと。

他のとき。不在票がありましたが、もう電話すんのも嫌だったので、ネットで再配達依頼をかけたんです。次の日に。そうしたら、こっちが出かける前でした。時間の約束があったのは、こっちの勝手ではありましたが、持ってきやがりました。あれ?確かに受付メールも来てるよな、と思ったんですけどね。局内でチェックしてんのかな?本当に。
またまた他のとき。今度は郵便局まで無事着いて荷物を受け取ったときのことです。先に不在票と受付メールの印字コピーを受付のおばさんに渡したんですが、何食わぬ顔して「本日の受け取りに関しましてのご確認はいただいていますか?荷物を持ち出していることもあるのですが」と真顔で聞かれました。以下はそのやり取りです。

私  「ネットで確認しましたけど」
受付  「え?」
私  「だから、それが受け取り確認のメールの文面ですが、見てないんですか?渡しましたよね?」
受付  「え?」
私  「受け取り番号が必要だと書いてあったので、プリントアウトして持ってきたんですが」
受付  「え?そうなんですか?ちょっとお待ちください」

埼玉だかどっかの方の郵便局で、トヨタの社員が指導に行ったとかいう記事を目にしたことがあります。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、今回の事に限らず、やっていることがチグハグだな、と。もちろん郵政公社様の依頼で作ったネット上でのシステムですから、いろいろなサービスはてんこ盛りですが、どこまで徹底しているのかが謎です。
引き合いに出すのも悪いのですが、ネットでの再配達依頼をヤマト運輸でもした事があります。あそこではそういった依頼や情報が、ドライバーに直ぐに行くらしく、ものの2~30分で直接携帯に電話がかかってきて、「今すぐそこなんですけど、今からそちらに行ってもいいですか?」ときました。微笑ましかったのは、「一応書類上は明日の配達なので、ネットでの配達情報は明日の反映となってしまいますが、、、」と、あまり関係ない弁明をしていました。まあ、きちんと「明日なら明日の配達先」という事に事務上は、なっているのでしょうね。

保険でもそうですし、クルマでもそうですが、頭の中で考えた想定通りには、現実には動いてはくれないものです。いくら、お偉いさんが考えた段取りであっても、現場で齟齬が生じるのは、止むを得ない事でしょう。要は、そこからいかに、現状や要望に沿わせていくのか、というフレキシブルさだと思います。
それが出来なきゃ、何の為の民営かなのか。目的が先か、手段が先なのか。鶏が先なのか、卵が先なのか、というお話ですよね。ねえ、小泉さん。

今日はこの辺で。

2007年11月23日金曜日

自動車保険の基礎知識

心理学者のように冷静な目で見れるほど訓練をつんでいるわけではありませんので、正直お客さんがどう思っているのかは分かりません。
でも、ふと以下の事を思い出したのは、今日、やっとこさ、事故の修理があがってお納めできた車があったからです。

トヨタには、営業マン用に通称「黒表紙」とよばれる営業マニュアルがあります。この中にお客様の購買心理とかいう項目があるのです。
なんかいいですね。購買心理。いかにも、という感じです。
トヨペットに入社したばかりの頃には、こんな事ばかり、まるで学校の道徳の授業のように毎日聞かされていたので、各営業所に配属されたときには車庫証明も満足に書けないような、イビツな営業マンになってしまっていました。

思い出したのは、その中の「お客様の気持ちの盛り上がり曲線」とかいうやつです。
確かに注文書にサインをいただくときには一定以上に気持ちが高ぶるものなのでしょうけど、問題はこの先です。営業マンはこのときが気分は最高潮。でも、お客さんは、納車の時が、気分が最も盛り上がるときなので、このズレに気をつけましょう、とかいう文意だったような気がします。

思えば、自分としては、納車のときが最も気をつけていた時でした。でも、営業マンによっては、クルマが営業所に搬送されてから2~3週間もそのまま。とっくの昔にナンバーも取れているにもかかわらず、何時までたっても納車されない、してくれない、という気の毒なお客さんやクルマ達がいました。
まあ、お客さんも、あたった奴・セールスが悪かったと思って、諦めてもらうしかありませんね。そういえばアイツはまだ、あそこにいたような気がします。


それはそうと今日の納車のときに、こんな事を聞かれました。「修理費のうち、何割かは自己負担になるのか?」ちょっとご参考までに解説を。
今回の事故は「悪戯」もしくは「嫌がらせ」でした。こういった事故は「車対車+A」(保険会社によって名称が若干異なります)という種類の車両保険に加入していれば保険がききます。

ここでちょっと豆知識。保険の基本的な考え方です。
自動車保険というのは、「保険契約者、もしくは保険の対象者がやってしまった過失部分の賠償責任を保険会社が肩代わりする(対人保険や対物保険)」という保険と「保険の対象となる事故にかぎり、自分のクルマを元の状態に現状復帰させるための修理費を保険会社に払ってもらう(車両保険)」、「事故に居合わせてしまった同乗者の怪我の保険(搭乗者保険)」という内容の保険の3本立てです。

今回問題になるのは車両保険ですが、保険期間内の複数回目の事故でない限り、ほとんどは初回の自己負担金額(免責金額といいます)は設定していないのが普通です。そういう契約内容じゃなかったら代理店が悪いか、契約者(賠償被保険者)の年齢が若いので、保険料を安くする為等の苦肉の策である以外に、その理由が思いつきません。つまり、自己負担は発生しません。

それと、今回のように「契約者の過失に拠らない事故」に関しては、いくら支払保険金額の多い事故であっても次年度の保険等級は下がりません。たとえば飛び石等による窓ガラスの破損とか車上荒らしとか。こういった事故を「等級据え置き事故」といいます。

こういった、自動車保険の独特な考え方を押さえとくと、イザというときに役に立つかな、と思いましてちょっとだけ今回はご披露いたしました。ご参考になさってください。

今日はこの辺で。

2007年11月22日木曜日

事故の経緯と今日の事件とおまわりさんと

先日の事故の続報です。
結局あれから保険事故の調査が入ることになりました。

例えば、契約者が事故にあった際に「そんな過失割合では納得できない」とゴネたとか、保険会社にとって「怪しい(作成事故ではないか)」とか疑われたり、変な事故だったりした際には、今回のように「調査」が入ったりします。大げさに言えば、「マスターキートン(知らない人のほうが多いかも?)」の損害保険版みたいなもんでしょうね。
今回の第一発見者が当契約の保険募集人の自分だったり、盗まれたものが追加メーターや車両コンピューターなんかのいわゆる「マニアックなもの」だった事もあるのでしょう。おそらく保険会社の事故担当者としても、保険金請求書類を上司に出すについて「調査会社もシロと言っています」という感じの援護射撃が欲しい、といった所なのでしょう。

そんなこんなで、ワタクシの所にも調査人のヒアリングが来ることになりました。なんか「どんな事を聞かれるのか」とワクワクしてきてしまいます。
一つ聞いてみたいのは「何を立証する為の、どんな報告書をまとめる為にこんな事をするのか?」という事ですね。それと「払う為にするのか。払わない為にするのか。」ということ。個人的には個人の趣味でクルマをいじくりまわす事は好ましく思っておりません。そんな事にまで際限なく保険金を支払っていたらきりがないです。今回のケースでは、その修理のために、わざわざ三重にまでクルマを搬送しているわけですから尚更です。しかも、その三重の業者というのが、これまた結構なところにまで手を入れてしまう改造屋なのを僕も承知してますから、言わずもがな、というか。
ま、いいや。来週の火曜日のお楽しみとしておきましょう。



本日は別の事件が発生。
どうも財布が盗まれた、ということです。どうも、というのは、どうやら上の階に間借りしている居候さんが怪しい、という事から。
まあ、詳しい事はともかく、これが何に生きてくるかというと、火災保険の家財ですね。一般家屋を例にすると、火災保険は建物を担保する保険と家財を担保する保険があります。その他に、それぞれの地震保険ですね。
この家財保険の事故例として、現金の盗難があります。上限は20万円。
細かい内容や上限の規定は、各保険会社によって、各保険種類によって、違いはあると思いますので、各自で確認してください。保険会社としては、お金が盗まれたという証拠が欲しいですから被害届が出ていることが必須です。それと確かに、そのときに現金があったであろうと推察できる証拠書類が必要となります。例えば前の日とか、その日に現金を引き出していたので、それくらいは財布にあった筈だとか、ね。
そのほか、そういった事故があったことをきっかけに、今後の盗難対策費用として支出した金額のいくらかを保険で見ますよ、なんてのもあったりすることもあります。例えば鍵を換える費用だとか。この辺も各自で確認するなり、担当の代理店に確認するなりしてくださいね。
ただ、住宅金融公庫の特約火災保険だけとか、銀行の融資条件としていつの間にやら加入した火災保険だけだと家財の火災保険に入っていない可能性がありますから、これも要確認ですね。


今日はこの事件に絡んで、免許証の再発行について。必要なものを列挙します。(盗られた財布の中に入っていたそうで)

証明書用の写真(30×24)  モノクロ 白黒問わず
健康保険証などの身分証明書
印鑑
手数料3200円
被害届、もしくは紛失届が出ていること
午前と午後の受付時間あり 時間外不可 平日のみ
(浜松中央署に電話で聞きました)

とまあ、こんな具合だったのですが。
なにより腹立たしいのは、どんな理由であれ免許証が無い事が、とにかく「不携帯」扱いとなること。即日発行してくれる所ならまだともかく、3週間かかるという所もあるとの事。その場合はどうなるんだ、と聞いた所「(何がなんでも)持っていないことが不携帯」。きちんと届けが出ているのにその扱いはおかしくないか、と聞いても、とにかく「おかしくない」の一点張りでした。

いつも思っていることではありましたが、結局彼らは先ず「自分たちアリキ」なんですね。自分たちにとって、が先ず優先することであって、届けが出ていることなどは二の次であると。
どうも彼らには、どこを向いて、誰の為の仕事なのか、という意識が根本的に無いかのようです。基本的には(交通事故の)事故証明も、どこで・誰と誰との間で・こういう事故があった、という事を証明するだけのことで、統計数字にはでてきますし、減点の基礎資料にはなっているようですが、「だから、こういう対策を」という思考には、ならないようで。

要らんとこに信号機を設置するより、既存の信号機を発光ダイオード式に切り替えていく方がヨッポド有効な気がするんですけどね。
あいかわらず信号機設置前の交通量調査ばかりで、事後調査はしないんで、ますます車の流れは阻害されていくことに。「道路は生きている」なんて粋な表現も聞いたりしますが、もう道路管理、交通管理の権限を他所に移譲・分割していった方がいいような気がしますね。
絶対に反対されるだろうけど。

今日はここまで。

2007年11月21日水曜日

帰ってきました

やっとこさ帰ってきました。出張の目的はズバリ「セールスの研修」です。しかも、受講料は自腹(おいおい)。別に聞きたいと思っていたわけでもないのに「行きなさい」との命令で、北は茨城県の守谷という聞いたことの無い(守谷にお住まいのみなさんゴメンナサイ)最果ての地まで行ってきちゃいました。
が、しかし。最果ての地、と思っていたのは自分一人だったようで、その出席者の多くは北海道の札幌だとか北見とか、網走の方とか。その他青森の弘前という人もいましたね。そんなこんなで、最南端の出席者でした。

しっかし、初めてではないとはいえ、いつも感心するのは研修施設の豪華さ。こんなエントランスがあったりします。ここが研修棟。その他に宿泊棟が別にあります。ちなみに東京海上は御殿場に似た施設がありました。トヨタは愛知県の日進市にあります。あそこは何回か行きましたが、ほんとうに広いところでしたね。


研修の中味は、ここで紹介しても面白いとは思われないでしょうから割愛。その代わりに、途中通過した東京の感想などを。
東京そのものには以前住んでいましたので、別に、だから、どうだ、という事は、もう今さら、とりたててありません。あいかわらず汚くて、道具立ては派手で、何時もどこかで工事をしていて、地震は多いくせにビルの高層化はあいかわらず歯止めが無くて、その他諸々。
帰り道に思ったのは、東京から離れれば離れるほど(あたりまえだけど)新幹線から見える景色の建物の高層化がおさまっていく、という事。とにかく、東京という場所にしがみついて、離れられないモノや人が多すぎて、でも地面の面積は限られてて。
じゃあ、どうするの?という事で道や建物が多層化への道を歩む事になって、でも、まわりもおんなじ様に多層化してて埋没しちゃうから、なるべく分かりやすいように、入居率が上がるように、と、ヘンテコな形にしてみたり派手な入り口にしてみたり。
すべてがコストのかさむような方向を向いてしまうんですよね。またそれが「税金対策」という、結局はムダ遣いに拍車をかける大義名分になったり。


ふと連想したのは「がん細胞」。医学の素人理解で言うと、「がん」は細胞の異常増殖という理解をしているのですが、似てるのかな、とも思えてしまいます。
確かに日本の中心地域ではあるのでしょうし、そこに住んでいる人は、とくに違和感を感じてはいないのでしょう。でもなんというか、ここの地域だけ別世界のように暴走している感がある、と思うのは自分だけですかね?まあ、いいけど。
ただ、この増殖現象やお金の投資先を求めて、せめて無関係な所に転移するのは(ゴルフ場作ってみたりとか、変なリゾート開発だとか、ジャスコ作ってみたりとか)困るし止めてほしいから、どっかで歯止めかけてよ、と思ったりもします。

2007年11月17日土曜日

Wiiとapple

そういえば、明日の午後から遠方に出張してしまうので、がんばって、もう一つ。

僕自身は、個人のコンピューターを買って、まだ3年にも満たないので、何の迷いも無くウインドウズパソコンから始めました。
ところが世の中にはアップル信者(マカフィーとかいうらしい)という人達がいる、という事は聞き及んではいました。でも実際に買うときには、そんな事は頭の中からすっかり抜け落ちていました。
そんな平和な日々を破ったのは、いつものごとく兄貴です。持ち込んできたのは「iPod」でした。その名もシャッフル(初代)。そのとき兄貴は、アップルのことを熱く一通り語った後「お前にやるわ」と、そのシャッフルなるものを置いていったのです。そこで要らないと一言、言えればよかったのですが、ここでまんまとアップルに付き合わされる日々が始まってしまったのでした、というのはウソで、アップルのデザインセンスにやられました。カッコいいわ、これ。

製品を見ていて、いつも感心するのは、アップルの総帥・スティーブジョブスさんプロデュースのデザインセンスと製品コンセプトです。おそらく底辺を流れるそのコンセプトは「コンピューターという事を、いかにユーザーに意識させず使わせるか」と「そのコンセプトをいかにスタイリッシュに魅せ、かつ包み込むか」ということだと勝手に理解しています。「ナノ」にしても「iPhone」にしてもそうですよね。OSの見せ方にしてもマウスというインターフェイスにしても,やはりそれを感じます。

以前読んだ本の中で「究極のインターフェイス(操作装置)」として、任天堂の「(初代)ファミコン」のコントローラーが紹介されていたのを目にしたことがあります。曰く「誰にでも操作が可能な究極のシンプルさと最低限の機能」とか評されていたように記憶しています。そして、この「いかにストレス無く遊んでもらうか」という任天堂のスタンスが今回の「Wii」に結実しているように感じます。あのコントローラーですね。ここにアップルと同じコンセプトを感じるのです。
思えば、スーパーファミコンの頃からボタンが増え始め、ゲーム機の高機能化と共に「難しい操作」が常識化してきてしまったように思います。初期ファミコンユーザーたちと共に月日を重ねてきた時はよかったと思うのですが、今やその年代も30代の半ばから40の声を聞くようになってしまいました。
世のゲーム雑誌などでは(模型業界などでも)今の子供たちは、携帯電話に時間とお金を取られてしまい、ゲームをやる時間と予算が無い、などといわれ続けてきました。が、何のことはない。ただ単にゲームの敷居が高く(操作が難しそう)、しかも面白そうだ、と思わせられるものが一目で認識できない(続編や、一目見てだけでは内容が創造できないゲームばかりで、しかもそれが7千円位する)だけだったのではないかと思います。こういうコンセプトで何か他にもできないかな、とも思ってしまいます。


今、手元にあるアップル製品は左の写真にある2つ。
とりあえず説明書を読まなくても使えるシンプルな操作系と必要な部分にしぼりきった機能や部品。そしてiTunesの操作性とその連携。そして、非常にメッセージ性に飛んだデザインとコンセプト。そして、これらが、独りよがりになっていない点がすごい。ひとり上手な商品って多いですからね。うまいなーと思います。
ここで信頼性と汎用性(つまりコンピューターに読み込ませたiTunes上の音楽データはiPodだけに有効で、他社製品には転用が出来ない)がなんとかなってくれると非常にうれしいのですが、まあ、ここはご愛嬌ですかね。

何はともあれ、非常に知的センスあふれる製品群というものは見てて気持ちよく、勉強になり、また脳細胞に汗をかいてしまう存在です。そしてお近づきになりたいと思う反面、火傷しそうなくらい危険な魅力があるので、僕としては、なぜか一線おいてしまうという事もある不思議な存在でもあるのです。

昨日の続き

よーく読み直してみると、「直される車」の話が、ほとんど入っていない事に気付きましたので、続きです。

基本的には、割合早い時期に新車に新車にと代替されていく方は、結構な割合でディーラーで整備をされます。つまり意地悪い言い方をすると、ディーラーではそのほとんどの作業が軽整備でしかない、という事もいえます。手堅い整備しかしないので、これは、という症状に出会ってしまうとアッセン交換になってしまうパターンがほとんどです。これホント。
飲み会(といっても私的な)で、ベテランのメカニック(既にもう当時フロント業務をしていましたが)が、もう6~7年も前の事ですが、こう言っていました。「俺たちは交換屋じゃない。修理屋だ。それなのに、今時のやつらは治そうとしない。それどころか今、まだ目の前で異音がしている車がありながら『テスターにかけても異常ナシと言っています』といって平然とクルマをお客に引き渡そうとしやがる」

まあ、全てのメカニックがこうだとは言いませんが、メーカーとしては、作業レベルに明らかなバラつきがある現場のメカに、変な触られ方をされたくない一心で、作業頻度の低い箇所はカバーで隠してきているか、触れないようにしてきているのが現状です。先ずはテスターをかけて器械の判断をお待ちください、という感じですね。信用無いなー。


私のクルマ部門のお客さんのほとんどは、中古車で自分が納めたクルマ達です。なかなか人間味あふれる奴らが多くて、意外な所が逝っちゃったりすることもあり、結構こちらもハラハラさせられる事があります。

ただ、そのほとんどは機構的なことよりも、年式による経年劣化である事がほとんどで、主に熱や風化・劣化に起因します。つまり、普段どれだけそのことに留意できているかという事ですね。
特に、プラスチックやゴム系の材質は、いかんともしがたく、その多くが保管状況にもよりますが、朽ちてきてしまいます。困るのは電子装備系。だって前兆が無くいきなりですからね。

そのほかで困るのは、車検などの整備点検項目にも無い箇所の故障というか破壊というか、まあ、力尽きたというのか、そういう箇所です。そろそろ、と思わないことも無いのですが、わざわざそんな所まで見ていない、というのが現実です。

昔の人はイイ事言うなー、というか、ハッキリ言い過ぎるというか。中古車と付き合うときの極意は『金の切れ目が縁の切れ目』これですね。僕の場合は、まだ、もう少し付き合うつもりがあるので、がんばってみようかな、というところですね。
実際今日も洗ってあげましたが、外装だけでもキレイになってくれてると「もうちょっと、がんばっちゃおうかな」という気にもさせられます。
もし、今のお車に少しでも愛想が尽きてきている部分が出てきたようでしたら、外装の磨きや内装のお掃除などしてみてはいかがでしょう。走り、というか足回りのことで不満が出てきたら、タイヤなど交換してみるとその印象がぐっと変わっちゃいますよ。オートマチックオイルやデフオイルなどもその印象の変化が大きい部分です。

今までに、十数台のクルマを乗り継ぎ、いろいろクルマを弄んだりもしましたが、一番その効果を実感したのはタイヤとシートです。
特にシートを替えるというと、なんかイケナイ領域にまで手を出しちゃったように感じますが、その効果は絶大です。僕の場合はレカロシートでした。
お勧めはショルダーサポートまであるタイプです。きちんとシートで体を支えてもらうと、クルマの挙動がぶれているのか、それともただ単に体がずれているのか、が分かります。

なんだか話の方向がずれてきているようです。今日はこのへんにしておきましょうか。

2007年11月16日金曜日

車を直す側と、直される車と、その作業を待つ側

自分自身としては、特に整備士の免許があるわけでもなく、ただ、見よう見まねと手探りで覚えてきた泥縄作業なのですが、それでも人に頼むよりは早いのとその場で終わらすことができるので、ちょくちょく自分で車の部品交換やナビゲーションの取り付け程度はこなします。
左の写真は、お客さんのGT-Rの点火コイルを交換するときに、証拠写真として撮ったものの中の1枚。
会社員だった頃、つまりディーラー時代は、サービス課の連中とのやり取りも、頭の痛いことの一つでした。
というのも、連中は、そこにある仕事をこなしているだけなので、その後のことを考えてません。その後とは車を納める時間の約束であったり、誰が納めてくるのか、という事であったり。
例えば、夕方5時に納車の約束をしていたのに、5時になってもまだ作業をしているなんてのはザラです。どうなっている?と聞いても「まだやってます」おいおい。なんで?と聞くと、「遅くなっちゃったので」とかね。
先に一言あれば、まだなんとかお客さんに取り繕う事も不可能ではありませんが、そのときになっても言わないことが多く、作業が終わってから「遅くなりました。終わりました。」とくるので、やりきれない思いをしたのも1度や2度ではありません。お客さんに怒られるのは、こちらですから。

僕は、クルマ屋の看板は持っていますが、自前の整備工場はありません。だって、整備工場の一つや二つ、いくらでも他にやってます。しかも、少なくとも自分なんかよりは遥かにキャリアの長い人たちが。そんな中で、もう一つ整備屋さんができても部品屋さんや設備屋さんが喜ぶだけで、こちらとしては設備投資の分が無駄なだけです。どうせその分お客さんに請求しなくちゃいけないわけだし。そんな事ならいっその事、整備そのものは信頼できる所と提携させてもらってまる投げした方が、こちらも役割分担がはっきりします。その分自分が動けばいいだけだし。
ただ困るのは、メカというものはこういうものか、と改めて思うのですが、ディーラーに限らず、またしても連絡が遅いのですね。問い合わせをしても「まあ、また来る時でいいだろう」とか、あちらで勝手に判断されたり、あちら側の基準を元に判断した後で情報をこちらに出してくる時がある。こちらとしては一次情報が欲しいわけです。
他には、メカとしての都合を言ってくるときがあること。こちらとしてはお客さんの都合を最優先したいわけです。もちろん無理や道理を踏まえた上での話ですが。

以前、カタナに乗っていました。
転んだのは僕が悪いのですが、それを修理に出していたときのことです。どれくらい(の期間)で直りますか、と聞いた所、1週間とか10日くらいという答えだったかと思います。
ところが約束の期間がすぎても一向に連絡がありません。それでもと思って2週間くらい待ってバイク屋さんに顔を出してみると、まだそのまま僕のカタナがありました。どうなってますか、と聞くとこれから「持っていきます」との返答。さすがに頭にきましたね。

この後もいろいろあって、結局完成までに1ヶ月近くかかりました。という訳で、ワタクシのツーリング計画は水の泡に。どーしてくれるの?ところが「時間かかっちゃって、すみませんねえ」というばかりでしたとさ。

なんというか、整備の人達って、そういうところは無神経なものなのでしょうかね?大なり小なりこういった傾向があるように思うのは僕だけでしょうか。何ぼなんでも、もう少し気を使ってくれても良さそうなもんだと思うのですけど。遅くなるなら遅くなると、もっと早く言ってくれれば、こちらも気持ちの準備というか心の整理がつくのですが、どうもそういった配慮がなさすぎるように思います。

確かに「メカを急かせてもいい事はない」というのも分かるような気はするのですが、それを言うのは、こちら側であって、メカニック本人が言うべき言葉でもない様な気もするのですが。みなさんはどう思われるでしょうか。いまだにこんな事で悩ましい日々を過ごしている僕。

2007年11月15日木曜日

旧車の悩み


会社員だった頃は新車のセールスでした。当然、自家用車も新車で下ろして乗っていました。この辺は個人の感覚の差もあるところですので、もちろん新車のセールスといえども自分の車としては中古車しか乗った(買った)事のない者もいます。
そんな事はおいといて。トヨペットを辞めたのが平成15年6月です。その前に買った車である「トヨタ イスト」が今のところ最後に買った新車になります。

今ウチにある車
ユーノスロードスターH3年式  趣味の車 兼 売り物
ベンツH11年式C200 実用車 兼 代車 主に遠方用、売り物
セルボ平成8年式 仕事兼代車 これは売れんなあ
イスト平成14年式 主に嫁さん用 たまに僕も使う
こんな具合です。

つまり、イストを最後に新車を買ったことがないので、車を維持する、という事に神経を使うようになってしまったのです。
基本的にトヨタの車というのは「亭主元気で留守がいい」というか、「便りのないのはいい知らせ」という格言を地でいっているような車ですから、とにかく維持費というか、手のかからない車です。
これとは逆にロードスターなどは平成一桁というか僕が学生のときに生産された車です。もう相当におじいちゃんです。今はお客さんのものになってしまった、かつての趣味車H2年式のR32 GT-Rも同じく、そう。
何を言いたいかというと、もう、トヨタに居た頃には考えもつかない所がお亡くなりになってしまうのですね。ですから近頃思うのは「ボディさえ生きていていてくれれば、なんとかなる」という悟りです。
まあ、エアコンがお亡くなりになるのはベンツで体験済みですし、セルボ君は元々ウチに来たときからエアコンが効いていません。以前のことを思えば、強くなったものです。

先日、本誌しばた新聞18号を配っていたときの事です。あれあれ?と思っている間に、結局はオルタネーターが亡くなってしまわれました。このときほど保険のレッカーサービスをありがたく思ったことはありません。
それと同時にロードスターに深い愛情を感じているのも事実です。今回の事も、おかげさまで自動車関連の経験が長かったせいもあり、パニックになることはなく、とても冷静に状況判断と故障診断を頭の中で行っていました。「多分ここだな」ってね。

コロパパさんには指摘されてしまいましたが、旧車の最大の関門は「どこまで予算をかけられるか」と、どこまで故障状況を予想できるか、という事です。中でもゴム部品は「いつか、誰かが通る道」です。
という事で、今回ドアミラー・ドアステップ・フロントガラス周辺部の補修塗装に合わせてフロントのウェザーストリップは交換いたしました。その他にはドアのフチゴムですね。ただ困るのは、どこを打ち止めとするか、という自己規制です。

今最大の関心事は、ブッシュ交換と、ダンパー交換。それと幌の内側の掃除ですね。とりあえず外装の磨き自体は、ほぼ終了と思っているので、次は幌の中かな、と。できればリアウインドウのガラス化をもくろんではいるのです、予算と気力の戦いですね。

多分もっと続きます。乞うご期待。

2007年11月14日水曜日

新型GT-Rについて思う


もう、あちらこちらで紹介されているので、ご存知の方も多いでしょうけど、やはり気になるGT-R。
ちょっと思うことを、いくつか書いておこうかな、と思います。
デザインとかは個人の好き嫌いの部分が強いと思いますので、ここがこうで、あそこのがどうの、という事については、ここでは触れません。
先ず、日産からのプレスリリースを見て感じるのは、なんか、作っているうちに、よくわかんなくなっちゃったみたいだな、ということ。最強のGT-Rを目指して、最強のスペックと最強のパーツと、とかやっているのはよく分かるのですが、結局、最強たるコンセプトがいまいちビジョンとして見えていないというか。とにかく何でもかんでもつけちゃいました、みたいに見えてしまうんです。
この喩えだと世代的について来れない人が多いかもしれませんが、ガンダムに見えてしまうんですよね。
初代ガンダムの時代から、Z、ZZへと、デザインは流れて行きましたが、その中にあったのは、最強のMSというイメージでした。ところが、いつまでも最強最強と言っていたために、最強という文字やコンセプトが使われすぎてしまい、どれが最強なんだか判んなくなってきてしまい、変形や合体はあたりまえの恐竜的進化を遂げてしまい、とにかく武装の数や種類が半端でなく増えてしまい全身くまなく武器、という怪獣になってしまいました。

これとダブってくるんですよね。GT-Rが。確かに最強のスペックと装備なんですが、そそるものがない。まあ、買えない奴が、なに言ってもムダなんですが。どっぷり浸かってる人にはたまらなく良いものなんでしょうけどもね。

一時パジェロなどの重装備SUVが流行った時期があります。僕自身はスキーをやらないので見たことはないのですが、途中の道では、このパジェロやサーフなどのクルマのほうが雪山の壁に刺さっている事が多かったとか。いくら4WDとはいえ、猛スピードで突っ込んでこられては、乱暴な運転だと重い車が止まれるわけはないという、分かりやすい例ですね。
それと同じ道を歩んでいるように思えます。
スポーツカーを楽しむには、そんなに過大な装備がなくとも車重を軽く・小さくする(運動性・挙動がよくなる)、車高を低くする(体感スピードが上がる)、コンパクトなエンジンにする(フリクションが少ないので軽くエンジンが吹けあがる)など、もっともっといろんなアプローチがあるはずです。以前、ドリキン(ドリフトキングの略)の土屋圭一さんが「RX-7のボディにGT-R(R32)のメカを」と言っていたのを読んだことがあります。これも似たようなことを言っていたんじゃないのかな。

別に何がなんでも時速300キロを目指さなくても良いと思うんですけどね。こういうことをポルシェあたりがやってくると「さすがポルシェ」と感心するくせに、なぜ自分から、そうしたアプローチをとろうとしないのでしょうかね。
そういった意味では「トヨタスポーツ800」のようなアプローチは今でもアリだと思います。

2007年11月13日火曜日

子をもつ親の悩み


高校を卒業するか、しないか、の時期になってくると、いろいろ親御さんは悩ましい時期になってくると思います。
進学するか、しないのか。進学するなら、どこに行くつもりなのか。せめて専門学校くらいは。でも、お金が相当かかりそう等など。
そうした親御さんの悩みの一つに、クルマに関する事もあろうかと思います。先ず最初に免許を取らなきゃ。いつ頃から行くの?から、幾らかかるの?いつごろ取れそうなの?近頃では「AT限定」にする、しないで揉める事も多いようです。まあ、ワタクシの時期にはAT限定など存在しませんでしたけど。
そうした事と平行して必ず出てくるのが「何に乗るのか?」これですね。まあ、この話題は、おそらくこれだけでシリーズができてしまうので、今は書きません。今日のお題は「若い子の保険」これです。

今時の自動車保険というのは保険会社にとって、とっても重要かつ大きな保険料(収入も支出も)ウェートを占めています。このため、かつては非常に大雑把な料率だったようですが、今時の自動車保険は非常に細かな規定が多く、なかなかズルイ方法がとりにくくなっています。まあ、当然のごとく、うまい抜け道があったとしても時を置かずして、それを阻止する規定が、ちゃっかりできていたりするので当然なのですが。このことについてもいつか採り上げたいと思います。

今日、あったことです。二十歳前の子が「クラウン・マジェスタ」に乗るから保険を掛けてほしい、というお話で行ってきたのです。社長さんの息子、という触れ込みでしたので、ハナから新車か、もしくは縦長テールレンズの2代目か、くらいに勝手に思っていたのです。
が、出てきた車検証を見るなり「え?初代?」
ちょっと待ってね。載せかえる、という元の保険は?6等級で始めたばかりじゃないですか。しかも半年くらい前に事故で使ってる?え?え?それじゃあ、親御さんの名義の保険で11等級以上の保険契約はありませんか?あ、ないですか。全部会社名義で?でも保険契約は息子さん本人にしたいのですね?
車検証の名義も本人にする?あ、そうですか。
というやりとりがあり、保険の計算をしてみた所、そりゃもう冗談みたいな保険料が出てきました。自損事故もOKの車両保険付き上限50万。その他いろいろ。それは保険の内容はバッチリだけど、いくらなんでも年間保険料70万円はないでしょう?純粋に保険屋としては嬉しいことは事実ですけど、それを払う側の気持ちを考えたら、いくらなんでも、こんな金額提示できません。でもっていろいろ内容をいじって、車両保険外したりなんだりで、でもやはり年間33万円。本人は払うつもりになっている様子でしたが、イイノカナ?いくらお客さんの事とはいえ、心が痛みます。これだけ払う気になれば別のクルマが買えちゃうじゃないですか。

という訳で本日の教訓です。あの、できれば何年か前から、そういう時期がくる事が分かっているわけですから、事前に一言ご相談くださいませんかね?
以前の各社共通の保険料率だった時代では、とにかく無保険車をなくす、という建前があったように聞いていますから、ここまでヒドイ保険料ではなかったように思います。以前の状態が健全だったかはともかく、でも今は言葉自体は聞こえのいい「保険料率の自由化」の時代です。自己責任といえばそうなのですが、このために無保険の車も増えているやに聞いています。
こうして親御さんたちの悩みは、尽きることなく続いてしまいます。クルマを買う、ということは維持することも含まれますので、当然保険料や税金やガソリン代、修理費も考えなくてはいけません。そういえば、いくら安いから、といって古い車の大排気量車(登録後13年以上)を買うと、自動車税のお知らせの時期にびっくりしちゃいます。なんと1割増。こんな所にも時限爆弾があるのですね。

2007年11月12日月曜日

交通障害


今日のお題はこれです。
場所は浜名湖大橋。ガーデンパーク方面から雄踏・弁天島方面に向けて移動中の一葉です。
拡大していただけるとわかるのですが、先頭を走る紺色のアルトがあまりにもノロいために自分を含めて「8台ものクルマが数珠つなぎになってしまっている」の図です。
こういった状況は自分自身としましては非常に怒れる状況です。今日は特に急いでいるわけでもなかったので、まだ「しょうがねーなー」と笑っていましたが、これが時間の約束で急いでいるときは大変です。
こういうときに、助手席に嫁さんなんかが乗っていると「アンタは何でそう何時も、イライラして運転してるよ」
と言われてしまうところです。免許更新の時等によくある「運転適正度チェック」なんかだったら即、引っかかっている所でしょう。「もっとリラックスして運転しましょう」とかね。

ただ、ホントウニ、ボクダケガワルイノカナ?と思わずカタカナで書いてしまうのですが、この道路は元々有料道路でした。以前であれば、わざわざお金払って通るんだから、飛ばさにゃ損損、とかいって時速ウン㌔で走っていた道です。多分制限速度も50キロくらいになっていると思います。
ところが、花博開催に伴って無料開放された途端、この浜名湖大橋は、今まで走った事もなかったような低速走行をする人や、途中の駐車場に入るために標識を無視した右折をしたり、駐車場から出てくる時の安全確認不足で一旦停止すらしない輩ナドナド。今まで潮干狩りのときにしか混まなかった中ノ島は、年中避難訓練をしているかのごとくバーベキューの常時開催地になってしまいました。もうデタラメですね。えー加減にせいよ。

確かに今日のクルマ社会は、誰にでも自由に移動できる権利や環境を提供してくれていると思います。
ですが、残念なことに、この権利の対になる「義務」という概念はまったく抜けているかのようです。ここで言うなら、周りに迷惑をかけぬよう、それなりの速度で走るなり、邪魔にならぬような配慮をした上での運転であったり(追い越し車線を低速で走り続けないとか)、それとゴミ位片付けろよな(または捨てるなとか)、という事ですね。

ここで、せめてものお願いです。耕運機や自転車で、あなたの近所の田舎道を走っているんじゃないんですから、ウインカーぐらい出してください。しかも曲がる前に。

2007年11月11日日曜日

ロードスターとの休日


今日は日曜日。久々にロードスターでドライブすることにいたしました。
画像の通りで、僕のロードスターは黄色です。何で黄色か、とよく聞かれますが、答えは簡単。誰も乗っていないから。ものすごく偶に見かけたりもしますが、ほとんどそういう偶然はありません。あたりまえですが生産台数が少ないからです。
中古車の購入でもそうですし、保険の見積りでもそうなのですが、選択肢が多いということは、必ずしもお客さんにとって良い事ばかりではありません。
なぜか?それは、候補が多すぎると逆に選べないからです。例えばロードスター。銀・緑・赤・白などは生産台数も多く、ロードスター自身も、そこそこ台数の売れた車でした。そんな中から中古車雑誌なんかで書かれている「よくクルマを見て、距離数の少なく、事故暦のない、程度のいい車を、条件良く、信頼できるお店の中から選ぶ」などという夢のようなことを実行しようとすると、はっきり言って選べませんし、買えませんし、結論が出せません。注文や能書きの多い人ほど選べないのです。これホント。うまく選択肢をしぼれる買い手であったり、売り手でなければ結論まで辿り付けないのが実情です。
まあ、そんなことは、おいといて。
この時期、オープンで走るのは、とても気持ちのいいものです。寒すぎもせず、暑くもない。久々にオレンジロードをたらたらと流して東名三ケ日インター付近から、コスタ浜名湖(だったっけか?)の駐車場で休憩後、来た道を折り返し、再びオレンジロードに入り細江の国民宿舎を北に折れて奥山半僧坊の近くの山の家まで行ってきました。ここでお昼を、とも思いましたが、一人で食べると後で嫁さんに何を言われるか分かりませんので、営業時間だけ確認して帰宅。
帰り道に自宅近くのガーデンパーク(浜名湖花博跡地の公園)に寄ってきたのですが、今日もなんかの同好会イベントをやっている様子で、バイクの集団とアウディの集団が目に付きました。みんな好きだねー。久々に広々した所に来たので、パチリ。

帰ってきたら今日も、その光沢を維持する為に洗車をしてあげなくては。とか言いつつ、まだ、シートは運転席のみで一人乗りのままです。早くこれも付けなきゃ。こんな感じで今日も、また1日がすぎていきます。でも見れば見るたびに気になる所が増えていくんですよね。まあ、16年落ちのおじいちゃんですから致し方ないところなのですが。

2007年11月9日金曜日

事故発生2と代理店のキモチ


昨日の続きです。左の写真が発見当初の事故現場写真です。
まだ、警察も来ていない状態でしたので、ほやほやです。
被害状況は本人曰く、「グローブボックスの所につけてあった追加メーター4つと車両本体のコンピューターと、ブーストアップの為の追加ユニット」だとのこと。またコンピューターについては車両ハーネスを刃物で切ってあるとのことで、修理をするにつけてはハーネス引きなおしになる気がします。これはお金かかりそうです。保険会社でなくても嫌になります。

ここで、ご参考までに。
ナビゲーションだと、そのタイプによって液晶モニターの取り付け方が異なります。何が言いたいかというと、この取り付け方によって盗難(車上狙い)にあった場合に保険の支払い対象になるか否か、という分かれ目があるのです。
大きく分けて取り付け方は2つあります。オンダッシュタイプと呼ばれる、ダッシュボードの上に、両面テープでモニターのスタンドを固定しているタイプが一つ。インダッシュタイプと呼ばれる純正タイプのナビゲーションのような取り付け方をしているタイプです。
自動車保険上での分かれ道は一つ。「車両に一体化しているか否か」。早い話、オンダッシュタイプのように、いかにも盗んでください、といわんばかりに液晶モニターが剥き出しになっている取り付け方で、なおかつ両面テープなどという、お手軽な取り付け方では「防犯意識が無い」とされてしまい、いくら車上狙いとはいえ、保険で補填することはできません。お気を付けください。
今回の追加メーターも同様で、車両と一体化していると看做してもらえる取り付け方であったかどうか、が焦点となるでしょう。
それと今回確認の電話が即座にあったのは「何で、浜松での事故で、事故車両の修理のためとはいえわざわざ遠方の三重県の修理業者に持ち込むのか」という事。普通、遠方での事故で、居住地にクルマを持ち帰るために搬送費用がかかった、というのならば分かる話なのですが、わざわざ遠くに持ち込むことはないではないか、というのが保険会社の言い分です。それは当然ですね。まあ、今回のGT-Rもご他聞に漏れず、少なからず手を加えてある車ですので、いつも持ち込んでいる業者の所で修理したいというオーナーの気持ちもわかります。が、いちいち全部の言い分を聞いていたら保険会社も堪らないでしょうから、ここでかかった持ち込み費用の何割かは本人負担になることでしょう。おそらく。
続報はまた次回以降にて。



今日は、以前紹介されていたお客さんの所に自動車の複数台所有(3台以上)についての説明と見積作成の為の証券コピーの回収に行ってきました。
ここで、3台以上の複数所有について説明しておきます。単純に言うと、1台1台ばらばらに証券を発行して、その都度保険を預かるのではなく、契約者が同じ人である、という条件に当てはまるのならば、いっその事、保険証券1枚に全ての車の明細を書いてしまって、1つの保険としましょう、というものです。
そんな説明では分かりませんよね。例えば、何々郡何々町というと、一つ一つの町に町議会があり、町長を選出するということになります。が、いっその事、複数の町を集めて人口が何万人以上になるのなら、何々市何々町と統合してしまえば、○○市・市長誰某、という形の方が管理する立場としては楽になります。そうなるなら保険料を台数に応じて割引するし、分割払いの金利も取りません、という方式がこれです。今流行の政令指定都市みたいなもんです。
政令指定都市と違って、お客さんにとってのデメリットは無いと思います。手続きがめんどくさいのは代理店だけ。割引は増えるし、更新手続きは年1回で全て終わるし、分割払いでも金利はかからない。今までのように1台1台で条件を替えることも自由です。ところが今回は7台もの契約が全てばらばらでした。こういう時に代理店の事情が絡んでくることがあるんですよね。
さて、代理店の事情とは?ずばり、保険料手数料の料率に関してです。

代理店手数料の決定に関してはいくつかの縛りがあります。その中の一つに保有契約高の増収率というものがあります。例えば、一般企業でも前年比何パーセントの成長、という目標があると思います。無論、保険代理店にも、そういった目標があります。
ただ、違うのは、特に自動車保険の場合、黙って継続してもらっているだけでは、ほぼ1割近くは年々売り上げが減少していく、という運命にあることです。キーワードは「割引等級」。
この増収率を維持する為には新規契約を一定額以上獲り続けなければいけません。

という事で、答えが見えてきました。つまり自分自身の収入を考えると、わざわざメンドクサイ計算業務をこなしてお客さんの保険料を下げてあげて、自分の仕事を増やそうとする人がどれだけいるのか、という事です。どちら側を見て仕事ができるか、という姿勢が問われる、ということですね。
こと自動車保険に関しては、その料率体系が複雑で、その規定も煩雑です。そのため自動車保険の細かい規定には不案内な代理店も少なくないようです。こういう理由で割引を有効活用していない契約例もあろうかと思います。

この「代理店」という営業形態にはメリットもありますが、デメリットもあります。
これについては今後、気がついたとき毎にまた、取り上げていきたいと思います。
それでは、また。

2007年11月8日木曜日

事故発生

昨日のことです(平成19年11月7日)。
お客さんの職場まで、ナビゲーションの取り付けのために車を引き取りに行き、その帰り道の途上。
特に予定はなく、ただ単に通り過ぎるだけだったはずの道なのですが、「あれっ?!」。
そこには、なぜかガラスの割られたGT-Rの姿が。お客さんのクルマです。

そのクルマは訳あって、その道沿いの業者に預かってもらっていた車です。
訳とは数年前アルミホイールを盗まれた、という前歴です。
まあ、まっ赤々のR33GT-Rを、いくらセキュリティ装置をつけていたからといって青空駐車していたのですから、さも盗んでくださいと言っているようなもの、であるとは思うのですが、まあ仕方がありません。
当時で保険金請求金額80数万円の事故となってしまいました。まあ、それはともかく。

まさか、そんな、と心中どきどきしながら、その車を預かってもらっていた業者にTEL。
呼び出し音が鳴ること数回。
プルル、ガチャ。「もしもし?」
「ああ、オレだけど。突然で悪いんだけど、GT-Rって、なんかあったの?」
「え?何のこと?」
「あのさ。GT-Rのリアガラス割れてるんだけど。まさか知らなかったとか?」
「ええ?!ウソー?ほんと?」
.......、てな具合でした。はぁー。

下手をすると、もう次年度の保険の継続は、保険会社から断られる可能性がありますね。
そんなに、たて続けに保険金請求の実績があるようなら、ウチはもういいです、ってね。

自動車保険の契約を受け付ける場合に、引き受け条件というか、
保険会社の社員への要・照会案件というものがあります。
これは各社、条件がまちまちなのですが、
共通して言えることは、危ない車や危ない契約者の契約は引き受けたくない、という事です。
とある外資系の老舗損保では「ランクル」などは要注意車。盗難の危険性を言ってます。
各GT-R、RX-7、RX-8、180SX、シルビアなどは引き受け不可車。
有無を言わさず「ダメ」。そんな車の契約はウチにはなくてもいい、ということですね。

日本社は、そこまでえげつない言い方はしてませんが、それでも
新規契約での、「車両クラス7・8・9で、車両保険金額200万円を超える、デメリット契約(割引等級が6等級以下の契約)」は担当社員へ引き受けの可否の申請をだすこと、と言っているところはあります。

まあ、みなさん。お気をつけください。
なんにせよ、そういった車に乗るからには、
例えば今回モーターショウに出品された新型GT-Rもそうでしょうけど、
屋根付きの、きちんとシャッターの閉まる所に保管しろ、という事ですね。そうじゃなければ買うな、とね。

2007年11月4日日曜日

本日開店 Web版しばた新聞

思えば「○○ビルダー」とかを買ってきて、いつかそのうち、とか言いながら
結局今まで手をつけなかった「Web版 しばた新聞」。やっとこさ開店です。

事の起こりは、Kさんのメール中にあった「無料ブログ」というキーワードでした。
そしてKさんのHPにも訪れてみました。そして結論。
「とりあえず始めてみなきゃ分からん」です。先ずは始めてみてから考えます。
本誌たる「しばた新聞」とのリンクは今後考えていきます。


一気にテキストとして掲載することも考えましたが、やり方がわからないので、
その辺は随時、という事で。

第一回目の話題は、わんこから。
我が家には2匹のイヌがいます。柴犬ぺろとチワワのちっちです。
とにかく2匹とも散歩が大好きです。
ぺろのほうは夕方の散歩の時間帯になると、まるでハンターのようにじっと
私の事務所のほうをみています。

夕方の散歩は大体5~7㌔ほど歩いてくるので、それでも4時過ぎにはウチを出ないと
帰ってくる頃には真っ暗になってしまいます。
ウチの親が暇な時は自分の代わりに散歩に行ってくれるのですが、
雨の日は行ってくれないので、やはり自分が行ってあげなくてはいけません。
でも、こっちにも仕事の都合というものがありますので、そうそう毎日というわけにはいきません。
そんなぺろっちょの至福のひとときの一葉です。

場所は(もちろん地元の)浜名湖の自転車周遊道路にて。
いつもは、あまり面白くもない事しかやらない行政も、たまには粋なモノも作ります。
願わくば、誰も通らない信号機や歩道を整備するより
湖岸の清掃事業にも力を入れてもらいたいところです。

このザリガニとは先日の雨上がりの日の散歩中に出会いました。
分かりづらいかもしれませんが、おなかには卵をいっぱい抱えています。ガンバレ。

ところが悲しいことに、このザリガニとの遭遇現場は大して道幅の広くない(3mくらい)とっても田舎の道なのです。何が言いたいかというと、人通りもそんなにないため、道の上に何がいるかほとんど気にすることなく車が走っていくので、その犠牲になる奴も多い、という事。(後日、ひき逃げ現場を多数発見)
天敵は、鳥ばかりではなかったのですね。もうちょっと気をつけて走ってくれてもいいと思うのですが。

チワワのちっちは、散歩に行くまではごらんのように、ところかまわずもぐりこんで眠りこけています。
未熟児で生まれてきた犬なので、こんな大きさ(25センチくらい)でも立派な成犬です。人間側の勝手な見方ではありますが、この位がちょうど可愛げのある大きさで、まあいいか、と。
こいつも、ぺろに負けずに散歩についてきます。たまに夕方の散歩に連れて行くのですが、ぺろに遅れをとりません。たいした奴です。後れをとるのはむしろウチの嫁さんですね。

そんなこんなで、「Web版しばた新聞」、ぼちぼちと始動していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。