2010年1月28日木曜日

アップルからメールが来ていました。

なんでも今度は「iPad」なるものを出すよ、というお知らせですね。
うーん。iPhoneのデカイ版か?

ただ、なんというか、エクセルでもそうだしワードのヘルプでもそうなんですが、変な日本語の解説文や、分かっている人に向けた説明で終わっているマニュアルが多い気がしてなりません。
アップルにはもう一歩、「コンピューターという事を意識せずに使える多目的なインターフェース」に開発に乗り出していただきたいものです。

まだまだ、コンピューターの都合に合わせて人間が振り回されているというか、開発者が操作系を整理しきれないままに、そのまま製品化をしてしまい、不便さや操作系の未熟さをユーザーに押し付けているように見受けられる、そんな製品が氾濫しているご時勢です。
ただ、コンピュータの基本性能の向上はここ10年で基本的な部分に不満は出ないようになったような気がしています。ならば、ユーザーに負担を感じさせないインターフェースの開発も、今なら可能な時代になったような気がするんですがね。


マイクロソフトはその点、ユーザーに気持ちよく金を払わせるビジネスモデルを生み出せていない気がしています。結局彼らの都合によるビジネスモデルになっている感じが強いと思います。
結局OSは「新しいものが良い訳じゃなく、良いものであれば、変わる必要性を感じないし、長く使われる事による、変わらない事によるメリットも大きい」と気付かれてしまったこともあるのではないでしょうかね?


まあ、アップルではなくとも、IBMやインテルあたりにそれをやってもらってもいいんですけどね。
損害保険にしてもそうですし、生命保険は特にそうなのですが、最後の一線の判断を全てお医者さんの判断に委ねる、ということが保険業界では珍しいことではありません。
保険加入の可否に大きく影響する健康状態の診断、病歴、カルテにそう書いてあったか否かなどなど。がん保険などでは、本人への告知という非常にセンシティブな問題も絡んで、なかなか微妙な立ち位置を担っています。この辺は引受に関して。

また、保険金支払いに関してもお医者さんの診断が大きなウエートを占めています。
回復したか否か、まだ治療を継続すべきか否か、等等。交通事故でよくある「ムチ打ち」なんてものは「他覚症状の無いもの」とされていまから、いつまででもどうぞ、となってもおかしくないようです。現に私の契約者の絡んだ事故相手で既に1年ほど通院し続けている人もいるようですし。
特に交通事故診療は健康保険の診療ではなく、基本的には自由診療ですので、料金的・実入り的には美味しい部類のようですしね。本当かどうかは知りませんけど。でも先日そんなお医者さんが居た、という事を報道していましたね。


反面、救急医療に関しては受け入れ拒否の問題や、たらい回し、誤診の疑いなど、色んな危険に晒されることも多いようです。実際に、お医者さんの賠償責任保険なんていう商品もありますしね。売ったことはないですけど。
もちろん人さまの生命を預かる立場にお医者さんはなってしまうわけですから、責任重大なのは致し方の無いことだとしても、そこはそれ、人間のやる事ですし、普段の自分のだらしなさを棚に上げて人には完璧を求めるのもどうかとも思ったり。
また、自分に対処できないことをお医者さんに全権委任して処置をお願いする以上、あんまり過大な期待をしすぎるのも行き過ぎかなあ、と思ったり。
それが行き過ぎるとモンスターペアレントならぬモンスターペイシェントでしたっけ?怪物患者。でもお医者さんの側からしたら、せっかく痛みをとってあげようとか、症状を回復させてあげようという、いわば善心からの行動をしているのにもかかわらずそういう仕打ちじゃあ、たまったもんじゃあないだろうなあ、と。


ハタまた、先日目にした記事では、20代の献血者が少ない、なんて事が載っていました。
そうした記事に対して「健康保険は老人に遣い込まれ、年金もごっそり持っていかれ、税金も老人の為に使われ。その上更に『わしらの手術の時の輸血が足りないんじゃあ』と生き血まで持っていかれるのかよ、馬鹿馬鹿しい。」なんてコメントを目にしたりすると妙に納得もしてしまったり。

本当かどうか知らないのですが、角膜の提供者に対するお礼の類いは無くっても、きちんとアイバンクとからは請求書が回ってくるなどといった、まことしやかな話なんかも目にしたり。何か変なところでは善意にすがる、というところはありますよね。献血なんかもそうですけど。
ま、借金のカタに腎臓を片方持っていかれる話も目にしたりしますしね。でも、流石に、そういうことを言っている本人に会ったことはないですが。


医療という分野はなぜか、その医療行為の対価というところが非常に曖昧な所が多いような感じはします。もちろんそれは健康保険のいいところでもあるのですが、どうも今の状況は無頓着になりすぎている、という感じがしなくもありません。
そのくせ、人の懐具合は気になるものらしく『年収がいくら』なんていう話題があちこちで出てきたりもします。別にいいじゃん、そんなこと。食っていける分だけあれば。


2010年1月26日火曜日

長電話。

携帯電話の端末の売り切りが始まって以来(平成6年前後)の携帯電話ユーザーからすると、携帯電話からの通話は「要件だけさっさと喋ってさっさと終了」という習性が身に付いている事もあってか、異様に通話時間が気になります。

ただ、私のお付き合いの範囲で言うと保険会社をはじめとする会社員の方々は、どうもそういったことに疎いのか、やけに話が長かったり要領を得ないことが多 く、「電話をこちらから掛け直します」、という配慮が無い事が非常に多いような気がします。あとは「ちょっとお待ちください」の一言の後が異様に長かった り。何度かそれに頭に来て電話を切ってしまったこともあります。困ったものです。

大概は要件だけの電話なら、一通話当たりせいぜい30秒というところでしょう。長くなりそうな通話であったり、今すぐでなくともよい電話などは基本的に帰宅後に固定回線でするようにしているのですが、なかなかそれらを察していただけない人が多いのは困り者です。
どうも世間様的には携帯電話料金というのは福沢さん1人以上は払う物、という通念でも出来上がっているのか、無頓着な人が多いような気はします。もちろんこっちとしても、掛かって来た電話なら通話時間は気にしませんけどね。特に相手が会社関係であったりした場合は。


企業としては経費を抑える都合上、いろいろなことに目を光らせているのでしょうけど、基本、サラリーマンってモノはそこに在籍していてナンボ、という意識が底辺にあるのも事実なんで、コスト意識がやはり希薄なのはしかたないのかなあ、と。
逆にコストを意識しすぎて萎縮してしまうのもどうかと思うのですが、困るのはそれがルールだから、と、そのルールを守ることだけに執着する人が出ることもあったりするところですね。



ディーラーに居た頃、営業所の固定回線から各セールスの携帯電話への通話料が問題になったことがあります。
これを受けて、携帯電話から携帯電話への通話なら、固定回線からの通話よりも通話料が抑えられるということから、携帯電話への通話専用に1台、携帯電話が営業所に導入されました。
セールスから営業所へ電話する時もワンコールだけしてやれば、すぐに電話を掛け直してくれる筈ですので、自己負担(ポケベルの頃の名残で、ポケベル料金以上の携帯電話料金は自己負担だったんです)も減るはずです。

ところが、電話してもなかなか返信が無かったり、一旦掛けてもらっても、その後こちらが通話したい相手が捕まらなくて待ち時間概要に長いとか。最悪なのが使えない事務の人が電話に出た場合。要領も得ず、待ち時間も長く、挙句のはてには途中で切れてしまったりとか。
結局変身までの時間が鬱陶しくて、直接私の固定回線への電話代がかさむということになったような気がしますねえ。営業所としてはよかったのかもしれませんが。


あとはメールですねえ。

よほど急ぎでもなければ携帯メールでなくともパソコンへのメールで充分だと思うのですが、何故か皆さん、携帯電話が大好きなようで。発進もそうですが受信にもお金がかかるので、出来れば携帯メールでなく、パソコンへメールして欲しいんですけどね。個人的には。

あとはFAXですか。

たしかにFAXという機械は非常に便利な媒体なのですが、何が何でもFAXじゃないと、というところが多くって。
どうせパソコンで作ったファイルなら、Eメールで送ってくれた方が鮮明だし、お金もかからないと思うんですが。何なら一度打ち出してから、スキャナで取り込んで送ってもらってもいいし。
以前、保険の申込書をコンビニからFAXしてもらったら150円くらい取られたことがあってビックリしたものです。

お金をかけなくて済むものならそれに越したことはないのですから、もうちょっと気をつけて欲しいなあ。

ただ、パソコンって奴は相手の環境のこともあるので、どうしても、って訳にはいかない事もありますけどね。

2010年1月13日水曜日

携帯電話死亡

ついうっかりN3-Bのシガレットポケットに愛用のG'z One(カシオ製Gショック携帯)を入れたまま(私はタバコを吸わないので、この手のポケットには携帯電話を入れておくのを常としています)洗濯機に投 入。そのことを思い出したのは既に洗濯機が注水を終え、洗濯モードに入ってしばらくした後でした。

それはオレオをp客さんにお披露目してあげようと、一緒に軽トラに乗ったときの事です。何か手が濡れた感覚を感じたので、ふと指先を見ると確かに濡れています。しかも何か臭い。

んん?と思って膝の上にいるオレオを持ち上げてみると、なんとまあ、ジャンバーの裾に見事にオシッコをされていました。まだ良かったのはハーフコート丈の ジャンバーだったことと、その着ていたジャンバーはバズリクソン物のN3-Bではなかったことでしょうかね。バズ製だったら目も当てられません。だって高 かったもの。

おそらく初めて乗せられた軽トラックが怖くて漏らしたのでしょう。まあ、これは仕方ない。まだ赤ん坊だし。

まあそれはともかく、このままでは仕方ないのでオレオは縁側のケージへ。ジャンバーはそのまま洗濯機へ投入しました。一応ポケットに入れておいた荷物は出したつもりだったのですが、携帯電話には気が付かなかったんですねえ。
で、携帯電話がないことに気がついたときには既にお客さん宅へ向う途中でした。ちょと考えた後に「そういえば左腕のシガレットポケットにいれたままだっ け......」と気が付き、途中何かあってもいけませんからUターン。自宅へ引き返し洗濯機から携帯電話を救出しました。

実は携帯電話の水没そのものに関してはさして気にしていなかったんです。だってGショック携帯だし。JIS第7等級相当の防水性能云々、とかいう文言は目 にはしていましたし、その内容も目にはしていました。その7等級とかいう防水能力は実に貧弱なんですが、正直タカをくくっていたんですね。まあ文句を後で 言われても仕方ないのでその程度の表記に留めておいたのだろう、とね。

救出時にはきちんと作動していました。ただ、外部スピーカーの音量が少々小さくなったのが気になった程度です。まあ、防水フィルターも濡れているので、それもあって音量が小さくなっているのだろう、と。乾けば多分大丈夫なんじゃあないのかな?という判断ですね。



携帯電話には「浸水シール」なるものが挿入されています。

バッテリーボックスを外した内側であったり、外部とのコネクターキャップを外したりした所、もちろん内部の基盤近辺にも設置されていて、ユーザーからの作動不良に関するクレームに備えています。
つまり携帯電話は非常に高度な電子機器ですから、衝撃もそうですけど、特に水には大変弱いわけです。このため、ユーザーからクレームを受けた際には真っ先 に、この水濡れシールがチェックされます。シールに反応した形跡があれば「水濡れ由来の動作不良は補償対象外です」となるわけです。

こうしたことは承知していましたので、まず一番最初にチェックしたのは外部コネクターキャップです。充電時やパソコンとのデータ連携などに頻繁に開けていますので。
結果は大丈夫でした。メーカーも、ここは一番危惧している場所でしょうから念には念を入れて対処していたのでしょう。
ただ失敗だったのはここのチェックだけで安心してしまったことです。先ほど見てみたらイヤホン端子に設置されていた浸水シールは思いっきり反応していました。うーん、メインはここだったか。ほとんど外したことがないところだったため全く警戒しておらず、ここは盲点でした。

そんなわけで、他の場所への浸水には気が付かず、ただスピーカーの音量の小ささが少々気になりつつも、そのまま使っていました。夜寝るまでは確かに動いてはいたのです。
異変に気が付いたのは翌朝でした。

起き抜けに時間を確認する為に、携帯のサブウインドウに表示してあるはずの時間を見た瞬間目が覚めました。そう、表示が消えていたからです。

「やば」

と思う間もなく、飛び起きてすぐに電池パックを外して浸水シールのチェックです。シールは半分ほど反応しており、内部に少々水滴もあります。SDカードと ICチップは大丈夫かな?とドキドキしながらカードを抜き取ります。これさえ無事なら被害は最小限で済ませられますから。
で、それを念入りに拭き、予備機(登録上のメイン機は本来こちら。2年縛りが解けるまであと1年弱。)へ挿入。ドキドキしつつ電源を入れると.........。動いた。よかったー。


そんなわけで、今日は予備機です。何とか水没したGショック携帯の後継機も手配出来ました。もちろん同じ機種です。少々値段は高めではありますが文句は言っていられません。何せ既に生産は終了しているモデルですし、もっと高く売っている業者もあります。
ちなみにこの機種がまだ現役の時、AUショップに「いくら?」と聞きに行った事があります。「基本的には在庫無しのお取り寄せで、定価5万円の、売値も5 万円」と言われました。売り場のお姉ちゃんが言うには「一般売りをしていない法人専用モデル(でも一般の人も買うことは出来る)なので、AU本体からの援 助金もなく、バックマージンもないので、お店としても定価で売らないと適正利益が出ない」のだとか。それこそ「こんなもの欲しがる人がいるんだ」的な不思 議そうな顔をされてましたからねえ。


今日の午前中には携帯電話代を入金しに行きます。早ければ明日には新機種が来るのかな。

そういえば、SIMロックは解除済みとのことなので、メモリーの入替だけってのはやってくれるんだろうか?

2010年1月12日火曜日

日中・日韓関係

歴史は繰り返すとよく言いますが、仮に今民主党がやろうとしていることが古代でも行われていたのかもしれないと妄想してみました。小沢くんがよく口にしているらしい「日韓・日中友好」なるものです。


例えば一時の流行は廃れたようですが、いまだに残っている「韓流」なるもの。

確かに古代日本では韓国、朝鮮半島を通じて伝わってきた文物が非常に多く、またそれが及ぼした影響も大きいのは事実だと思います。

ただ今の状況を思うに、あれって当時の妙に親韓的な層によって意図的に広められた文物や流行であったのでは?という事もあるのではないか、と思えなくもありません。証拠は有りませんが。
でも確か仏教は百済の聖明王から伝えられたはずですよね。そう思うと、当時の蘇我氏って今の小沢君の立場や役割と非常に似通っているのかもしれません。あくまでも想像ですが。


ただ、そのままだと日本の感覚ではあまりにもクドかったりなんだりで、そうした文化・流行は時が立つとともにかなり風化し、日本の実情や感覚に合う様に変形・洗練していき奈良時代の白鳳文化や平安時代の国風文化、室町の東山文化などへと変貌を遂げ日本の独自文化・様式へと移り変わっていくという流れだったのかな、と思います。
たまに、焼き物に関して「韓国の文物を横取りした」くらいの論調もありますが、あれなどは江戸時代の浮世絵を再発見した欧州のようなもので、国内では特に特別視されない普通に流通していた物だったモノが他国の人間によってその価値を再発見された事例かと思います。
だって、当時の朝鮮人の工人を日本連れて来て釜を開かせ、しばらくした後に帰国の意志を確認した所「いやだ」と言ったそうですからね。あまりにも故国に待遇が悪いからということで。逆に日本に来てこんなに優遇されるのなら帰りたくない、という事だったそうです。なんかどっかで聞いたような話じゃない
ですか?

ちなみに日本の龍は3本爪です。本家中国の龍は5本爪です。
龍を日本に伝えたのは当時の朝鮮なんですが、中国から龍の画像が朝鮮に伝えられた際に「一段格が下がる」という事で、朝鮮の龍は4本爪なんだそうです。更 にそれを日本に伝える際に「我らより更にもう一段格下である」という意味を込めて日本に伝わった龍は3本爪になったそうです。
あの人たちの日本に対する姿勢って基本的にはこれだと思うので、少しくらいは警戒心を持っていたほうが良いと思うんですけどねえ。


遣隋使や遣唐使などはありましたが、それらを「これ以上意味がない」として打ち切ったのは菅原道真だったと記憶しています。それ以降、日本国としては付かず離れずの関係を中韓とは続けてきています。ある意味「深入りは危険」という認識もあったのでは?と思うくらいです。
足利義満などは「朝貢さえしとけば見返りは大きい」と割り切っていました。ただ、公家衆からの朝貢貿易に対する不平や陰口はあった様で、当時の日記にもそうした陰口が残っていたりします。
また、その「深入りの禁」を破ったのが秀吉な訳ですが、彼の国は、そんな何百年も前のことをいまだに「壬申倭乱」などといって騒ぎ立てるほどのお国柄です。日本の支配者層の、その「禁」を知ってか知らずか、ともかく中韓に関わろうとしてしまったと意味では、やはり彼は成り上がり者でしかなかった、と言えるのかもしれません。
また、その頃の事で言えば韓国人は「倭寇、倭寇」とも騒ぎ立てられているようですが、実は倭寇のほとんど(特に後期倭寇)は「日本人海賊を偽装した朝鮮人・中国人」がほとんどだったといいう事もあります。


やはり中韓に関しては、付かず離れず、程よく距離を保って、でも決して近寄らない、という程度で良いんじゃあないかなあ、と思うんですけどね。御近所だからとか、同じアジア人・モンゴロイドなんだから、といっても決して安心できる国ではないでしょう。昔っから。
アメリカはアメリカで「オレに仕切らせろ」というお国柄なんですから、程よく利用し、される分にはまだ害は少ないでしょう。利害関係の一致さえ見いだせれば比較的誠実な面もありますからね、欧州は。
また中韓に比べれば。自前で国防軍を維持管理育成することを考えれば、思いやり予算を作ったり、沖縄に基地があることくらいは致し方ない事のように思うんですがねえ。

2010年1月10日日曜日

どうでも良いことではありますが

ここのところ、とみにテレビがつまらなくなってきているので地上波はほとんど見なくなりました。そうなると見るのは専ら衛星放送という事になります。



何で地上波を見ないのかというと、つまらない芸人がいっぱい大挙して出てくる番組が異常に増えたから。
おそらく大して売れていない芸人はギャラが安いので、にぎやかしに大量に投入しても制作費的には大した金額にならないという事なんでしょう。その代わりに 「オレがプロデュースしちゃるから仕切らせろ」とばかりに某島田紳介とかが妙に徘徊しているようですが、あれもいい加減なんだかなーという感じになってき ましたね。


東京から帰ってきたときにすぐに気が付いたのは「地方局のCMはつまらない」という事です。パチンコばっかりなんですね。
近頃、それに輪を掛けて、いい加減にしろよなあ、と思うのが「何とか公演のチケット販売」のCMが非常に増えてきたことです。こんなマイナーなコンサート やお芝居のチケット販売でテレビCMを流すほどの収益がでるのか?ともはじめは思いました。よくよく見ると、これらのCM元は地方局のチケット販売部門 か、関連子会社であることがほとんどのようです。
つまり、これはおそらく番組の冠スポンサーがつかなかったので余ってしまったCM枠を空白の時間帯にするわけにもいかず、自身の収益部門のCMでお茶を濁している、という事なんでしょうねえ。
良質なスポンサーを獲得する為には良質な番組を作って多くの人の目に留まる広告枠を作り、それによりスポンサーに利益を還元する、という事が基本原則のは ずなんですが、苦労のない番組作りと収益確保に慣れすぎてしまい、自身の武器がなんであるか気がつかないんでしょう。だからジャニタレに頼るようになるん でしょうけど、ばかだなあ。



という訳で衛星放送なんですが。たしかに画像はきれいなんですが、番組自体大しておもしろくはない、ということはあんまり変わらないんですけど、それでも幾分かマシかな、と。画面はきれいだし。

ただ、気に入らないことがあります。それは、妙に韓国ドラマが多いこと。


あの~。ここは日本なんですけど。あんなの面白いと思って見る層がまだあるんだ?というか、需要があるの?本当に。
個人的には韓国か、と思うとさっさと画面を切り替えてしまいます。

まあ、テレビ局としてはあれで数字を稼ごうと思って番組を設定してるんでしょうけど、もう結構です。お腹いっぱい。1本も見てませんが。だって、過去を美化しすぎだもの。



テレビ局に人に期待したいのは、もしジャーナリストの端くれと思っていらっしゃるのなら「もうすこしマシな仕事をしてくれませんか?少なくともそういう姿勢くらい見せてくれませんか?」という事ですかねえ。
紙媒体やマスメディア媒体が消滅するとはまだ思っていませんが、ネット媒体では出来ない、もうすこし腰を据えたものが「見たい・読みたい」とおもいつつチャンネルを切り替え、本屋さんを徘徊するのですが、どうもねえ。

出来ればアマゾンなどではなく、本屋さんにお金を落としてあげたい気持ちは充分あるのですが、あまりにも品揃えが通り一辺倒になってくるようでは行く気すら失せてきます。

こういうところでもプロの意地を見せてほしいですねえ。

2010年1月8日金曜日

プリウスの売れ行き

プリウスの年間販売台数が20万台を超えたとの記事を目にしました。何はともあれおめでとうございます。ひねくれた目で見れば浮動票をかき集めた民主党300議席突破にも似た現象化とも映りますが、少なくとも単一車種で月産2万台オーバー何ですから大したものです。
儲けを無視した大廉売だのなんだのという批判もあるようですが、それはそれ、他所様の財布の中味なんですから外野のとやかく言うことでもないでしょう。


ただこの販売台数を見て、自販連のページも見て思ったのですが、本当の意味での単一車種で月販3万台弱という数字は本当に久方ぶりだよなあ、という感慨があります。もちろん本当の意味というのはカローラの実質4車種とか5車種の統合数字を揶揄しています。
それを思うと初代ヴィッツ以来なんじゃなかろうか?と思っています。確かあの頃は25000台/月くらいの数次をコンスタントに売っていた様な?
近くの販売店にセールス研修で来ていたらしいトヨタの社員(トヨタ自動車本社の社員という意味)があの当時「1ヶ月で5台売れた」という事を言っていたよ うです。ただ本職の人間から言わせれば、買いにきている人を相手に「ワンプライス販売」で売っていただけなんですから、まあ売れて当然というか。

それよりもそんな売りっぱなしを素人にさせて良いのか?という気もしますけどね。


当時この初代ヴィッツの売れ行きを横目に「プラッツ」などというセダンを売っていた(あまりに売れなくて「プラッツ」という商品名は1代で消滅。現在は 「ベルタ」という名前に替わっていますが、これも鳴かず飛ばずのようです。)訳ですが、ふと思ったのはバブルの頃のマークⅡの販売台数です。確かあの頃の マークⅡも月販2万台を超えてカローラに肉薄していたわけで。


当時のマークⅡの販売現場を直に目にしているわけではないのですが、すごかったらしいです。以下は、当時トヨタプリティ(女性営業職)をしていた某さんから聞いた話です。


展示会は毎回大盛況。

セールスは遠巻きにお客さんを見ているだけ。

カタログが欲しい人は山積みになっているから、勝手に取って行ってくれ、という状態。

セールスが動くのは「下取の査定をして、見積りを出していただきたい」という申し出があってから。

値引交渉も端数を切ってくれるだけの、超強気商売。それ以上を要求されても「ダメならいいです」という感じだったのだとか。

マークⅡ3兄弟の競合話は完全スルー。チェイサー・クレスタが気になるのならそっちを買ってくれ、くらいの雰囲気だったようです。

若造のセールスには自身の自家用車として社員販売してくれなかったとのことです。生意気すぎるという理由で。

あまりにも商品力が強すぎたので、業者販売でもそのまま強気の商売をしていたらしく、この頃を境に静岡トヨペットはものすごく業者から嫌われる販売店になったようです。


私も新車のヴィッツを何台か売りました(プラッツを買ってくれる話にならなかったので、仕方無しにネッツのセールスに話を紹介した、という事)が、確かに 当時のネッツ店の店内はそうした雰囲気がありました。商品力だけで売れていくクルマって楽でいいなあ、と心底思ったものです。

バブル期のトヨペット店はマークⅡのほかにコロナも結構売れていたようですし、コロナEXIVというモデルもありました。あとはセルシオですとかね。あれ なんかも「僕お金持ってます」という人たちが手を上げて、列を成して並んでいたような状態だったわけですから、そりゃあセールスは楽だったろうなあ、と思 います。だって見込み客探しが要らないんだもの。


ただ、プリウスの場合は4系列の併売(トヨタ・トヨペット・カローラ・ネッツ)ですから、それ相応に熱量は下がるでしょうねえ。
でもまあ、昨年12月の数字は異常だったとしても、一昨年の12月の販売台数と今年12月との比較で言えば微減とはいえ、それでもほぼ同じレベルの販売台 数(国内では)をマークしています。売れない売れない、というセールスの愚痴はそろそろ言い訳になりつつあるという状況でしょうかね。

2010年1月7日木曜日

買っちゃった

実は先日いきなりマフラーの話題を出したのには訳があります。
以前から欲しいと思いつつ、でも結局今まで買わなかった(買えなかった)トレンチコートをやっと買ったのです。で、トレンチコート着るならマフラーも買わなくちゃあ、という流れだった訳です。

トレンチコートといえば、人によってはハンフリーボガートを思い出したり、銭型警部であったり、という人もあるでしょう。私的にはダスティンホフマンが 「クレイマー クレイマー」の冒頭の、会社の役付きになったか昇進したという理由で記念にと、バーバリーのトレンチコートを新調していた場面を思い浮べま す。バーバリーのトレンチコートというのは向こうではそういう商品(値段とか格として)なんでしょうね。欧米って言えば階級社会だし。


思い出しては高いなあと思い、そのうち忘れてしばらくするとそのうち思い出す、といことをそれこそ10年以上繰り返してきたでしょうか。
一昨年の末ごろもそんなことを思っていたところ、とある方とのやりとりで「アクアスキュータム」が候補として急浮上してきました。それ以前にはアクアスキュータムというブランドすら知らなかったんですけどね。

これはその人が仰っていたことの受け売りですので、自身で確認したことではありませんが、なんでも戦争当時、バーバリー製のトレンチコートは下士官へ支給 され、将校にはアクアスキュータム製のトレンチコートが支給されていたのだそうです。ただ単に数が足りないので便宜上そのように支給先を分けたのか、それ とも商品の格付け上、そうした差別化をしたのかは分かりません。
ただ個人的には「トレンチコートといえばバーバリー」という通念が強かったのも事実です。でも私はへそ曲がりなので、すんなりバーバリーを選ぶよりは、あまり流通していなさそうなアクアスキュータムというブランドに食指が動きました。



良いじゃないですか、このマイナーさが。でも実は......、というストーリーに惹かれた訳です。




1年前にサイズを確認しにお店(遠鉄百貨店)に出向きました。
すると、そこで言われたのは「国内流通モデルでは最大サイズで44まで」なんだそうです。じゃあ、そのサイズを試着できますか?と聞いたら「ここには42までしか置いてないんです」。
ついでに44のサイズを持っているお店を検索してくれたのですが「お客様、お住まいはどちらですか?」と聞かれました。何でそんなことを聞かれるのか、と思ったら「在庫を持っているお店は東京にしかない」ときました。これではいつぞやのバイクジャケットと同じ展開です。

それでもと思って42サイズを試着してみましたが、44サイズとの寸法差を考慮しても袖は短め、裾も短め。しかもシルエットが妙に腰高な感じです。結局 20万弱もするトレンチコートを買おうとする顧客像を考えると、ターゲット層は最低限40歳代後半と思われているようです。
つまり日本人のそういう年代の平均身長や体形を考慮したシルエットを当然の如く考慮して作るでしょうから、私のような規格外の体形だとどうしてもきつくなります。


何でも8月の終わりか9月ごろに受注会なるものが催されるそうです。その頃に注文してもらえば「本国(イギリス)発注イタリア製造」の、各部の寸法を微調 整(でも基本シルエットは変わらないらしい)した、生地色(表と裏地)をお好みの色と柄で組み合わされた特殊オーダーが可能であると、にこやかな表情でア クアスキュータムの売り場のおねーさんは教えてくれました。

でも、流石にそこまで行っちゃうと「それ幾らするの?」って聞けませんでした。怖くて。だって定価が17万某って言ってたし。それの特別オーダーなんていったら20万は軽く超えるだろうなあ、とか。


ということで「そんなもん買えるか」という事で、しばらく忘れていたのですが、ふと昨年末思いついたのが「日本向けでないアクアスキュータムなら良いんじゃないか?」という案です。本国のホームページを見ると、どうも7~8万円程度で買えそうな感じなんですよね。
しかも目に付いたのは「44Toll」というサイズ表記です。流石にあちらでも190センチの身長となると棲息数はぐっと少なくなりますが、その 「toll man」サイズという事ですね。サイズが大きい=どこもかしこもデカイ、つまり腹回りもビックサイズになってしまうので、そこは「背の高い人用」というこ とで。



そんなこんなのすったもんだがあって、やっと手元に届きました。発送日が去年のクリスマスだったので果たして何日かかるか?と思っていましたが思ったよりも早く到着して一安心です。
防寒着というよりは防水着というイメージだったので、もっと寒いものかと思っていましたが、冬用のインナーも付いているおかげか思ったよりも暖かいです。もっとも下にスーツのジャケットも重ね着しているわけですしね。


新年の挨拶回りはこれで行っています。
ついでに先日からの懸案であったマフラーも買ってきました。あくまでもビジネス用ですので、ちょいとランクを落としたもので。多少なりとも耐久性もあってくれないと困りますのでね。あとは流石にマフラー如きに3万円も出す気がしませんでしたし。

これでやっと少しはフォーマルな格好が出来るようになったかなあ、と思っています。

2010年1月4日月曜日

マフラー(クルマのではなくて首に巻く方ね)

正月2日は、浜松唯一の百貨店に行ってきた訳ですが、その目的はマフラーの物色でした。別にマフラーの1本や2本は持っているのですが、わざわざ街中にまで足を伸ばしたのは「いいマフラーというのはどんなものか?」という事に興味があったからです。
私の個人的な想像の範囲でいいマフラーとは、分厚いフェルト生地の、いかにも「毛織物」といった風情のものを想像していました。

ということで、いざ遠鉄百貨店へ。

お目当ては紳士服売り場のあるフロアーに昨年にはあったはずの「アクアスキュータム」です。御存知の方は御存知でしょうけど、バーバリーと肩を並べるトレ ンチコートの老舗ですね。どっちが本家でどっちが本元か?というような感じではありますが、私の知る限りでは今のところ多方面にブランド展開をしているっ ぽいバーバリー優勢といった感じでしょうか。
それでも、頑なに自身の出発点であるトレンチコートをはじめとする紳士衣料から、大きく踏み外すことのないっぽい商売の姿勢は好感が持てます。

ちょっと話はずれますがアクアスキュータム。
もうすこし商売っ気というか女子供に媚びる所がないと、スイスアーミーナイフの2台巨頭「ヴィクトリノックス」と「ウェンガー」の如く、アクアスキュータムがバーバリーに買収合併・吸収されるかも?という気がしないでもありません。

わたしの初めて買ったスイスアーミーナイフは「ウェンガー」社製でした。なぜって、機能的にウェンガー製の製品に優位性を感じたからです。ブレードのロックシステム、はさみのバネの耐久性などなど、実用性を重視したその機能性に魅かれてそれを買いました。
対して、ヴィクトリノックスはその柄のカラーバリエーションや見た目のキレイさ、時代の気分への即応性(USBメモリーを内蔵したモデルだとか、パソコン のちょっとした分解修理に使えるマイクロドライバーの先端ビットをセットしたモデルとか、LED照明を内蔵したモデルなど)でもって商品展開をしていまし た。ちょっとエンブレムもウェンガーよりカッコよかったり。

結果はヴィクトリノックスによるウェンガーの買収による吸収合併だったかと思います。うーん、がんばれ、アクアスキュータム。


話は元に戻ります。


そんなこんなでたどり着いたアクアスキュータムの売り場は昨年に比べ微妙に狭くなったような。あと、壁際に店舗が移っていましたね。でもまあ、残ってくれていただけ儲けモノです。
では、マフラーは?店舗を見渡すとマフラーそのものは5点ほどしか展示してありません。まあ仕方ない。実際に手にとって見て見ると思ったよりも生地そのものは分厚い訳でもありません。うーん、スカだったかな?もうすこしどっしりとした質感を期待・想像していたんですが。

隣にいた嫁さんが「ねえねえ」と袖を引いてきます。何かと思って耳を傾けると
「コレ25000円もするよ。マフラーっていくら良いモノでも7~8000円くらいで買えるものじゃあないの?」。
ほう2.5万かい。柴田予想では15000~20000円程度だったらな、くらいで予想していたのですが、それをかるーくオーバーしてくれるじゃあありませんか。更に他の品物をみると3万円也という値札も目に入りました。さすがアクアスキュータムです。そうきたか。
原材料を見ると全て「イタリア製 カシミヤ100%」とあります。確かに肌触りというか手触りは軽く滑らかでふわっとしています。逆に軽すぎると思えるくらいでもあります。うーんそうかー。この手のトップクラスはカシミア製なんだなあ。

ちょっと予想と違う展開に(あくまでも想像上は分厚いフェルト生地状の物を予想していたので)、ちょっと他の店舗も徘徊してみることにしました。
そうすると、まあ値段に応じて手触りが激変していくことがものすごくよくわかりました。あ、これは15000円くらいかな?んー、これは1万円くらいだろ う、という手触り金額予想が怖いくらいに当たるんですね。さすがアクアスキュータム扱いのものは3万円しただけのことはあります。やはり手触りが違いすぎ ます。


で結局どうしたか?


買いませんでした。


いまいち踏ん切りがつかなかったからです。脳内シュミレーションでは「こういう質感のこういう品物がこういう金額くらいであれば......」というストーリーが完結していたのですが、いきなり最初から違う展開だったので。

そーかー。カシミヤか。


うーん。


ちなみに嫁さんは最初からそんなことは予想していなかったので、素直に1階のバーゲン品の中から中国産カシミヤ製5,000円也だったかのマフラーを買ってきました。これ暖かいよー、といって喜んで首に巻いています。


うーん、やはり生地もんってのは肌触り命かー。以前のお客さんに「ウチで作っている製品は高島屋でお仕立券つき25000円のワイシャツ生地が主だ」と豪語していた方がありました。
何度かそこにストックしてあった生地をいただいて、ワイシャツを仕立ててもらい着ていたことがありますが、そこで気が付いたのは、いい生地は痛みやすいと いうこと。肌触り・質感命で、命短し恋せよ乙女ってなもんで、連日使用の、洗い上げはクリーニング屋任せではすぐにダメになってしまうんですね。もちろん クリーニング屋の腕もあるんでしょうけど。
つまり高級製品としての要求項目の中では耐久性は二の次な訳です。つまり大量にストックしてある衣類の中から「今日はこれ」、という具合の超ロングタームのローテーションが前提なんだな、と。



これと同様のことがあるとするなら、もしやアクアスキュータムのカシミヤマフラーってのは、やはりそういうものなのかなあ?使い回すものではないんです よ、と。まあ、そんなにいつも使うわけではないにしても、やはり連続使用という状況は想定外なんだろうか?貧乏人には貧乏人なりの使い方ってものがあるの で、マフラーだけに張り込んでもねえ。

せっかく高い金出して買うんならそれくらい聞いてからでも遅くないので、そこんところを店員さんに聞いて、納得の行く説明が得られるんなら買ってもいいかなあ。
使い道を考えて、そこまでのクオリティは過剰品質だと思えば辞めればいいんだし。

お店の暖房

今日は嫁さんと磐田にある「ららぽーと」に行って来ました。昨日は遠鉄百貨店に行ってきたので、結局3ヶ日は全てどこかに出かけていたことになります。

で、いつも気になるのが店舗施設内の暖房です。

私も含めてお客さんは家を出る時に寒いと感じるので、その感覚で着込んで出かけます。クルマの中はどうせ暖かくなるので、クルマの中では上着を脱ぐ人もあろうかと思いますが、それはともかく、またクルマを駐車場に止め、お店に向かう時には上着を着込んで向かう訳です。
店舗に駐車場が併設されているような場所ならばともかく、街中の駐車場にクルマを止めてしばらく歩いた後にお目当てのお店に着くという状態だと、今時期ではしばらくは寒さを防ぐことのできる格好をしなければなりません。



と・こ・ろ・が



お店の中ってのは大概、強烈な暖房設備がフル回転しています。
もちろん、お越しいただいたお客様に、万が一でも寒い思いをされることのないように、というお店側の心遣いかと思います。

でもね。

店舗入り口近辺ならばともかく、この人出の中で、あそこまで強烈に暖房が効いていると、すぐに暑くなるんですよね。もちろん人息れやセールにかけるおばちゃん達の熱気もそれに加味されますから、そのままでは暑くて仕方がない。

ということで、まずは分厚いコートなりジャンバーなりを脱ぐ羽目になります。でもこれがまた荷物になるんですよね。昨日は1910年代アメリカ海軍モノのレプリカのPコートを着ていましたし、今日は同じくアメリカ海軍のG-1ジャケットレプリカを着ていました。
その辺のお店で売っているPコートモドキならばペラペラの生地で、風防ぎにすらならない代物が氾濫しているようです。ところが、私の持っている軍用レプリ カは、重たいだけあってきちんと防寒具の役割を果たしてくれるのですが、手荷物となると邪魔なだけです。G-1ジャケットも然り。キッチリとゴートスキン 製ですので、そこそこの重量があります。


中にはお子さん連れの方も多いですから、そうなるとガキンチョをあやしつつ、手荷物も重く、買い物袋もぶら下げつつ、という羽目に陥ることになります。こ れではお買い物にかける集中力は半減せざるを得ません。または、荷物係として黙って従軍させられるお父さんの体力減退は火を見るよりも明らかです。




ということで一つ御提案。

お店の中は、人出の事も鑑みつつ、もうすこし低めの室温設定を考えられたらいかがでしょうか?お店の中はスポットライトが当たっていることもあり、ある程度の体感温度になっていることも珍しくないと思います。特に電気屋さん。

電気屋さんといえば、私が学生時代、ステレオを売っていたときの事です。
全ての展示品に電源投入されていたこともありますし、アチコチにスポットライトが設置されていて、きらびやかに商品に照明が当てられていました。
しかもそのオーディオフロアーには窓というものがなく、窓ガラスから熱が逃げるということがなかったため、当時真冬であったにもかかわらず、そのフロアーの室温が30度を超えていたことがあります。というかいつもそんな感じでした。

そういえば私はいつもワイシャツ1枚でしたしね。

ステレオという商品は、今はどうだか知りませんが当時の認識では、高校の合格発表を終えた翌週の土日というのが拡販のピークと言われていました。つまりは お子さんの高校合格祝いとして買ってあげる商品と思われていたわけです。もちろん私の当時には、そんなものに縁はありませんでしたが。
で、その時を迎えた私は一生懸命ステレオを売っていたのですが、ふと気が付くと外の寒さにあわせて着込んでいたお客さんの暑そうなこと暑そうなこと。販促物の余りの団扇を上げたら喜ばれましたからねえ。

ということで、もうすこしお店のエアコン設定を控えても良いんじゃあないのかな?というお話でした。

しばらくして耐えかねて、上着を脱いだまま生鮮食品を扱っているフロアにいくと、今度は冷蔵庫のおかげでちょっと涼しくなってきちゃうんですけどね。

2010年1月2日土曜日

迷惑な話 単位表記について

ここ何年かの間に、微妙な所ではあるのですが、非常にはた迷惑な事態が少しずつ進んでいます。

そのはじめの兆候は天気予報から始まりました。そう、今までミリバールで馴染んでいた大気圧の単位がいきなりヘクトパスカルなるものに変更されたのです。 まあ、まだこれは序の口の範囲にすぎません。また、ミリバールがヘクトパスカルになろうとも、単位の呼称は異なっていても数字そのものは変わらないので実 害は少ないからです。



次に気がついた範囲で「ああ、替わったなあ」と思ったのはクルマのエンジン出力表示です。以前は馬力表示であったものが、現在はキロワット表示になっています。
ただ、キロワット表示をされても正直イマイチピンと来ないために、多分今でもカタログでは馬力表示をカッコ内で併記しているかと思います。

しかし、思い返してみてもキロワット表示をしているものってほかにあったっけ?という感じで思い当たりません。
そういえば確かコンプレッサーの出力表示も馬力表示からキロワット表示に代わってしまっています。このため鈑金屋さんなんかで「どのくらいのコンプレッ サーを買ったらいいのか?」と聞くと大概馬力表示の答えが返ってくるので、いまいち商品選択がしきれないということもあったりします。

しかし何で変えるの?良いじゃん、いままでの表記でも。

好意的に言うならば、クルマの馬力表記に関しては今までのことでいうと「何でもかんでも100馬力は欲しい」「カタログに100馬力と表記したい」という販売上の圧力や見得もあって、ムリヤリ100馬力になっているエンジンも在ったりしました。
ただ、実用上でいうと無理に馬力数値を作るよりは、遥かに最大トルクをより低回転時に発生させている方が使いやすいエンジンになります。

このため、「100馬力表示を目指さなくても良い(何処が100馬力相当なのか一見しただけでは分かりにくい)出力表示単位」という事では意味があるかなあ、という気はしています。
ただ、こちらも「どのくらい力があるの?」と聞かれると、やはりお客さんにとっても自身にとっても馬力表示の方が馴染んだ物言いですし、昔と今とを比べやすいということもあるんですけどね。



さて、実はここからが本題。

先日、とある必要があって空気圧計を買いに行きました。ここで初めて気が付いたのですが、今時の空気圧計ってのはプラスチック製のものがあるんですねえ。
昔ながらの金属製ボディの、あのノズルに刺して「プシュッ」とでてきたメジャーを読むタイプの物を買おうと思ったんですが、見てみたら全部プラ製に替わっていました。あれれ?

それはさておき。

ここでもうひとつ気が付いた重要なポイントは、何時の間にやら使い慣れたというか普段目にしていた「㎏f/c㎡」という空気圧の単位が、何時の間にやら国際単位表示とやらの「kpa」に統一された物しか売っていなかった、という事実です。

まあ、巷の説明では100倍すれば「だいたい」の数値になるので実用上問題ありませんという説明書きも散見されますが、なんだか妙に釈然としません。というかもっとこういうことはきちんと公示するべきなのでは?というか私が知らなかっただけなのか?



こういう国際規格とか国際統一表示なんてものは、おそらく「ISO」とかが採択された頃を境にしているのでしょうが、でもこれってヨーロッパで使っていた 単位をそのまま国際規格としましたっていうだけで、日本国内で使うものについてそれにしたがう必要はないような気がするんですが?だって替わるのは不便 じゃんか。というか、それで得するのは向こうの人間だけだし。

「度量衡の変更」ってのはもっと大きく取り上げられてしかるべきだと思うんですが?



いまだに建築分野で使う「坪」や「尺」。旧来から使っていたものでいえば旧暦の暦など。使い慣れているもの、慣わしとして通用しているものは生活に溶け込 んでいる分、それなりに有用なんですから、そうまでして変える必要ってあるんですかねえ?というか、私が馴染まないというだけなんですが。

ハンドルのウインカーレバーも国際規格上「ハンドルの左側につけるべし」という事に何時の間にやら決まってしまっているんですよねえ。実は。

2010年1月1日金曜日

クルマの音源

クルマの音源といえば、以前はCDアルバムを1枚入れっぱなしで延々と聞き続ける、という感じでした。それに飽きると、たまにはFMを聞くという程度です。



その状況が替わったのは兄貴が「やるわ」と言って初代「iPod Shuffle」を置いていってからです。

あのチューインガム型のiPodをまじまじと見つめながらの第一声は「すげー。これに240曲入るんか。」でした。素直に感心せざるを得ませんでしたね。




その後は自分で2代目shuffle を買ったり、iPod classicを買ったりしていたのですが、最近「結局は普段聞く曲はアルバム数枚程度に集約されちまうなあ」という事に再度気がつき、また改めて shuffleを使い始めています。今使っているのは以前買った2代目です。
これをFMトランスミッターに接続して(ステレオジャックを刺すだけ)、トランスミッターはシガレットソケットに。ステレオを入れ替える必要もありません し、配線工事も必要ありません。これならハーネスをいじくる必要もありませんから、配線の後加工による電気的なトラブルも無縁です。


ただし、後日買い足したFMトランスミッターは製造場所が中国製であったためか、どうもステレオジャックに電通不良が発生した模様です。クリクリとジャックを回すと、その通電具合でモノラルになったりステレオになったり、音の良い悪いが出たりしました。
仕方がないので「ええいママよ」とステレオジャック部のみニッパーで切り飛ばし、単品パーツで売っていたステレオジャックに半田ごてで格闘して入れ替えた所、復活してくれました。ああよかった。


shuffleのいいところはまずその容量が適当なことです。CDをiTuneに入れ込む際のビットレートにもよりますが、推奨レートで1GBモデルの場 合240曲程度入ります。CDチェンジャーを思えば、アルバム1枚10曲程度と思えば24枚分ですから、これでも相当量になります。
たしかに手持ちの全てのCDデータを持ち歩ける魅力には敵いませんが、実際問題としてそこまで要らないしねえ。

iPod shuffleをはじめとして、iPod touchやiPhone、iPod nanoなどはメモリータイプのモデルです。つまり、HDDを回す電力が要らないのでバッテリーの寿命は比較的長時間です。とくにshuffleは操作画 面すらなく、このため液晶のバックライトで電力を消費することもありません。

ただ一つ気を付けなくてはならないのは、「あんまり書き込む回数が嵩むとメモリーが劣化し始める」らしい事です。
つまり、電池が無くなる度に新規に曲を入れ替える、という事を続けると比較的早い時期にお亡くなりになってしまうようですので、お気に入りのCDセレク ションをiTune上で作っておき、一度書き込んだらよほど飽きない限りそのまま充電だけで使い続けるほうが長寿を維持できるようです。
もっとも、iPod classicなどのHDDタイプのものでも、データの中の特定領域を繰り返し再生し続けると、その領域の磁気に変調をきたすようですから、それも注意は必要ですけど。



そんなわけで、しばらくはshuffleくんを使い続けることになりそうです。