2008年1月31日木曜日

  本日、午後8時ごろ、やっと月刊しばた新聞の原稿をアップさせました。今現在、ウチの嫁さんによる原稿チェックの最中です。
 ここで嫁さんにとっての不適切な表現や不愉快な言動は却下されてしまうのです。と、同時に日頃ワタクシの思っている計画や以前の行動などもチェックされてしまいます。

 今回のことで言えば、ヤフオクで落札したクリスキットがそうです。ちょっと71,000円だして(無断で)買ってきたなどとは言えなかったので、以前から持っていた、という事にその場ではしておきました。困ったのは、記事にするときです。なるべくそのことが判らないように、直接は触れないように書いたつもりではいるのですが、果たして.....。

さてそのクリスキットですが、現在非常にクリアーな音を奏でております。
当初、CDデッキは設計者の桝谷さんの言うとおり「最新の安いソニーの機種」という事で、おそらく1機種での累計販売台数では有数のCDプレーヤーであるPS2(え?違う?) を予定していました(さすがにCDプレーヤーとしてだけにPS3を奢る気はしませんでした)。
が、昨日iPodと聞き比べてみたところ、あまりその違いが理解できませんでした。iPodどうしですと微かに第3世代よりは最新のclassicの方が優位があるように聞き受けました。

ちなみにCDプレーヤーとしての性能比べということで、XBOXとPS2を比べた事があります。結果はPS2に軍配が上がりました。
やはり、D/Aコンバーターの変換ノウハウの蓄積に差がありすぎたのでしょうね。

という事でメインのソースとしてはiPod classicを使用することに決定。

そうすると、BOSEのWAVE  RADIOをどうするか?です。売るつもりはないので、嫁さんに「使うか?」と聞いたところ「使う」との事。元々二人で使うということで、食費の中から予算を捻出していたのでまあ、順当な所でしょう。嫁さんとしては2,000円のCDテレコからいきなりBOSEなわけで、ずいぶんとレベルアップしたことになります。
結婚したばかりの頃(今、丸3年とちょっと)は、「音なんてどう違うか聞いても判らない」といっていましたが、あの頃から比べればずいぶん成長したなあ、と感慨しきり。

今の野望はこの部屋にダイアトーンを持ってこようかな、という事。でも事務所にそんなもの持ち込んでどうする?というのもあるわけで。
いい音で音楽が聞こえるのはいいのですが、狭くなる、という物理的な問題はいかんともしがたい...........。さて。それとも完全に仕事道具以外のものはこの部屋から運び出してしまうようにするか?それとも逆に事務所を2階にしてしまい、この部屋を趣味の部屋とするか?

うーん。悩む。

2008年1月26日土曜日

数日間のお休みについて


またまた、月末になってまいりました。

という事で恒例の「月刊 しばた新聞」の製作のそろそろ入らねば、

という時期でございます。

(
ないとは思いますが、)もし、読んでみたい、と思う人がございましたら

私のメールアドレスまで、直接ご依頼いただければ、

そのアドレスに直接送信させていただこうかな、とは考えております。



先日、ちょっと参考までに見せてください、と保険会社の代理店開発部というところから

依頼があり、送信した事があります。

代理店発行の情報誌というのが珍しいんでしょうね。そーいえば返事がない。まあいいや。



その時に気がついたのですが、「写真入12ページ」という分量は

メール1回分のデータ容量としては過大であるらしく

送れる分量は半分程度でした。

このため、もしご依頼があるとすると、2回に分けていく事になると思います。

そんなことは、ともかくとして。

しばらくお休みさせていただきます事をお許しください。

それでは。

2008年1月24日木曜日

これ、やっぱおかしくない?

今日は、いろいろなことがありました。
あれを書こうか?これにしようか?んー?それとも。

あ、そういえば一つ。
ここのところ、「侍魂」へのオマージュとして、
僕も、あうゆう文章を書いてみたくて、少々趣向を変えてあのように書いてみました。
そこで気がついたこと。

最初の頃は
文字が小さいとは思ってはいました。が、気にしていても、文字の大きさを変えるやり方を知らなかったので、そのままにしていました。
でもひとたび大きい文字の使い方を覚えると、
今までの文章が読みづらくて仕方がありません。
ゴメンナサイ。
ですので、今日、全ての文章の大きさを変えておきました。
たぶん、ちょっとは読みやすくなったことと思います。



先日リンクさせていただきました「らかす」様・管理人の安堂様に「桝谷さん」の事でメールをさせていただいた所、思いがけず、ご返事を頂くことが出来ました。
その中のご感想で、やはり「文字の大きさが........」というご指摘を受けましたので、
早速、直すことにした次第です。

でもちょっと思い返せば、本誌「月刊 しばた新聞」では、この辺のことは、かなり気にして発行当初から何度もフォントを変えたり、大きさをいじってみたりと、変更を加えていったのにね。スミマセンでした。



えー今日のお題は「ちょっとおかしくない?」という事にしました。事の起こりは、こうです。

保険の規定の中には、妙に気がきく、というか、粋というか、変に隠微なことに気を利かした規定があります。今回引っかかったのが、まあ所謂「内縁の妻」というやつですね。

今までは、おかげさまで両親も無事、新婚から今日まで、銀婚だか金婚には成っていないところ位までいてくれているおかげで、そういった世界には触れることなく過ごしてきました。
ところが、こういうヤクザな商売に手を染める事になると本当にこういう人達がいるんだなー、と妙な世界を垣間見たりもするわけです。

詳しい話はともかく、内縁である、つまり苗字は違うが、同一住所であるという証明が欲しい。ついては、そのことを証明するために住民票を取り付けよ、というご命令が保険会社から下ったわけです。
めんどくさいけど、まあいいや、という事でサービスセンターに行って住民票の写しの申請をしに言ったわけです。そうしたら、世帯主の名前だけ入った住民票が目の前に。ん?確か世帯全員の住民票の申請をしたよな.......?これじゃ使えんし、意味がない。


柴田「あの、世帯全員分の表記で住民票を申請したはずですが?
受付「こういう住民票しか出ません。
柴田「なぜですか?これじゃあ意味がないですから使えないんですが。
受付「とにかく、第三者からの申請ですと、この方(世帯主名)の分しか、住民票には表記されてきませんし、こういう形でしか出せません。
柴田「はあ。個人情報だから出せんという事ですか?
受付「そういうことになっていますので........
柴田「これじゃあ、使えませんからお金は払えません。いいですね?


何のことかというと、また個人情報なわけですよ。こちらとしては、「被保険者の範囲の確認資料として、同一住所か否かの証明として住民票を必要とする」という理由も明示してるし、「窓口に来た人」として、自分の住所氏名も書いてあるわけです。申請者との関係は「○○損保代理店と契約者」とも書いてね。

まあ、保険会社の個人情報の取り扱いに関しての方針も間抜けたところはいくらもあります。でもね。すわ、個人情報というと、蜂の巣をつついたように騒ぐようになってしまって、こちらはいい迷惑なわけです。業務上。

どうも個人情報とプライバシーとが、いい具合にブレンドされているみたいです。正直、一個人の住所氏名程度の情報なんぞ1件ばかし見せられても何が出来るの?と思うのですが。
電話が来たら怖い、とか、手紙が来たら、とかって?そんな事やっていられるほど暇じゃないってーの。どうもあの手の詐欺って、反応率はいいトコ、千3つどころか万に1件か2件というところらしいです。そりゃ1万通葉書出して1~2件しか引っかかんないんじゃ、それだけで50万円の投資ですからね。〒代だけで。そら、100万円振り込んで、って言うわな。


どうも、あまりにもオリコウサンが増えすぎて自分で判断できない人が増えすぎてんじゃあないでしょうか。で、自分に責任が及ばないように本に書いていない対応に関しては、出来ませんの一点張り。結果、何もやらなくなる、と。
着地点であったはずの個人情報を大事にする、という事はもちろんOKです。これは常識。ですが、その取り使いに関して、何でもかんでも出さなくする、とにかく本人じゃないとダメ、というのはねぇ。こっちは本人に利する為にやってんだから、あなたがたがそうすることで、却って本人の労が増えるだけ、の結果になることが分らんのかねぇ。




それとお役所の書類って、大概、他のお役所への申請の確認資料として添付しろっていうスタンスが多いです。
例えば、クルマ屋のことで言うと、ナンバーを取る際に「保管場所が確保してあること」という建前があります。それを陸運局に認めてもらうために警察(実際は安全協会)に「車庫(があります)証明」を出してもらって、それを陸運局に持ち込むわけです。それでなければ信用、というか効力を認めてもらえない。で、先ずはそこで2700円とられることになるわけです。
今まで何度か自宅の敷地で車庫証明を取りましたが、どうもその確認しにくる人というのを見たことがないんだよね。この辺じゃあ。

次に、「財産」と目される登録に関しては実印を書類に押せ、ということがあります。で、実印を登録申請書類に押すわけですが、実印につきものなのが「印鑑証明」です。印鑑証明そのものは「こういう印影の印鑑が、○○さんの印鑑として役所には登録されています」という内容なのですが、これもねえ。という事で、これで350円請求(浜松市の場合)されます。

新車の場合はこのくらいですが、中古車の場合は前所有者の人の分と新所有者の分と。前所有者の人が引越ししてたりすると、印鑑証明の住所と車検証の住所が違うという事になるので、そういうときには住所がこういう風に移っています、という証明のために住民票。回数が多くておっつかない場合は更に改正元とか言う別表も更に添付します。

で、疑問なんですが、こうまでして苦労してそろえた書類たちは、その後全部保管してるの?と、ふと思っています。じゃなきゃ捨ててるんだよなあ。多分。

でも、思うのは、こうした書類って、役所同士の横のリンクというかRUN回線を持ってれば済むことじゃんね?だって、その場の窓口で確認してるだけだもの。それが紙である必然性はないと思います。しかもわざわざそれ専用の用紙を作ってあるし。これこそ資源のムダじゃないの?それとエネルギーの。




ガソリン税のことが国会の話題にのぼっています。
税金が増えるといえば、文句がいっぱい上がるくせに
減らそうとすれば、その分の財源は?という事が言われているようです。
一体どこ向いて物言ってるの?
先ずは減らせばいいじゃん。とにかく。
そして、減るのが困る、というところから始まるんじゃなくて
無いところからはじめるの。すくない中で考えるの。

あたりまえでしょ。

あるのがあたりまえの中で考えるから、ちょっとくらいとか、ね。
金がないなら知恵使え、とか。
高速道路が、とか言う前に、元々交通量が少ないんだから
制限速度上げればいいじゃんか、と思うのは乱暴なのかな?
だいたい昭和30年からとしても50年以上道路整備続けてて、
まだ作っていなかった道路って、もともと必要性が薄かったってことじゃないの?
僕は東名高速くらいしか知らないけど、ここの混み方しか知らないときに
一回東京を通過して群馬の方に行ったことがあります。

クルマ少ねー。こっちの高速道路って誰も走っていないんでびっくりしました。

ずるいよ。これでまだ道路欲しいなんて。
もうイラネーじゃん。


いつもの事ですが、また、まとまらなくなっちゃいました。
とにかく、お金と頭をもう少し使って欲しいよ、という事で。
自分でお金を稼ぐ(ただ、働くということではなくて)、という事を体験してからじゃないと
公務員としては途用しない、とかね。
人を動かす(働かす)工夫をもっと真剣にするべきだと思います。

ではこの辺で。おやすみなさい。

2008年1月23日水曜日

私はコーシテ騙された 火災保険編その2

えー、どこまで行ったんでしたっけ。あ、そうそう、生損相乗りまで行ったんでしたよね。
この頃、カタカナ生保だとか、外資だとか、出てきたんですよね。


で、生命保険会社各社や、損害保険各社は自分の息のかかった生保子会社・損保子会社を次々作ります。


作れない所は、既存の保険会社と業務提携をして、自分の所の営業マン(ウーマン)に売らせる体制を整えていきました。





結果はどうでしょうか。





今、生保直系の損保子会社は思いつくところでは「ニッセイ同和」のみです。

でも、損保系生保子会社は結構生き残っているようです。








やはり、生命保険ってもうかる商品なんだなと、しみじみ思います。


まあ、生命保険・損害保険の兼業禁止とは言いつつ、

会社として、会計を別勘定にしている、というだけで、




ちゃっかり、同じフロアーの同じ部屋の中に、生保子会社の人間が机を並べていますし。



別会社の業務の筈なのに、損保社員の営業目標の数字の中に





最重要課題の数字目標として鎮座してました。




いいの?それで?




そんなこと言いつつ、保険会社社員は、名前は営業職とはいえ、



「営業」とは基本的にルートセールス。




つまり、代理店に対して、撫でたり擦ったりして
どことは聞かないでください。少なくとも僕はされたことはありませんあくまでも噂では。)




「どーにかお願いいたします」と頭を下げてくるだけです。






自腹を切ることはあるにしても。



毎月の支払い保険料で首が回らなくなることはあるにしても。




親戚一同、一切合財に加入させて回らなくてはいけないとしても。





うう。悲しい。





そんな事やらされるくらいなら、


とっとと会社に、生命保険子会社の経営なんか止めてもらって、



その分、給料さげてもらった方が良くないですか?






そうまでしてつける保証って?









そんな、みせかけの給料の支給総額なら要らないのでは?






これだけでも、保険料がずいぶん下がると思うのは僕だけでしょうか。




なかなか、火災保険に話が行きません。



ごめんなさい。






次回はきっと行きます。





多分。






それでは。

2008年1月22日火曜日

人生色々、進路も色々

今日は保険代理店の専門試験の日でした。

柴田は前回「法律コース」のみに全神経を集中。

そして何とかクリアー。


今回は「税務コース」。これが終われば何とか試験関係は終了……のはずです。

多分。

試験当日の5時に答えがネットで発表になるので、早速答えあわせ。



あ、間違いが………。



1つ。



2つ、3つ………(汗)









4つ、5つ、……………(冷汗)












6つ。









合格点って何点だっけか??????(滝汗)

必死になってホームページ内を探しました。




「よくある質問」の中に……、あった。「合格点は何点ですか?」








見たいような見たくないような。












「合格点は70点です。」







ギリギリセーフ。

よかったー。





受かっちまえば、こっちのもんです。

おそらく頭の中では、もう忘れだしています。



でも。税務なんて結構タイムリーな話題でした。結構勉強にはなりました。

実は今日の朝8時から勉強してました。(ホントの話)






試験会場では、結構複雑な人間模様がありました。面白かったです。



代理店研修生には、クリアしていないと卒業できない営業成績基準のバーと、資格試験を合格していなければいけない、という資格基準のバーがあります。



柴田が代理店研修生として保険会社に入ったとき、当時営業成績が全国トップという、伝説の研修生がいました。




でもこの人は、卒業できませんでした。その理由は、資格試験に合格できなかったからです。


でも特例で代理店には成らせてもらえました。

なんたって、3年間で保険料1億円超の契約をとってきた人物です。



研修生でありながら年収1000万を超えていたそうです。



支社としても、みすみす、その契約が宙に浮くのを指を咥えて見ているわけがありません。特例でも何でも自分の手駒として、扱い契約を自分の所に固定してしまわない事には、どう寝返られるか分りません。



その辺の事情はともかく、その人は無事、代理店になった筈でした。



でした、というのは色々善からぬ噂を耳にするからです。


もう関係ないから、いいんですが。





ところが、もうそれから3年も経つはずなのに、





まだあの人試験受けてんじゃん。何でいるの?




ええ?




しかも、お付の運転手控えさせて。

よくやるなー。







お!あの人は……?





名前はもう忘れちゃったけど(ひどい)、一緒に研修生やっていた人だ!



でも、何で今頃ここにいるの?



まだ受かってなかったの?



しかも、「法律」・「税務」両方受験する席に座ってんじゃん!?






大丈夫かなー?多分時期的に、今回両方受からないと……、








とってもやばい事になるよ?(早い話クビ






いやー。今日は、とってもスリリングな人間模様を目の当たりにしてしまいました。


みなさん、がんばってください。

人事ではありませんけど。

及ばずながら(もう試験終わっちゃったけど)応援させていただきます。








それでは。

2008年1月21日月曜日

新車販売の憂鬱

前回、前々回と少々書き方を変えてみました。
らかすjp中の「事件らかす」に侍魂の記述方法より云々…、とありました。

実を言うと、私も、あの記述方式にはショックを受けました。
正直ジェラシーさえ感じてしまいました。文才あるなあ、と感心したものです。

ところが、侍魂の管理人である「健さん」が、社会人になった途端に、

まったく更新をしなくなってしまいました。

未だにカーリング(つまり、前回の冬季五輪の話題です)がトップページの話題のままです。
これはいけません。

ただ、Web版しばた新聞で、そういう芸風を求められているかどうかは
この際措くことにしておきます。


ところで。

順当に行けば、「私はこーしてダマサレタ 火災保険編 第2回」を書くのが筋なのですが、

スミマセン。

違う話題を思いつきましたので、今回は急遽変更。題して、

そして誰もいなくなっていく新車販売編(仮)

気力の続くまでは書きます(つもりです)。

それでは。











現在の私の仕事の一つに「クルマを売る」というもがあります。

もちろん、人生初めての会社員は「静岡トヨペット」というトヨタディーラーの

新車営業マンとして12年くらい勤めていたので、

新車を売りたい気持ちはあります。



が。


新車が欲しいというお話が、くる・こないは別として。

新車を買いたい、と思わせられるだけの商品のある・ないは、ともかくとして。



ここのところ、納めた商品のほとんどが中古車です。
なぜか。

まあ、そういうお客さんと付き合っていない、という理由はこの際
すっぱりと切り捨てておくとして。


新車が売れていない、という理由はこういうことにあるのかもしれません。

新車ディーラーの人員の質の低下


これって、実は意外に理由として大きいかもしれません。

特に、ここ浜松地区は
業者販売の比率が静岡県内の他地区に比べて、かなりの割合を占めています。


という事は、

業者。もとい、俗に言う「モータース」の人に嫌われたら


営業マンとしては、かなりの打撃になります。

少なくとも、私の知る限り、販売台数の成績上位にいる方々は、業者販売のウエートが、

かなりの比重を占めている方がとても多かった
ことは否定出来ません。

なぜか、新車販売の現場では、業者販売の台数も、直接の販売台数も、


まったく同じ台数カウントであった為、

ちょっとでも知恵の回る(ずる賢い、とも言います)セールスほど業者販売の比重を高め、
なるべく楽して売る、という販売手法がまかり通ってきました。


つい昨日まで、まったくうだつの上がらないセールスも

業販担当になった途端、いきなりトップセールス
ついには年間表彰までされちゃう、というなんとも馬鹿馬鹿しい事が、まかり通っていました。


車が売れていた時代は、これでもよかったのでしょうが、

今は冬の時代です。


かった頃しか知らない新車営業さんたちが、取締役になってしまっている時代です。

その最後の世代の方々が、今の営業所長さんくらいの年代です。




彼らに策はあるか?



あるわけがありません。



そう。ないのです。
残念ながら、いくらクルマを売ってきたからといって、
その人が、
よい管理者である資質を備えているか、とは、必ずしもイコールではありません。

難しいところです。



そうした人たちが次々と管理職になっていった頃、

どこの誰が考えたのか。
どこの誰が言い出したのか。


店頭販売主体。来店型店舗。などということを言い出した人たちがいたのですね。


道路に面した店舗の間口1メートルにつき1台。つまり、
間口が100メートルあるお店は、
1ヶ月に100台車が売れる
などという愚にもつかぬことを言っていたコンサルティング会社があったといいます。


ばかだなあ。じゃあ、お前売ってこいってーの。
そんなことより、そんな奴らに金払って、何の得になる?


そんな彼らの部下達も、上司を見習って、なるべく楽して売ろうとしはじめます。
これが店頭販売。


彼らは自分ひとりで商談をした事がありません。外に出ていないからあたりまえです。
こうなると人間関係はそこがスタートですから、

信頼関係よりも、支払い関係。つまり、お金関係。


まあ、クルマはトヨタなら大丈夫だろうとか、
自分の欲しい車のことですから、
セールスよりも
お客さんの方がクルマに関して詳しい、なんてこともあったりして、
ますます商談の主導権がお客さんに。


結局、決める決めないは
条件次第というかそれだけですから、
「今、決めてくれるなら……、」という、どこかで聞いたような台詞が

あちこちのテーブルから聞こえてくる、という状態に。




そうして、お話は最初の業者販売、営業の質の低下、というお話につながるわけです。



つまり、切り札が条件販売しかなくなったディーラーが、

まったく個人のお客さんに対しても
バンバン値段を切ってくるので、

業者に対する仕切り価格と、一般の一見さんに対する販売条件との差がない
(一般のお客さんにとってはうれしいことではありますが)
という事態を引き起こしているのです。


つまり、いくら新車を売ってあげても
もうからない(いいトコ5万くらいかな?)訳で、

そりゃ、
やる気も失せるってなもんです。
車庫証明やなんやら、経費を浮かせて、ナビの取り付けをして、その他色々。

200万くらいの売り上げに対して利益10万円也。

そりゃあ、いやになるワイ。気も使うし。だいたい代金は、すぐに入ってこないし。



しかも、中古車の業販はしてくれないし。


利益を独り占めしようとして、結局そっぽ向かれているって感じですかね。


任天堂が車の開発をしたら、なんて
馬鹿なことを考えるよりも先に
もうちょっと考える事があると思います。


ご意見ご感想をお待ちしています。


それでは。おやすみなさい。

私はこーしてダマサレタ 火災保険編 その1

実は、車屋にいた頃には既に火災保険の資格は持っていました。
「損害保険 
上級資格」とかいう奴です。

何が上級なのかは知りませんが、実務能力は
最低級でした。まあ、いわゆるペーパードライバーみたいなもんです。なんせ、契約書の書き方も知りませんでした。

よく、手は動かないが、クチで直そうとする整備士、という話がありますが、それよりもタチが悪いです。クチすら動きません。

代理店の報酬規定(手数料を何パーセントくれるのかというキマリ)に「上級資格者の在籍人数」とかいうのがあるようです。
つまり、単に
人数合わせとして、業務命令で「資格を取りなさい」ときた訳です。
まあ、ディーラーの保険資格なんて
そんなもんです。

そんな僕に、親戚のおばさんから「アンタんとこで火災保険もやってるの?」ときました。

たしかに、やってはいるけど、やり方はよく知らないし、かといって断わるのもどうかと思うし。
それともう一つ。
当時、会社をそろそろ辞めようかと思っていたので、加入してもらって、すぐに辞めたら後で何言われるか分らないので、「調べとくよ」と一言、言ってその場をごまかしました。今から思えば、なんて良心的なんだろう、と思います。


平成10年ごろ、生損相乗り、とか言う規制緩和がありました。
生命保険会社は損害保険を扱えるようになり、損害保険会社が生命保険を扱えるようになったのです。

ご多分にもれず、金になりそうなものなら、
なんにでも手を出したがる
ディーラー経営陣。誰にそそのかされたのか、
こぞって自社の営業マンに生命保険の資格を取らせました。

クルマと一緒に生命保険も売らせよう」という作戦を立てたのです。

なんせ、一時はセガ(注:湯川専務の頃)の「ドリームキャスト」まで売っていたのですから。

クルマの営業が、生命保険やゲーム機・携帯電話(KDDIはトヨタ系列)・トヨタカードの会員募集・固定回線のマイラインなどなどを「そろそろ車検ですけど……、」とか言いつつ、一緒に売ってこい、という発想って……。

そんな違和感たっぷりの営業をやらされる身にもなって欲しい。


経営責任という言葉は、彼らの辞書にはきっと無かったのだと思います。
後年、労働組合というものの支部長とか、何とか委員とかのメンバーになったことがあります。
その時、本社の「販売促進部」の倉庫の片隅に、「ドリームキャスト」の本体が、まだあったを私の目は見逃しませんでした。
あるときイプサムのご成約記念として使われていましたが、まだ残ってたのね。お客さんからは、

なんでプレイステーションじゃないの?」とよく言われたっけ。僕に言わないで。

私もそう思ってました。



規制緩和そのものは、別に悪いことだとは思いません。
ただ、会社員としての立場で言うと、

余計な仕事が増える」と同義語である場合も少なくありませんでした。
これは、銀行員にとっても同じであったと思います。


窓口が同じ。同じ金融業。保険業界にとって銀行・金融機関は

積極的な推販(大口契約)が、お願い(期待)できる
新たな販売経路であるにすぎなかったと思います。

後年、私の身に降りかかる余計な仕事は、こうして着々と、その素地を整えつつあったのです。

つづく。

2008年1月20日日曜日

再作業

先日コロパパさんより指摘されたiTuneのインポートデータですが、結局は全てローレートでの読み込みだったようです。
このため泣く泣く読み込みのし直しをしています。
iTuneへの手持ちのCDの読み込みは都合3度目、となりました。もう、やりたくありません。
だって、めんどくさいんですもの。これで読み込ませた音楽の再生がタイシタコト無かったら泣くに泣けません。今はただひたすら、再生時の音質向上を創造しつつ機械的に作業をこなしている所です。
お願いですから、こんな方法があるよ、といった類の悪魔の囁きは、しばらくはご遠慮願います。というより止めて下さい。柴田の心からのお願いです。


最初のiTuneへのインポート(CDの音楽データの取り込み)は生まれて初めて買ったコンピューター・IBMのThinkPadで体験しました。
初めて体験するコンピューターの操作は、なんでも面白く感じました。今まで普通の再生しかしたことのないCDが、4~5倍の速さで読み込まれていく様を見て
すげー。これが技術の進歩ってもんか
と、一人でえらく感心してたので、手持ちのCDを全て読み込ませるのも、さほど苦には感じませんでした。これが第一回目。


第2回目は、今使ってるDELLを導入したときのことです。あれこれ試しては見たものの、けっきょくはThinkPad君からはデータの移植が出来ないらしく(おそらくは著作権上の問題の為)、まあ、仕方ないとあきらめました。
ところが意に反して、しかたなく始めた読み込み作業が面白くて仕方なかったのでした。
その訳は、自分の買ったDellは当時、自分の予算内で考えられる最強スペックで組んでもらった為、CDの読み込み速度が予想以上だったからです。
「おおー。早い早い。」と、その読み込みの速さを
見ているだけでも気持ちよくて、そうこうしているうちに読み込みが終わってしまったのです。若いっていいわー。

ちなみに、その読み込み速度は調子のいいとき(何によって調子のいい悪いが出るのかは知りませんが)で14~5倍もの速さで読み込んでくれました。

そして第3回目。
読み込んでいるデータレートもあるのでしょうか、今現在の読み込み速度は8倍程度です。あ、またちょっと上がりました。今の曲は9.1倍になりました。何によって違うんでしょうね?
そんなことはともかく、他には特に変化が無いので、大して面白くありません。どうせやるなら全部読み込ませ直してからiPodと同期させようかと思っているのですが、イコール読ませ直した結果は、そのときまで確認できずじまい。
つまり、よけいに結果がわからず、面白くない状態が続くことになります。

ふと思い出したのが、ガンダムのプラモデルです。あれって、設計図どおりに作ると、いつも手とか足とか、
出来上がっても、何にも面白くないところから作らされるのです。
で、決まって途中で嫌になって、順番を飛ばして頭とか胴体を作り始める、と。

そして出来上がった頭と胴体をひとしきり眺めて「ふーん」とか「へー」とか言いながら独り言を言っているのですが、そうなると気になるのは、先ほどまで作って(作らされて)いた作りかけの手や足です。
このままですと
完成体で遊ぶことが出来ないので、仕方なく続きを作るか否かで、めでたく最後まで作ることができるかどうかの瀬戸際になります。


このまま、途中でiPodとの同調をしないまま、最後まで我慢できるかどうか?
ガンダムを作っていた当時と今との
成長の度合いを測る手がかりになりそうです。
しかし、ちっちゃいなー。人間が。
こんな所で体格とのバランスを取っているなんて、思いもよりませんでした。

2008年1月16日水曜日

せんせい

世の中には色々な先生がいらっしゃいます。学校の先生やら塾の先生やら。
ぼく的に先生というと、先生という呼称よりは恩人という方がいいかもしれません。学校の先生にも恩人と呼びたい方が居ます。セールスの先生(というか、現在の道すじの端緒を開いてくださった人)、クルマの営業の先生、オーディオ関係の先生などなど、ものの見方、考え方に大きく影響を与えてくださった方々。そうした多くの先達の方々の中の一人に「桝谷英哉」さん、という方がいらっしゃいます。

聴いたことがある方も、いらっしゃるかも知れません。既に鬼籍に入られている方です。ただ、この方を書籍上で知ったのはまだ存命中の頃でした。そのときに何らかのコンタクトを取らせていただければよかったと、今では思います。その強烈な個性は、ご本人の書かれた著書からも存分にうかがえます。

今回、リンクサイト様一覧に「らかす」様を加えさせていただきました。この方の文章も非常に面白いのですが、このHP内に、「らかす」の管理者さんと桝谷さんに関する思い出話が収録されています。オーディオにご興味のある方には面白いのではないでしょうか。個人的には、桝谷さんの強烈なキャラクターと、その主義主張の組み立てに、ものすごく惹かれるのですけどね。

という訳で今回は「らかす」さんと桝谷さんのご紹介なのです。 

2008年1月14日月曜日

モデルチェンジのココロ

セールス、というか営業に携わってきて、どうしたものか、と思うのは、「どこまで自分の意見を出したらいいのか?」という境界線です。

今日も、とあるお客さんの所にいってきまして、クルマの話をしてきたのですが、あれこれお話をさせていただいているうちに、ふと「柴田さんなら、どれを買うの?」と、真顔で聞かれてしまい、結構どぎまぎしてしまいました。
どこまで本音を言ったらいいものか、と思ってしまうんですよね。もちろん、自分がお金を出すわけではないし、自分の好みをあまりにもはっきり言ってしまって気分を害されても嫌だし。
かといってあちらを立てればこちらが立たず、という事になりがちですから、結局のところ何を言っているのか分らなくなってもしまいます。まあ、そのまま言っちゃうと、今回、お客さんがお考えになっている車はフィットなのですが。

フィット自体は説明の必要もないほどに、爆発的に売れたホンダの看板車種です。今回そのフィットが初のモデルチェンジを行いました。ホンダにとってこれはかなりの試練であったろうと思います。だって、今までは誰かの後を着いて行けば良かったメーカーだったはずですが、先代のフィットはあろうことか「カローラ」の月間販売台数を一時的にではあるにせよ抜いてしまったクルマです。
まあ、そんな所はともかく、今回のフィット。いたるところに消化不良の跡が僕には見え隠れしているように見えてしまいます。失敗できないが故のプレッシャーが相当あったんだろうな、と思うのですよね。つまりプロダクトとして突き抜けたところ、素直な印象を感じない。
先代フィットには、そういった重圧はありませんでしたし、「ウチとしてはコンパクトカーをこう作る」という明確な、そして、のびのびとした所がありました。それが、非常にクリーンな印象のする清々しいプロダクトになったと解釈しています。

確かにモデルチェンジを受けると、先代の不具合点や品質面での欠点は修正されてきます。ところが、2代目以降を出すというと、それがルーチンワークと化してしまい、それに伴いプロダクツとしての志が失われていく例は少なくないように思います。プリウス然り、エスティマ然り。思いつくだけでもセルシオ、MR2、ED、イプサム、ハリアーなどなど。他メーカーも含めてその他たくさん。オデッセイとかもそうですよね。
そんなわけで、お話しは最初に戻るのですが、どうもすっきりとフィットを勧める気になりません。それならばいっそ、新車だけでなく、中古車という選択肢も含めて、「フィット」というコンセプトが気になるのであれば、いっその事、先代フィットをお勧めしたい気分なのです。追い金も少なくて済みますしね。

10年モデルチェンジしない、という事を標榜しているクルマというと「マーチ」(現マーチが、それほどの完成度を誇るプロダクツであるかどうか、という事はここでは措くとして)がありますが、先代フィットも10年はそのまま作ります、という事を言ってもよかった製品だったような気がします。R32スカイラインも、当時は「10年モデルチェンジしない」といっていたらしいですが、やらなくてもいいものなら、そのまま作る、というのも勇気ある判断だと思うのですがね。
よくコンピューターの分野では、「Ver.○○」という言い方がありますが、クルマもよく売れている型であるなら無理に「Ver,2.0」を目指すより「Ver,1.2」とか「Ver,1.5」とかで抑えておいて、より完璧な「Ver,2.0」を目指す、というようにならないかな。ならないだろうな。

2008年1月12日土曜日

結局は一番普通のものに

一昨日の夜から、ちょっとおかしいな、と思いつつ、昨日一日はなんとか過ごしたのですが、やっぱり体調がおかしい。という事で夜から風邪ひきモードに入り、ずっと寝ていたかったのですが、約束もあったりしてそうもいかず。こういうところは自営業はつらいですね。全部一人ですし。

そんなことはおいといて、色々悩みまくっていましたが、結局ごくごく普通のクラシックになりましたとさ、というお話です。
以前、自分の持っている第三世代のiPodのバッテリーがかなり弱い、というお話はしました。このため一緒に出かけしていてもいつもバッテリーの残量が気になりっぱなしなので、BOSE のWAVE RADIOに繋ぐ、という使い方を思いつくまでは机の上で埃まみれになっていました。
という事で、何か新しいのを買おうかな、とは思っていましたが、touchは高いし、容量が微妙だし。nanoも同じく容量が小さい。音質面ではともかく、持ち出す、という事においてはshuffleに敵うものはないし。まあ、すでに手持ちのCDはすべてiTuneに読み込ませてあるので、既に選択肢はiPodのみ、になってしまっているのですが。音質面に関してはコロパパさんのお話も聞いてはいましたが、まあ、技術の進化を素直に信じることにしました。おいおい書いていこうかと思っている(本誌「しばた新聞」中の「オーディオのココロ」)のですが、結局はいくら気にした所で、本体以外の機器のレベルでかなり左右されますから、ここで気にしたところで、shuffulより悪化する事はないだろう、と割り切りました。

という訳で、結局classicになりましたとさ、というところに落ち着きました。ネットでは色々書かれていますが、確かに同梱物が少ない。え?これだけ?って感じ。もう、分ってるよね?ってappleに言われてるみたいですね、なんか。
後は、あいかわらずセンスのいいパッケージをひとしきり「ふーん」と眺めた後、おもむろに開封して、本体を取り出しました。そして例の本体を覆っているフィルムを剥がしたのですが、ここでちょっと考え込むことに。そう、あのモノリスへのオマージュとしての裏面の鏡面加工パネルです。買う前は、どうせ消耗品と割り切っていたので、傷つき防止のシリコンケースなんぞ、買う気は毛頭なかったのですが、実物を目の前にすると気が引ける。もう、「ウホ、ウホ」てなもんですね。ああいう仕上げにする気持ちも分らないではないですけど。
今回の80Gもの容量は、車の写真でも入れといて、仕事にも使おうかとも思っていたのですが、あの鏡面パネルが傷つくのは忍びない。かといってシリコンケースを買うのもなんか悔しいし。うーん。とりあえず自分的には本末転倒ではありますが、今のところ3Gのバッテリー交換に挑戦してみる気になっています。失敗してもclassicが残ってるし。

迷走してるなー。というところで、今日はもう寝ます。

2008年1月10日木曜日

コーティングのお値段

なかなか自分のクルマを塗った事のある人、なんてのはそうそういないとは思いますが、車を洗ったことのある人は結構いると思います。そんな方々の中で、一生懸命ワックスをかけたことのある人も少なからずいらっしゃるかと思います。
さて今日のコラムは、そのコーティング作業。世の中には実に、いろんな塗装表面を保護する商品というものが出回っていて、かえって、いろいろな種類がありすぎて選べなくなってしまっているのが現実だと思います。その前に。
そんな色々弄ばれている新車たちの塗装とはどんな具合なのか?どのようにして仕上げられているのでしょうか。

現実問題として、お客様にお買い上げいただいて、お納めさせていただいた瞬間、というより、生産ラインを出て、ディーラーの新車置き場に向かったそのときから、クルマ達はなにをされても文句の言えない、実に厳しい世間の風を存分にその体で味わう事になります。そのことを重々承知しているメーカーは、まるで自分の娘達に、せめてもの手向けと、あの手この手の花嫁衣裳を用意しているのです。
それが、亜鉛メッキ槽ドブ付けのメッキ鋼板であったり、防錆塗料のドブ付け塗装であったりするわけです。そんな入念な下地塗装の後、中塗り、上塗りという工程になるわけですが、ここで使用される塗料たちは特に入念に選別し、特別に精製された、対候性や対擦り傷防止性能、対紫外線性能、耐熱、などなど、あらゆる気象条件や保管条件を考慮されたものとなっています。

という訳で、この辺で、半ば一つの答えが出てしまっているのです。そう、何もするな、という事ですね。ここまで入念に設計され、作られた塗装表面は既に独り立ちできるように仕上げられているのです。
ところが、あちこち走っても走らなくても車のボディには、すぐに埃が乗ってしまいます。泥もつきます。時には飛行物体から石が飛んでくる事もありますし、言葉通りの爆弾が落下してくることもあります。
このため、気まぐれなオーナー様の「いつも、きれいなクルマでいて欲しい」などという、半ば無茶な要望にも耐えうるべく、ある程度、クルマというものは乱暴に洗っても大丈夫な性能までも与えられてはいるのですが、ここにいたって、やっとコーティングの存在意義、というものに行き着く事が出来るわけです。
という事でやっと本題、なのですが、少々ここに来るまでが長すぎたようです。書いているほうが息切れしてきてます。という事で、明日に続く。それでは。

クルマのお手入れ

初めて車のワックスというモノを意識したのは、やはり初めて新車を買ったときでした。ボディーカラーは黒のメタリック。
当時のお客さんで洗車場を経営された方があったので、初めてコイン洗車という所に行って、そのクルマを洗い、一生懸命ワックスをかけたのを今でも覚えています。初めて買ったワックスはシュアラスターの半練タイプ。それが良かったのかどうか知りませんが、とっても綺麗になったものです。

時は流れて、自分のクルマに初めてコ-ティング、というモノをかけたのは、忘れもしない平成10年12月に買ったマークⅡの新車でした。マークⅡ誕生30周年記念車という事で、「トラント」という別ネーミングの特別仕様車でした。ボディカラーは当時、誰も選ぼうとしなかったダークグリーンのツートンカラーです。

ボディカラーというものは時代時代で流行り廃りがあり、バブルの頃は黒やダークグリーンがかなり売れた時代であったそうです。が、その後、流行は白やホワイトパールを経てシルバーやなどが大勢を占めるようになってきました。最近はまた黒いクルマを見るようになってきましたね。
それはそうと、悔しい事に、誰も買わないだろうと思っていたこの色ですが、自分のクルマが営業所に搬送された途端、その色を見たお客さんから「結構良いな」という事で、5台ほど立て続けにこの色が売れてしまいました。浜松で1台だけだと思っていたのに。このクルマは結構気に入っていたので、自分としては長期間3年半も乗ったので、今でもお客さんの中では「柴田の乗っているクルマのイメージ」としてこのマークⅡを上げる方が多いです。

ま、それはそれとして、買った色が色だっただけに、手入れのことは、かなり気にしていました。気に入った色でもありましたしね。そこで、初めてコーティングの登場となったわけです。
車というのは、選ぶときには一生懸命考えるんですが、買った後は結構早くアキが来てしまうものです。それはなぜかというと、慣れもあるでしょうが、当然外に置いてあって普段乗って出かけるものですから、汚れるのも早いんですね。で、また、洗うのが非常にめんどくさいわけです。特に車が大きくなればなるほど。しかも今時は寒いですから、よけいに億劫。
ところが、コーティングをしてあると洗うのが楽なんですよ。しかもピカピカになりますから、よけいに洗いたくなる。で、また綺麗になった車がもっと好きになる、という良い循環をもたらしてくれるわけです。ですから、そのマークⅡに乗っていたときは、年に1回、つまり毎年コーティングをし直してもらっていました。綺麗になって返って来るもんですから、よけいに可愛くてね。

確かに、その分お金がかかることも事実ですが、きれいな車っていうのは良いもんです。愛情を持っていれば、その分扱いも丁寧になりますし、クルマそのものにも興味が湧きます。なんせ、洗車は整備の手始めっていうくらいですし、洗わないと車の状態は分らないものです。
そろそろ今のクルマにも飽きてきて、クルマを買い換えようと思っている方は、もう一度クルマの外装を綺麗にしてもらってみたら如何でしょう?ついでにタイヤなんかもクタビレテいるようでしたら換えてあげたりなんかすると見違えて戻ってきますよ。

冒頭の写真は僕のロードスターです。今はガラスコーティングをかけてもらってありますので、光沢も以前とは違います。そして楽なのは水弾きがいいこと。
よく、水は玉になっちゃいけない、とか言いますが、確かに日なたに置きっぱなしなら、それは正解。でも直射日光の当たらない日陰で、しかもマメに洗ってある状態なら、表面に汚れが染み付く事もないですし、焼きつく事もないでしょうから、それならばかえって水弾きのいいほうが、いいと思います。
今の手入れは、よくあわ立てたカーシャンプーをスポンジに取り、力をいれずに撫ぜてやって汚れを浮かせた後、ホースで水をかけるだけです。流すだけで、ゴシゴシこすらなくても汚れは落ちていきますし、ボディサイドでは勝手に水玉は落ちていきます。弾きがいいとセーム皮での吹き取りが非常に楽ですから、ここでも表面を擦らずに済みます。

手間をかけずに愛情をかける術があれば、そのほうがより、クルマが好きになれる気がします。そのためのコーティング代なら安いものだと思うんですけどね。

2008年1月6日日曜日

気にならないのかな?

と、言いますのは、身の回りに何人かDELLを使っている人がいるのですが、気になって気になって仕方がないのは、そのキーボード。見てると大体、一緒についてくる「標準タイプ」のキーボードをお使いになっていらっしゃる。私も最初は何も考えないで、注文してしまった標準タイプキーボードを使っていたのですが、ダメでしたねえ。我慢ならずにシンクパッドの可搬タイプのキーボードを買って来て今使っています。

ただ、もし今、このタイプのキーボードが気になっている人があればの話ですが、あまり期待しないほうが良いです。シンクパッドのキータッチを期待して(自分のように)使うと「あれ?」と思います。何でこの程度なのか、とね。
もし仮に中味がシンクパッドのものと同じものであったとしても、このキーボードの筐体はペラペラなので強度が足らず、おそらく、きちんと入力された力に対する反力が指に返ってこないのと、キーに掛かった力がどこかに分散しているのでしょう。遠くシンクパッドのキータッチには及ばないのが現実です。

そんなわけで、思いついたときに、ヤフオクとか、お店などでキーボードなんかを見たりしているのですが、これと言うものがありません。アップルのキーボードもどうかな、と思ったりしたことがあるのですが、どうなんですかね?カッコイイことはカッコイイですし、金額もこんなものかと思うので、使ってみようかとも思ったりしますが、身近な人で使っている人がいない(というより、そこまで気にしている人がいない)ので、エイヤッと思い切る勇気がないんですよね。
最初はトラックポイントがあったほうが、と思って今のこいつにしたのですが、マウスがあればそちらを使ってしまうので、結局はノート用の装備だったんだな、とあらためておもいました。という事で、普通のテンキーつきでいいかなと思っています。

興味のあるキーボードというと、以前、木で出来たキーボードというものがありました。ものすごく高いんですよね。その他にはLENDA16とかいうアルミ削りだしのボディをもつキーボードがありますが、これも結構な金額の奴で、参考価格98,000円だとか。うーん、買えん。
今回の月刊「しばた新聞」では電卓選びを採り上げましたが、1万円の電卓にも躊躇するのに、キーボードが10万じゃなあ。うーん。程遠い存在ですね。どなたか、お勧めのキーボードがあったら教えてください。

終わりました

終わったー。という事で、本日中に印刷・袋づめが終われば(終わるのかな?)、明日・明後日にはお配りできるかな、という甘い段取りを考えております。

いつものように、書くときは結構色々考えて書いているつもりなんですが、書き終わって読み直すと、意外にさらっと読み終えてしまい、内容の薄さと、文章力のなさとを、いつものように思い知らされるのですが、まあ、いまさら嘆いても仕方がないので、次号もまたシコシコ作ると思います。

それでは、お楽しみに。

そんなわけで、また明日から(今日から?)Web版しばた新聞も再開です。
そういえば、明けましておめでとうございます、でした。本年も宜しくお願いいたします。

カウンターとかつけてないので一体どのくらいの閲覧数があるか分からないんですが、もし、ごらん頂きましたなら短くても結構ですから、コメントをいただけるとありがたく思います。

というのも、なるべく、自分で記憶の引き出しを、あちこち開けているつもりではいるのですが、すべりが悪く、開け忘れたまま放置されている引き出しもある状態です。何らかのきっかけで、その存在を思い出すこともありますが、そのきっかけというのは、お客さんとの会話である事が多いのです。
私事ではありますが、ボケ回避の為、ご協力いただけると幸いです。

そんなわけで、本年も宜しくお願いいたします。

柴田