2008年4月12日土曜日

ベンツのお掃除

随分前にやろうと思っていながらやらなかったこと。それはベンツの磨きです。ベンツを買ったのはもう2年半ほど前になりますが、水洗いをすることはあっても、磨いたりワックスをかけたことはありませんでした。

なぜって、ベンツは日本車ほど外観の経年劣化ということを気にする仕上げではないからです。このため今まで外観を整えるということについて、イマイチ乗り気になりませんでした。

そっけない仕上げ、という事で一番分かりやすい所は黒いプラの部品の所。日本車などは、よほどの廉価グレードでもない限り、目に付く全ての部品に塗装を載せていますので、あまり気にならないのですが、自分のベンツ(W202/C200)の場合、アバンギャルドではないためドアハンドルやバンパーの上部などにメッキパーツが奢られる訳でもなく、ドアハンドルなどは黒いプラの剥き出しです。Bピラーもプラパーツのカバーが載っているだけ、という寂しさ。

今回その気になったのは、もう少し光ってくれれば愛情も増すだろう、という理由。まず手始めに外装から、というわけです。そんなわけで、ぼちぼちと今日はCピラーとトランクフードに手をつけてみました。

まずは水洗いからです。細かい所は歯ブラシ(義歯用の毛の軟らかいもの)に石鹸をつけてコシコシと傷をつけぬようにコスってやります。普段はめんどくさがって手をつけないようなところを重点的にやりました。エンブレム類の周りとナンバー灯とナンバープレートの間の隙間などですね。出来ればナンバーも外してやりたい所ではありますが、まあ、それはちょっとまずいので、今回はあきらめました。

お次は粘土です。鉄粉取りですね。まあ、あまりトランク周りは気になるほどではなかったので、ソコソコに。もちろん十分に水を流してやりながら作業をします。傷をつけてしまっては元も子もありませんから。その後、一旦は十分に水気を拭ってあげます。

そしてメインイベントのコンパウンドがけです。このときのために実はポリッシャーまで持っているのです。気をつけなければいけないのは、あまり熱心に一箇所だけやると塗膜を剥いでしまいかねない所。ただ、あまり力を掛けずにやるとまったく磨けません。適度な力を掛け、適度に磨く所を移していく。さあ、どうだ。

というところで、ピカピカになりました。さすがに磨いた所はピカピカです。景色の映り込みが違います。うーん、ステキ。

ただ。磨いたことがきっかけで下地の銀の粒子の具合をじっくりと見ることになり、その不揃いな所が気になるハメに。ヤナセのPDIでもこんなところを見てるんだろうなー。(ちなみに僕の車はシュテルン車)

また、一緒に酸性雨の被害状況が、よく分かってしまいました。塗膜表面がクレーター状の窪みとなっているのですね。表面がきれいになったということもありますが、作業中は舐めるように塗膜を見つめ続けていますからね。あと前オーナーの時の事でしょうけど、表面の傷。ちょいちょいとあります。

さて、これらは見過ごすことも可能なのですが、どうするか。一つは知らん顔して次の場所に行くという選択もできますが、もう一つの選択としてペーパー研磨を試す、という方法があります。まずは#2000程度で試してみて、それでダメならもう少し落として#1500くらいまでがんばってみる。そこで取りきれなければ、それ以上はあきらめる、という事ですね。あまりがんばっても、表面の塗装を削っている、ということには変わりないわけですから、禿げさせてしまっては元も子もありません。

ただ、一つ問題なのは日中の青空ガレージでは日の光が強すぎて表面の観察がままならない、ということ。つまり、塗膜の研磨という作業は屋根が欲しくなる作業だ、という事です。うーん。どうしよう。

まあ、とりあえず、また明日考えよっと。土日の2日間あるわけだし。まずは屋根とボンネットかな。フロントフェンダーくらいまでできるといいな、と思っています。そのあとはポリマーワックスの塗布。実はこれも既に買ってあるのです。一番劣化の激しい所が終われば後はゆっくりやればいいし。

外装が一通り終わったら、その後はホイールハウス内の掃除をして、内側を黒で塗りなおしてやる予定です。

とまあ、こんな訳で、計画だけは壮大なのですが、どこまでいくのやら。

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