2008年4月10日木曜日

中古車のここが気になる。

中古車に初めて乗った時に、いつも気になることがあります。それはハンドル。まあハンドルに限ったことではないのですが。

実は、というほどでもありませんが、柴田は多汗症というものらしく、手に汗をかく体質です。昔からこれはとても気になっていて、とくに緊張する時とか手に汗をかくのが顕著でした。なので、困ったのはテストの時とかでしたね。答案用紙がヘロヘロになるんですよ。もちろん手の汗を吸っての事ですが。

そんなこともあり、手に触れるものには昔から少々神経質でした。という事で、中古車の話に戻るのですが、皆さん気にならないのかな?あの、ハンドルのドロドロ感。もちろん新車を売っていた時分にはまったく気になるはずもないのですが、気になるのは中古車や点検の時なんかに借りてくる時のハンドルのさわり心地。これはウレタンハンドルでも皮ハンドルでも変わりはないのですが、結構汚れているのですよね。でもそれを気にして洗っている人なんか見たことない。

昔、トヨペットでも売っていた車で、アバロンという車がありました。3リットルのV6エンジンを積んだFF車です。ご存知の方もあるでしょうが、この車はアメリカで作って日本に逆輸入していた車でした。

で、話はその車の納車準備をしていた時の事に遡るのですが、そのとき、日本車では目にしたことの無い箇所のビニールカバーが目に留まりました。どこにビニールカバーが施してあったか?それはハンドルです。ハンドルの周囲にグルグルとこれでもかというくらいにビニールが巻きつけられていたのです。そのときには、「アメリカ人というものは潔癖症なのかな」くらいにしか考えていなかったのですが、よくよく考えてみれば、手のひらというものは、ものすごく汚いといえば汚い。他人の車の室内となれば、その人の生活臭というか、室内の延長ですから、それがそのままとなります。更にそのハンドルとなれば、一番触れる場所ですから、考えようによっては一番汚れている所です。

というわけで、気になったらやるしかありません。まずは手始めにヴィッツです。とくにこの車はハンドルが淡いグレー色で成型されているので、その表面のシボ加工には黒い手垢があちこちに染み付いています。また、涙腺から出たであろう尿素の、日光の焼きつきが原因と思われる黄変してしまっている部分も気になります。

で30分後。キレイになりました。淡黄色に焼けてしまっている所はまあ、仕方ないとしてその他の黒ずみはきれいになりました。勢いあまって、シフトレバーもきれいにしました。で、掃除が終わったあと、ハンドルを素手で触ってみると。あの変にヌメッとした感触はなくなり、いつか触ったことのある、新品のハンドルの感触が脳裏によみがえってきました。ああ、これこれ。

と、まあこんな訳でしばらくは退屈しないで済みそうです。ついでに今日はベンツのハンドルもきれいにしました。今まで気にもしていませんでしたが、ベンツのハンドルはかなり汚れていたようです。そのとき使っていた雑巾がみるみる黒ずんでいきました。ゴールデンウイーク中は車の室内掃除をしようかな、と今は思っています。

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