2010年6月3日木曜日

こんな物を買ってみた


以前からそういうことを考えつつ、それでもすぐに必要な訳でもなく、という事で買うのを先延ばしにしてきたバッテリー充電器。

今までの話でいえば、1つはオートバイの放置プレイに絡むバッテリー過放電と、お次はロードスターのオルタネーター死亡に絡んでのバッテリー御臨終(多分)、というお話なんかもありました。もちろん私の車以外にも、お客さんの車に於けるバッテリー上がりのお話は枚挙に暇がありません。


普通の車であれば、それほど高価でもないバッテリーですが、ちょっとベストセラー(40B19Lとか)から外れたり、大型化、大容量化をすると二次関数の放物線のように値札の数字が変わっていくものです。

まあ、キメ細やかな新車時採用バッテリーのバリエーションに、律儀に付き合うのは馬鹿馬鹿しいという事はアクティトラックで経験済みですが、それでも「どうしてもこれじゃあなければダメ」らしいクルマもあったりなかったり。

確かロードスターのバッテリーは2.5万円近くした様な気がします。あれ、専用バッテリーなんですよね。普通のでいいじゃないか、とも思いましたが、それでもなんかあっても嫌なので渋々専用品を購入しました。

バイク用も然り。流石にバイクにクルマ用バッテリーを載せる訳にも行きません。でも、小さいくせに(小さいからこそ)高いんですよねえ。1.5万円くらいしたかな?
ジレラ君にはキックもついているのですが、350ccのシングルピストンともなると、虚弱体質な私からすると結構重くって。しかもキックが右側にあるのでやりにくくて仕方がないときています。



そんなこんなとか、お客さんのクルマから外した古いバッテリーをそのまま捨てるのもなんだし、でもバッテリーは溜まっていくし。電極の劣化で性能が落ちていくのは分かるのですが、これが再生できれば、いざという時の交換用バッテリーを買っておかなくても済むし、何よりエコロジーの精神にぴったりです。


まあ、1つにはバッテリー交換の際にいちいち新しいバッテリーをその都度仕入れなくて済むなあ、と。

買わなくとも、再生バッテリーで十分な性能を維持できるのなら、仕入れは充電器代のみで、あとは充電代だけ貰って再生バッテリーを回していけるのならば、いい事ずくめですしねえ。もちろん新品バッテリーでなくては嫌といわれればそれまでの話ですし、再生不可のバッテリーだってあるでしょうし。


ということで以前から白羽の矢を立てていたのがACデルコの充電器です。今まで世にあった単なるタイマー付の充電機ではなく、充電方法や充電時間、サルフェーションの除去の為のパルス充電のやり方や電圧選択などの機能選択を自動診断で、充電器任せで繋ぎっぱなしに任せておける、というもの。


定価は2万以上と高価ですけど、実売価格はそれほどでもありません。この辺はネット時代の恩恵に預かれるところです。

一般の方々がこれを買うという選択は少々気が引けるものとなるでしょうけど、複数のバッテリー搭載機器を所有している方であれば、新たに1つ2つバッテリーを買い換えていく時の出費を思うと、おそらくペイできるのでは?と思います。

とりあえず、品物が届いた今日、さっそく試しに充電をしてみているのはロードスターの専用バッテリーです。

とりあえずチェック機能で調べてみた現在の電圧は12.1V。充電量は30%(外した直後)。充電中の今、12.9Vになっていますと充電器君が言っています。充電が終わってそのまま繋ぎっぱなしにしておくと、今度はそのままメンテナンスモードに移行してくれるそうで。

その次がジレラ君のバッテリーかなあ。


これで少しでも寿命を先延ばしに出来れば廃棄バッテリーも減っていい事尽くめなんですけどねえ。



あ、そうそう。デルコの密閉型バッテリーも充電できる、らしいです。どこかで試してみないといけません。

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