2008年3月13日木曜日

本日の事件

本日は、紙ベースの「月刊しばた新聞」配達日でした。早いもので、もう丸二年になります。つまり今回が24回目。
ま、そのことはおいといて。
今日聞いてきた事件です。

交差点がありました。そこには横断歩道があります。その横断歩道手前2~30メートルのところで、女の子が道を横切ったそうです。その娘が自分のお客さんの孫にあたります。運悪くそのとき、先方にとっては青信号であったため、おそらく何の心配もなしにこちら側の道に侵入してきたのでしょう。そこで、先の女の子を撥ねてしまい、今現在、病院に入院中とのことです。

お客さんからのお問い合わせは、この場合過失割合はどんな具合になるのか、というお話でした。

運悪くというのか、なんと言うのか。このとき車を運転していたのはブラジル人。それでも保険は加入していたとのこと。
自動車保険としては、賠償責任保険たる対人保険に関してはとってもシンプル。だって、選択の余地が殆どないんですから。つまり、「対人無制限」。これしかありません。その前に、無論、車検切れでもない限り、自賠責はきちんと動くはずですから、これ以上保険対応ということで考えるとやる事はありません。

先ほどの話に戻ると、基本過失についてはクルマ9:人1。で、修正要素として住宅街もしくは商店街というシチュエーションかどうか。児童か。幼児か。という事で変わってくる、という事のようです。
ただ、お客さんを不安にさせたのは、1点。交通事故というだけで、日本人でも普段耳慣れない言葉を大量に聞く機会にあたったのに、片言しか解らないブラジル人が、どこまで事の重大さを理解しているのか、という事。

困ったことに、彼らブラジル人を雇っている派遣会社の通訳は、言葉を理解する、というだけで、感情を理解するというステップにまで踏み込んでいることが非常に少ないのですね。日本語を話せる=信頼できる、とは必ずしも限らないのがつらい所。で、往々にして、契約が切れるとそれ以上は知らないという態度をとるところが多いこと。

事件の示談の進行はこれからですが、ちょっと興味深く観察・報告をしていきたいと思っているところです。

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