2009年8月14日金曜日

自動車事故と歯医者さん

一見関係があまりなさそうなタイトル中の二者ですが、たまに関係を持つことがあります。例えばそれは昨日かかってきたメモリーに入っていない番号からの電話の要件がそうでした。

「もしもし、柴田さんですか?こちらは○○損保・何々支社、示談担当の××です。○年○月の事故の示談担当者が替わりましたのでお知らせのお電話をいたしました。」
「え?そういえば終わった旨の電話がないなあ、とは思っていましたが、まだ例の折れた前歯の治療をやっているんですか?もう3年くらいになりますよね」
という感じでその会話は始まりました。

事故の経緯は「一旦停止で安全確認をして、そろりと車を前に出した」その時に起こりました。多少は車の鼻先が出ていたようですので、きちんと前を見ていれば接触などしなかったでしょうが、事故相手の女子中学生は仲間とのおしゃべりに夢中になっていたようで、車がそこに来ていることには全く気が付かず、そのまま直進。そしてクルマと接触をしたようです(と、聞いています)。
この女子中学生でも、此方にも非があることはとっさに思ったようで、横転はしたものの自転車が壊れたというほどの事もなく、その時は「大丈夫ですから」とか言いつつ、逃げるようにその場を離れた、という経緯のようです。車のキズの修理代という事も頭をよぎったのでしょう。

この場合、基本過失割合としては自転車1:クルマ9なのですが、こちらの一時停止ありと、自転車側の前方不注意を過失割合の修正要素として自転車3:クルマ7という比率が妥当な所かな。

それはともかく、その場は警察を呼ぶ間もなく、クルマに乗っていたこちらの契約者としては、相手に逃げられてしまったくらいの感覚であったようです。警察に事故報告をしようにも相手にとんずらされれば意味がありません。
ところが話の展開が変わったのが、その女の子が家に帰ってからのことだったようです。どうも接触した時の横転により前歯を欠損したようで、そのことを親に問い詰められ白状したのが上記の次第。ウチの娘に何をしてくれるんだ、となった訳ですね。
翌日、契約者から事故報告の電話があり行きました、愛知の碧南まで。そこで相手方と合流して碧南署まで一緒に行き人身扱いの事故報告を済ませたわけですが、お巡りさんからはぶちぶち嫌味を言われるわ(とは言っても彼らの仕事の流れの順序が狂わされたことに対するもの)、相手方の親からはきちんと保障はしてくれるんでしょうね、と問い詰められるわ。
ただ、そこまで言うなら「前見て運転するくらいの躾はしとけよ」とも思いますが、そこは堪えてぐっと飲み込みました。「女の子だから、女の子だから」とも繰り返されましたが(特に父親の方から)、差し歯くらい今時珍しくもなんともない、とか思ってたり。それ以前にあんまり歯並びはいいような印象はなかったなあ、あの子。

そんなこんなで早3年以上の月日が経ったわけですが、未だに歯医者通いを続けているらしい、という訳です。何でも、その子の行っている所は何とか大学で「補綴学」の講師をしている歯医者さんの経営する病院だそうで、インプラントをする為には云々とか言っているようですが。
事故当時中学生、3年後の今なら高校生。たしかに骨の成長を考えれば時期を考えた方がいいというのは分からんでもないんですが。
勝手な想像では、インプラントって顎の骨に直接柱を入れる工法だから、力の掛かる歯を支えるための土台作りが第一義であって、前歯1本(と聞いている)の為にそこまでするのはやりすぎなんじゃあないの?という印象はあります。素人考えでしかありませんが。

ただ保険会社って、医者の言うことはある意味絶対視している傾向が強い(それに不審を持つこと自体が少ない)ので、「まあ、お医者さんの言うことですから」と担当者は言っていましたがね。
でも、事故による保険診療(自賠責・任意保険)はお医者さんにとって美味しい(らしい)様ですから、このへんはもう少し制限があってもいいような気もします。例えば「健康保険が適用される診療の範囲内とする」とかさ。車の事故による代車にしても「国産同等クラス」って約款に書いてるじゃない。ベンツCやBMWの3などの場合はプレミオやカムリあたり、ということなんでしょう。レクサスのIS250位までは要求してもいいのかなあ?

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