2009年4月23日木曜日

ディーラーの経費

この間、マークⅡのマスターキーの再生の話があって、トヨペット志都呂店に何度か足を運びました。
今日の話はそこで聞きつけてきたお話です。

あそこのお店は新雄踏バイパスが開通し、ジャスコも出来て新たに町並みが形成された所です。トヨペットとしてはあんまりふるわない新居店を閉鎖して、事実上湖西方面の営業圏を切り捨てて心機一転雄踏に新店舗を作ったという経緯だと思います。
営業マンは新居店から引き上げてきた連中と、初生店にいた出戻りセールス(一旦トヨペットを辞めて、また舞い戻ってきた)と西営業所に居て、うなぎパイの春華堂などの大口客を引継ぎでもらってきているセールスといった顔ぶれです。まあ言ってみれば生え抜きというわけではない人たちですね。おそらく現在は5人ほど居るはずです。新人らしき顔ぶれも居ましたし。それ以外にメカニック関連に5人、事務が最低一人はいるという感じで計10人強のメンバー。そこで。
そんな顔ぶれの志都呂店ですが、どうも借地のようで、テナント料を払っているのだとか。幾ら?と何気に聞いたところ月に200万円という答えが帰ってきました。

えー?そんなになるのか。ということは給料を考えても月に粗利で1000万は稼がないと赤になるだろうな、とか、そうした規模になるとやっぱ月に20~30台くらいは新車販売をこなさないと回収できんよなーとか。仮に台あたり平均20万円強あったとしても。それでも値引きしてくれ、という圧力は依然として強いでしょうしねえ。
聞くところによると今月の車検目標台数が30台とか言ってるし。このことを車検を依頼している業者さんで話をしたところ「それって一人がこなす台数じゃないの」ってさらりと言われる始末です。こりゃあ厳しい。まああくまで人ごとではありますが、大丈夫かいな?と心配しちゃいます。

いやー。でも最初に投資しちゃうと後で大変だなー、としみじみ勉強になりました。コロパパさんのブログ内に手術器械の金額のお話が出ていましたが、なければどうしようもないけど、あったならあったで、その支払いに追われることになるのってつらいです。近隣の眼科医さんが手術という段になるとあそこに紹介する、という話は耳にしていましたが、かといってそこで価格差がつけられないというか、自身で金額が決定できないのはどうも。それらを思うとサラリーマン時代って、ほとんどそういう話には無関係でいられましたから、幸せな時代だったなあ、と思います。

実はそこで辞めたいと言っていたセールスが居たのですが、彼には「何かやりたいことでもなければ、ただ単に辞めたいだけで辞めるじゃあ、後がないぞ」って言っておきました。月が変われば給料くれるんだから、そんなにいい事ってないと思うんですけどねえ。今にして思えば。

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