2008年7月28日月曜日

ちょっと、いくらなんでもこれはひどいと思ったのは例の6億円横領事件。

その程度の大小はあれ、親が子を思う気持ち、というのは兎も角、やっちゃいけない事とそれを混同するのはルール違反でしょう。
なんだかんだと理由をつけてはいるようですが泣きゃあ許されるものでもない。まあ、その程度の人物でしかない、という事か。
親も親なら子も子という事で、6億のうち18000万円は車上狙いに遭い盗まれ、残りは豪遊して使っちまったとか。おいおい。4.2億円たら、仮に365日で使っちまうこと考えたら1日で115万円だよ?どういう使い方したっての?


以前付き合いのあった鈑金屋さんで、事務所荒らしに遭い、200万円ほどをやられた、という事件がありました。まあ、200万も事務所に置いといたってのがマヌケだとは思いますが。それは兎も角、事件をすっかり忘れていた7年ほど経ったある日。いきなり千葉県警から浜松の片田舎のその業者宛に電話がかかって来たんだそうです。
「おたくさんは○○さんですか?」
「はい、そうですけど」
「以前、事務所荒らしで現金の盗難にあったことがありますか?」
「はい、ありますけど」
「実は、先日千葉県警の管轄内で窃盗犯が捕まりまして、余罪の追及をしていた所、そちらの名前が出たんですね。で、」.......と以下会話が続いたそうです。

で、ここで聞いたのは、「窃盗犯がつかまったところで、犯人に弁済能力がなければ、そのお金が返って来る事はない」という事。
えー?やり得じゃん!って思ったのは私一人じゃないはずです。そう、先の6億横領したババアも返せませんと万歳すればそのことに関してはそれまで、という事。これっておかしくない?
それこそ、そんな奴は不採算道路の建設にでもカンズメで従事してもらうか、原油高騰の折、国内の炭鉱で操業しても採算が合ってくるだろうから、そこに強制収容して、きっちりガメた分を詰めさせるかしなきゃウソでしょ?人権なんて言葉は義務を全うした上で補償されるものであり、何はなくとも人権ありきじゃ、正直者が馬鹿を見るだけじゃん。



以前、とある人とのメールで「会社というものは雇用した以上は雇用し続ける責任が生じる」といった意味の言葉が出てきました。個人的にはそれには納得できません。
自分自身が営業職という場にあり続けたこともあるのでしょうが、会社はあくまで慈善事業ではなく営利追求団体である以上(一定規模以上にもなれば、その影響力も含め、社会的責任も生じるとは思いますが)、雇用者は、その活動を乱す、もしくは稼げない、人の足を引っ張るといった類いの被雇用者を速やかに退場させられる権利があると思います。雇い続ける、続けないは先行投資としての経営者の判断の裁量であるべきでしょう。
一旦会社に入った以上は本人が「辞める」といわない以上クビに出来ないというシステムはどうかと?共通認識として「みんなして頑張ろうよ」というものが醸成されているようなところはともかく、「入社できたこと=既得権益」じゃあまずいでしょう。だって、やらなくてもいい事になるじゃん。それがある意味、いい大学、いい高校、いい中学には入れれば......、という変なブランド志向にもなっているような。変なところで封建社会が残ってないですか?


それではお仕事の時間です。いってきます。

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