2009年11月25日水曜日

今日は朝から叩き起こされた


いつも寝ボスけなのは私が悪いのですが、これでもサラリーマンの時には7時半には飛び起きて会社に行っていたものです。
というわけで、1人になってからは8時半とか9時近くまで寝ている怠惰な生活を送っているのですが、早くに目が覚めて浜名湖一周するときはともかく、今日 はそんなつもりもなかったのに朝も早よから電話で叩き起こされる目に遭いました。6時過ぎだったでしょうか。枕元の携帯電話が鳴りやがったのですね。



誰だと思いつつ番号確認。うーん、メモリーに入っていない。電話に出てみるとちょっとたどたどしい日本語。あ、ブラジル人だ.....。
さて誰?「お父さんが事故しちゃったと言う電話が来て.....。豊橋なんですけど。23号線の.......」ああ、あの人か。しかし事故が続くなあ、 あの人。今年3回目じゃんか。次は断わられるぞ、とか思いつつ、うーん、そんな事言われても何処だか分からんワイ、とか思いつつ。とにかくその息子を拾っ て事故現場の豊橋に向いました。こんなんで場所わかるんかいな?という一抹の不安はあるにせよ、仕方ありません。まあ、ベンツ君ならナビゲーションがある から大丈夫でしょう。

と、思っているうちに本人から電話です。そして警察官に電話を替わってもらいました。なんとなくの地名を言われ、この辺かなあ、と思いつつナビを操作。目印になりそうな建築物の名前を伝えると、まあ何とかその近辺らしきことが確認できました。さてレッツゴー。

「目的地までの走行距離は30云キロです。約1時間かかります。」と、ナビゲーション様からのお告げです。え?1時間もかかるの?はあ。やれやれ。


途中、まだかまだかの催促の電話が横に乗る息子の携帯に何度かかかってきました。でも着かないものは仕方ありません。
その息子とは「今度バイクの免許とってバイクに乗るんです」とか、「どんなバイクが良いか」などの四方山話をしつつ。でも、頼むから最低限良いヘルメットとまともな手袋だけは買ってから乗ってね、という話をしつつ。そうこうしているうちに現地に到着。

既にお巡りさんは立ち去って、こちらの契約者と相手方の運転者、相手方の保険屋さんの3人が待っていました。えらいねえ。この時間でネクタイ締めてるよ、あの保険屋。こっちは寒いのでMA-1ひっかけているだけでしたが。


事故状況を聞いてみると向こうは優先道路を直進中、こっちはわき道から居眠り運転で突っ込んでしまい冒頭の写真のような有様になってしまった、という事です。
すかさず相手の保険屋からは「100:0でお願いします」と言われましたが、
同業者なら、そんな事この場で言うなよなあ、とか思いつつ、こっちも迂闊なことはこの場では言えません。
ただ、「言い訳できるような状況では無いですねえ」と一言だけ言っておきました。当たり前です。
そんな裁量権はこちらにはありませんから。
ただ、その場の判断の限りでは、「安全運転義務」を仮に相手に言ったところで「居眠り運転で突っ込まれて、しかも明らかに相手側が幅広・優先道路を走行中 で。しかも接触箇所が横のスライドドアのすぐ後ろからダーっとリアテールにかけて」という状況です。何処をどう気を付けたら良いの?という感じですね。明 らかにこちらの重過失でしょうし。

とにかく相手方の修理予定先を確認し、連絡先を確認し、「100:0云々、代車云々に関しては今のこの場で私の裁量では良いよとはいえませんが、もしそのような判断が保険会社側でつけば、代車代まで出すことは可能です。」とまでは答えておきました。
ただ、心配なのは相手のケガです。大体事故の瞬間は興奮しているのでその場は良いのですが、大抵翌日になってムチ打ち等の症状は出るんですね。

警察が出張っているのは電話口でも話をしたので知ってますが、一応念のため「もちろん人身事故の届出にしてありますよね」と聞いた所「直してくれれば物損だけで良いから物損事故の届出だ」、との事。

おいおい、保険屋が横に付いていてそれはナイだろう。

この馬鹿保険屋め、とおなかの中では思いつつ表情は穏やかに。人身事故です、と一言その場で言えばいいだけなのに.....。ヘタすると後からクルマを持って警察署まで来いなんて事だってありえますからね。
この保険屋、ネクタイ締めて格好だけは一丁前だけど大したことないなあ、と一気に私の中における評価は急降下しました。そのくせ「翌日になったら病院に.....、」なんて言ってますからね。後のことを考えて物を言って欲しいものです。

さて、相手の連絡先も確認したので、ちょっとした後顧の憂いは残っていますがまあ、仕方がありません。「とにかく急いで事故報告を入れませんと、そちらへ の対応がその分遅れてしまい失礼なことになりますので.....」とか何とか言って「じゃあ、さようなら」、とその場を後にしました。

あとは保険会社任せです。やっちまった以上、現場を離れた以上は、相手方に言うべきことはありません。かえって下手なことを言ったらぼろ(自腹分)が出ますから、何も言わずに別れるに限るのです。


さて、こっちの修理について。

ひどいなあ、これ。フロントパネル交換だな、こりゃ。そうすると、フロントガラスを外して、ワイパー関連を外して。そうしてピラーの途中でパネルを切断し て、パネルを外してから中の修正だなこりゃ。うーん、たいへんそう。フロントピラーとダッシュボードとの隙間が左右で違うからこりゃあ、ひしゃげて口開い てる状態だな、これは。

ということで、ヤマ勘見積り30万コースと診断しました。40万は行かないかもしれないけど、35万くらいまで行くかなあ?
その他、このクルマは「オート チルト アウェイ」といって、鍵を抜くとシートが電動で下がり、ハンドルが上に跳ね上がって、乗り降りがし易くなる、という凝った仕掛けがついているのですが、ハンドルの上下動が作動しなくなっていました。うーん。これもそうだな。

とりあえず治療予想期間は3週間。工場での順番待ちもありますしね。

契約者には「クルマを替えるのならともかく、修理するなら10万円分は自腹になるから、それだけは覚悟して」というところ、修理するとの事。まあ、今年の7月に車検取ったばかりだしね。

というわけでクルマを工場に持ち込み、代車をお届けした時には随分しょげかえった顔をしていました。仕方ないねえ。

あと、たまたま車の中にあった「○シリッシュ ハイパークール 大粒タイプ」のボトル容器に半分ほどまだガムが残っていたので、それを契約者に手渡し、 「これからは気をつけてね。眠くなったらこれを咬むようにして、目を覚ますといいよ。ただし、かなりコレきついから気をつけてね。」と言っておきました。

役に立つといいんだけどなあ。あれ。

ちなみに私はあれを常用していて、無くなるといつも3つくらいまとめて買い置きしておきます。前回の伊東の時にもお世話になりました。皆さんもお気をつけください。

あ、そうそう。ちなみに過失割合はめでたく(?)100:0になりました。やはりというか、なんというか問答無用で、アンタが悪いのよ、という事ですね、この場合。

0 件のコメント: