2010年5月7日金曜日

中古車の売り文句「女性ワンオーナー」を考える

「こういう車を探している」などというお話を持ちかけられたときに、とりあえず見るのがGooNetです。現実問題として中古車業者は、ああした中古車雑誌等の情報を見て「この程度の車がこのくらいで並んでいるのだから、ウチの車ならこのくらいでもいいだろう」的なアバウトな感覚で値札を付けているのです。「こうだから、こう」なんていうのは査定の段階でグズグズ文句をつけるための理由付けでしかありません。

その分キッチリ値引しているお店なんて見たことありませんし、オークションで「評価点何点」なんてやり始めるようになってからは「大体こんなもんか」という見方になってきていますしね。


さて、こうした中古車屋さんの売り文句もそうですし、ヤフオクなんかの売り文句も見ていて非常に勉強になることが多いものです。勿論、私的には「そそられる」側ばかりではなく「
どういう売り文句で相手の興味を引こうとしているのか」という意地悪な視点もあったりするんですが。

そうした中で近頃目に付く売り文句「
女性ワンオーナー」なる言葉が気になるようになりました。果たして何を期待させようとしているのか?という事なんですが。

私の想像するに女性オーナーのクルマの場合「丁寧に扱っている(だろう)」「キレイに使っている(だろう)」イコール「(だから)程度がよい」という想像が膨らむことを売り手としては期待しているのかな、と勘繰る訳です。


まあ、自分も含めて男などは単純なものですから女性が使っていたというだけでなんとなく良さそうに思い込んでしまうのも分からなくもありません。クルマの販売時に「おばさんが普通に乗っていただけ」とか言ったりすると、それだけでいい感じに思い込んでしまえることもあったりするものです。


ただね。


女性であるからこそ、全く無頓着な部分もあるわけですよ。特にメカに関して。クルマは動くのが当たり前と思われています。

メカに限らずとも、周りの雰囲気で「ここはこうするものなんだ」という思い込みがあったりするとこちらがビックリすることも平気でやってあったりとか。

特に軽自動車などは、運転に際して本当になんにも精神的な障壁が無い様に作られていますから、本当に無頓着な使われ方が多いように感じます。

ここのところ目に付くのは「オイルは車検のときに換えるだけ」の人。結構多いです。近頃の車のほうが却ってオイル管理は厳しくなってきています。設計に余裕が無いですからね。特に軽自動車は気をつけたほうがいいです。

女性が使っているからこそきれいに乗っている、なんて思い込みもあるようですが、これも「ホントかよ?」というクルマが少なくありません。

独り者の時には気が付かなかったのですが、なぜか女性オーナーのクルマはドアグリップやステアリングホイールが汚れていることが比較的多いものです。
その理由として、ハンドクリームを常用されている方の比率が高いからかな?とは思っています。そうしたクリームがドアグリップ付近の布地やハンドルのシボの中に入り込んで固まっている。

また女性は、身だしなみには気を使うのでしょうけれども、クルマの中は掃除をするもの、という感覚が抜け落ちている方も少なくなく、ガラスの内側は真っ白で、メーター回りは埃だらけ、という事も多いなあ。まあ洗えばいいんだけどさ。



強いて言えば、女性の方が筋力は弱いですから、そういう意味では乱暴な取り扱いをされていることは少ないとは言えるでしょう。ただそれはともかく、クルマにとって本質的に乱暴な扱いをされていた可能性は男性オーナーに比べてどうか?と聞かれると「どっちもどっち」という感じですかねえ。


まあ、そうした劣化が嫌なら新車を買えばいいだけの事ですし、安くなっている分のリスクはそういうところもある訳ですし。ただ、目障りのいい売り文句に迂闊に乗る愚は避けたいものです。

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