2008年2月20日水曜日

梅の花

今日は少々仕事を早めに切り上げ(村櫛弁に訳すと「さぼる」という言葉でも可)天竜川上流、とは言っても二俣までは行かない豊岡村というところにある「豊岡梅園」というところに行ってきました。

ウチの嫁さんは実家のペット屋でトリマーをしているので、休みが火曜日なのです。たまには休日を合わせてメンテナンスをしてあげないと、そのうちへそを曲げだします。これもオートサービスシバタの業務を円滑に運ぶための大切な仕事なのです、という事にしておきます。

もともとこの
「梅園」は見せることが目的の場所というわけではなく、梅の実を採るための農場というのか農園が始まりだったとは思いますが、そのあまりにも広大な敷地と膨大な梅の木の数により、この時期の眺めが大変素晴らしいので、梅見の場所として開放してみたら意外にも人の入りがよく、それなら入場料も取っちゃおうというか、まあ、そんな感じのところです。

おそらく風の具合もあるのでしょうけど、入り口の所はもう、仄かに梅の香りが漂い、大変いい感じ。適度に人気も少なく(平日の昼間だしねえ)個人的には大成功です。

日曜日にバイクで近くまで来たことがあったのですが、休日は大変です。これだけ梅が大量にあるところというと、この辺では滅多にないので、そのときは、ものすごい渋滞になっていました。まあ、バイクのことですので、狭い道とはいえ、車をよけつつ駐車場まで行ったのですが、あまりの人出に
、その時は嫌気がさして帰ってしまいました。


さて、その梅園の中ですが、元が梅の実を取るための農園なので、それぞれの梅に十分日が当たるように、

その殆どが斜面です。つまり場内は坂道ばかり。

日頃ペロぴいとの散歩で、ある程度長距離の散歩には慣れているので自分はいいのですが、一緒に来ていた嫁さんはもう前半部分でヒイヒイ言ってました。それでも以前よりはマシになりましたが。
で、冒頭の写真になるわけですが、ものすごく綺麗でした。天気もよかったし。
残念だったのはデジカメを持ってくるのを忘れたので、その全ての写真が携帯のカメラだったということ。まあ、これは致し方ないですね。

嫁さんのメンテナンスも無事うまく行き、帰りがけに嫁さんは梅饅頭、自分は梅酒(もちろん、ここの農場の
自家製)をウチの親父への土産に買って帰りました。入場券には梅干の引換券がついているので、自動的に梅干のお持ち帰りの分はあるんですけど。

帰りがけに気がついたのは黄色い花をつけた木。蝋梅(ロウバイ)というのだそうです。これも綺麗な花をつけていました。
なんか今日はいいもん見ちゃったなー、というところで、せっかくなので、遠州の小京都といわれているらしい森町にある「小国神社」というところにも足を伸ばしてきました。



小国神社はこの辺では随分縁起の古い神社で、適度に手の入ったこぎれいな所です。個人的にはどうでもいいことではありますが、平成15年だかに秋篠宮と紀子さんが来たことがあるそうです。
更に、もっと、どうでもいいことですが、ちょっと前に近くまで公演に来た中村獅童が参拝に来たとのことで、写真が飾ってありました。

ここにはトヨペット時代に1度来たことがありました。
お客さんというものは不思議なもので、中には、

御祓いを済ませてから納車をしてくれ

などという、無茶というか、よくそんなことを言うな、という要求をしてくる人もいるようです。自分で行かなきゃ、ご利益はないように思うのですが。
といっても自分のお客さんではなくて、当時の課長のお客さんの車なんですけど。
一人で行くのもつまらんから、お前も一緒に来い、という事で課長にご同道させられたのでした。で、来たのがこの小国神社。2月1日でした。寒かったです。課長は待合室に着くなり「寒いからお前行って来い。おれはここで待ってる
とおっしゃり、コタツから出ようとしません。
そこで初めて車の御祓いなるものを体験したのですが、ここでは

巫女さんが御祓いの舞を奉納するのです。

初体験でした。で、ちゃっかり舞の奉納の後、お神酒は頂いてきました。
もちろん、行きも帰りも運転手は課長です。その日はいい気分で一日中営業所でぶらぶらしていました。


でも今日はそんなことをしてもらうつもりは毛頭なかったので、ふつうに「二礼・二拍・一礼」のお参りだけして帰ってきました。もちろんお神酒も無しです。


そんな具合で、今日は一日、ちょっと優雅な時間を過ごしてみたのです。いつもこんな具合にはいきませんが、こういった余裕というのはいいものです。ああ、自営業ってステキ。

そんなわけで今日はこの辺で。
明日はもちろん仕事をします。

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