2008年6月6日金曜日

地方自治体

以前、私の住む静岡県の知事である石川くんがテレビで「静岡県は安全な県だから地方債買って!」というCMに出ていたのを見ました。それを見た第一感情。
「ハズカシー」。だって、あれって、「ちゃんとお金は返すからお金貸してよ」と言うことでしょ?
一般人なら金返すのは当たり前だよアンタ。
地方自治体にせよ国にせよ、民間では出来ない「公共性を鑑みた先行投資」の錦の御旗の元に「公共性を重視した社会資本の整備」という詔勅を乱発しまくっているわけです。でも忘れていませんかね?さっきの「借りたお金は返すのが当たり前」という人としての大前提。

これはサラリーマンの性かな?と思うのですが、「月末に給料が無事銀行口座に振り込まれている」のは天地創造の以前から決まっている絶対不変の事実と思い込んでいませんか?

で、問題なのは同様に税金というのは「必ず入ってきて、予算どうりに使い切るのが正しい」という思い込み。
税金というのが、どうした順序で払われているのか考えたことがあるのでしょうか。売上を立てて、その中から利益を確保し、その利益の中から各種の生活費やその他の必要経費を払い、その最期に残った中から払われるのもである、ということ。サラリーマンの場合、誰かが立ててきた売上を元に、何時の間にやら経費その他を誰かが払ってあって、その残りの中から生み出された利益を「自動的に受け取って」いるだけの存在であるにすぎません。
今回の接待タクシーの問題にしても、これ自体はタクシー側の営業攻勢にすぎないのであって、それを当然と思い込んでいる方がおかしいというかね。

あ、また電話が。続きはまた。

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