2010年3月15日月曜日

子供の為の任意保険

なかなか悩ましい季節です。

そう。子供の免許取得に伴う自動車保険の年齢制限変更と運転者限定条件変更を行ったことによる保険料追徴(今まではこうした保険内容の変更書類の事を「異動承認請求書」と呼んでいましたが最近になって「内容変更届出書」に変わりました)についてです。

まあ、結論からすれば「予測される危険率の大幅な修正が必要」な状態だから仕方が無いとも言えるのですが、そこはそれ、何とかしてそれを回避しようという努力も涙ぐましく行われるのです。

一番単純な方法は「乗るな」と子供に言い聞かせるという方法です。まあ一番簡単な方法でもあるのですが、一番リスキーな方法でもあります。まあ、なんと 言っても自分の子供ですから、自身がそうだった様に、親の言うことなど聞く筈もない事は親御さんの方が重々承知しているはずです。
昔はこれに伴うグレーなうわさも絶えませんでしたが、今では「仕方が無いから、特例として条件に当てはまる事案に関しては保険料の按分金額分はに応じて全額ではないけど払ってあげましょうか」的な対応をするようになりました。詳しくはご自身の御担当に聞いてください。

また、これも昔からよくある方法で、お父さん(お母さん)の保険の名義を子供に変更してしまうことで、割引等級を子供に引き渡してしまう、というやり方が あります。昔で言えば、親御さんの名前をどのタイミングで消すか、という事に腐心したものですが、今では年内に一回、もしくは更改の時期に同時に異動をし てしまえば「同居の親族間」であれば保険の名義異動についてはあまりゴタゴタが起きることなく名義を変更してしまうことが出来るようになってしまいまし た。

また、ここまでするのもどうかとも思いますが、実際にやっていた人がトヨペットにいた方法として、「ほぼ乗らない車を1台用意しておいて、それに最低の内容だけで保険を掛けておき、割引等級だけ進めておく」というやり方もあります。
ただ、果たしてそこまでするか?という道義的な問題も多分に含んでいるやり方ではあります。一応保険を掛けるにあたっては、「存在する車であること(でも 車検の有無までの確認はしていないのが現実)」という縛りはあって、まあそれに抵触しないとは言ってもですねえ。まずいと言うかよろしくないでしょう?
でも恐らくそういう事をしていた方が少なからず居たものと見えて、随分前に「年間最低保険料はいくら以上」という決まりが出来てしまい、そうまでして等級を進めるためだけの契約を持っている意味は薄れてしまいました。

その他、少しでも保険料の上昇を回避する方法として数年前まであったのは「子供特約」と呼ばれた特約です。つまり同一生計子供なら、年齢条件をばっさり異 動しなくとも、子供が乗るだけという「子供の年齢だけ」をもう一つ余分に設定しておく、という回避方法です。でも、結局事故が多かったのでしょう。この特 約は消滅してしまいました。

何人かお子さんのいるご家庭ですと、等級をお子さんに引き継ぐやり方にも限度があります。このため、複数所有新規割引を使うやり方考えられます。とある1 台が11等級以上の割引なら、複数所有ならば、と言う理由付けで本来6等級から始まるべき保険の新規契約を7等級から始められます。

最近は、別居の未婚の子に関しては家族限定さえついていれば「年齢条件の変更の必要なし」というものが登場して来ました。
つまり、「住所が同じでない子供の分は、おまけとして補償範囲に含めてあげる」というべきモノです。まあ、それほど乗る機会もないだろう、という保険会社の読みもあるのでしょう。
地元から他所の学校に進学するお子さんをお持ちの場合は「キッチリ」と住所変更をしてください。その先で車に乗ろうとさえしなければ(というか、そこに車 を持っていったとしても実態を把握しようがないということもあったりする)、年齢制限変更なしで、そのまま保険が有効に出来ます。

ところがここには抜け道があります。
仮に、他所に出るということがなくても、住所さえ違っていれば、という事も成り立たなくもないから。「そのほうが学校に近いから」「そのほうが通学に便利だから」、親戚の家に間借りしている、と言われれば「はあ、そうなんですね」と言うしかないじゃあないですか。実際。
まあ、この変になると限りなくグレーという事になってきます。もちろんその実態を知っているならば、代理店としてそれに加担することは出来ません。だって、保険のありうるべき姿としての実態にそぐわないですから。


ですので、あんまり代理店をグレーな境界線上に引っ張っぱらないようにしてくださいね。あくまでもこれは「そういう解釈も成り立たなくも無い」と言うだけのお話ですから。SF(「サイエンスフィクション」ではなく、「ソーシャルフィクション」)と思ってください。


ただ、一番これがあるべき姿だと思うやり方は、「自分で働くまではクルマなどに乗らせず免許も取らせない。で、自分の働きで保険料が払える状態になり、そ の上で21歳になったら(21歳以上限定以前・以後とでは保険料に随分差が出ます)自分で保険に入らせる」という形ですね。
それまでは年齢的に言っても体力が有り余っている時期ですから、自転車か原チャリで十分な気がしなくもありません。自分自身を振り返ってみてもね。

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