2007年12月4日火曜日

実は、毎年頭を痛めること

早いもので、もう年末の12月になってしまいました。なんとか、気候も冬らしくなってきまして、やっとこさ、という感じですかね。

こんな時期には、毎年恒例のことがやってくるのです。そう、カレンダーのお届けです。トヨタに居た頃は会社から支給されたものを配ってまわる、というのが常でした。早い話が、他人のフトコロで他人が選んだものにケチをつけたり、いっちょ前に批評なんぞしたりして「まあ、今年のは、まあまあかな」なんて言っていればよかったわけです。
その後は、自分の分け前が何部になるかを気にしつつ、あの人は外せないなあ、とか考えつつカレンダーリストを作り、誰に配るかを考えるわけですね。なぜか、いつも12月は最後の最後まで忙しい人だったので最初の10本くらいは早いうちに配ってしまってあっても、残り80本とか90本くらいは、28日の大納会が終わってから位の時期でないと行く暇がなく、なぜかいつも冬休みに入ってから配っていました。

今日のお題は、カレンダーです。
トヨタを辞めてからは、カレンダーは自前で(つまり自腹で)用意をするようになりました。というか会社用意なんてものはないので。
ただ、ありがたいことに、というかなんというか、トヨタの名前が入ったカレンダーには、すごく御利益があったというか、結構みなさんに喜んでいただいていたようです。もらう側からすれば、トヨタが持ってくる、という意識もあったかと思います。ただ、最近のトヨタカレンダーは結構手抜きというか、なるべく安く、という意識が優先しているようですが、以前はもうちょっとお金かけていたような気が、、、まあいいです。昨年もらった奴はサイズが小さくなってたしね。
そんなこともあり、結構カレンダー選びは気を使うのです。

アリコ時代の推奨カレンダーは、ものすごく実用的というか、色気のないものでした。さすがにこれは、とためらいがあったので、翌年は、もう少し色気のある「世界遺産カレンダー」にしました。
翌、研修生1年次は会社指定の中で、適当そうなものをチョイス。完全に自分で選んで、自分仕様のものを造るようになったのは昨年からです。
ただ、やはりトヨタのときの意識がありますので悩みましたねー。センスを疑われるものは避けたいし、あまり安っぽいものも足元見られそうで。その点、昨年のものは評判がまずまずだったので、一安心。

第一目標はお客様の玄関や台所など、目に付く一等地に掛けていただけるものかどうか、という事です。
選択基準はいくつかありますが、先ずは見やすいかどうか。次に書き込むスペースがあるか。できれば、お日柄も入っていて欲しい。そして12枚モノであること。2ヶ月一緒だと、どうしても日付のスペースが小さく、書き込めないから。それと、変化が2ヶ月にいっぺん、というのが嫌だから。こんなところでしょうか。

今年はとある方にリクエストをとったところ、ワンコのものがいい、という事だったので、それも念頭に置いて選びました。が、大多数は、どうしても「いかにも」という感じのものばかり、だったのと、一つだけ目に留まったのは、お日柄の入っていなかったので断念しました。まあ、それは既に在庫切れだったことも理由なのですが。
でも、結構選ぶのは大変です。冒頭の写真がそのカレンダーカタログなのですが、厚さ1センチ位あります。それが6~7冊あるんですよ。各メーカー別に。

そんな中から、昨年も選びかけたのが竹久夢二のもの。でも、やめました。理由は、せっかくの夢二の絵が小さいから。どうもイマイチ。選択基準として、自分で自分の部屋に飾りたいと思えるか、というのもあるんですよね。そんな微妙な選択肢をかいくぐって、やっとこさ、とあるデザインで発注してきました。ここで掲載しようかとも思いましたが、まあ、お届けしたときのお楽しみということで、やめました。ご期待ください。
発注ついでに、まとめて代金も払ってきたのですが、予想以上に結構な金額。うう。痛い。フトコロが。これで評判悪かったら目も当てられない。

と、まあそんな所で、今日は、ここまで。

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