2007年12月21日金曜日

続 ベンツ君

ベンツに乗って感じるのは「お里が知れる」という事。
トヨタ車は、なんかどこ行っても優等生というか、そつがないところが特徴、と言った感じです。そうした車に慣れきった人間からすると、ベンツ君は強烈に個性的です。言わば、
「私は、北の国からやってきました」
という感じがびんびん。

例えば柴田はボルボには乗ったことがありません。が、伝え聞く所によると、-40度に耐える防寒着を着た人間が運転席に座っても、運転するには十分なスペースが確保されているクルマ、それがボルボだ、という話を聞いたことがあります。
寒いと言えば北方バルト3国のうちの一つフィンランドですが(違ったかな?)、フィンランドと言えば思い浮かべるのはノキアです。ほんとかどうかは知りませんが、あちらで巨大携帯電話器メーカーが誕生したのは、クルマの信頼性と共に、それこそ携帯電話が文字通りのライフラインだったから、という事を聴いたことがあります。このため、欧州の中でフィンランドは、ダントツで携帯電話の普及率が高く、そのためノキアも大きくなっていったのだとか。あくまでも噂話で聞いたお話。でもナルホドねー、と思っちゃいました。

さてベンツ君です。パンクしたタイヤを交換する、という場面を想像してみました。ではどうぞ。

先ず車を止め、ドアを開け、そのままトランクに行きました。
日本車なら、先にトランクオープナーでトランクを開けておかないといけませんが、ベンツには必要ありません。ベンツにはセンターロッキングといって、どこかしらのドアが開けば、自動で全てのロックが解除される、という仕組みになっています。つまり、ドライバーがドアを開ければ、そのまま給油口やトランクのロックも解除されています。トランクは、鍵を挿すため鍵穴がそのままオープニングノブを兼ねていますから、親指で鍵穴を押してやればカチン、とトランクが開きます。
これなら何回も鍵を挿さなくてもいいですし、いちいち運転席に戻ってスイッチを操作する必要もありません。そして、トランクの蓋。普通に開けると60度くらいの角度までなんですが、必要に応じて、蓋に手をかけ押すとグググッと開き始めて、一番奥で90度くらいにまで開きます。これも雪がトランク内にいきなり入らないための配慮なのでしょうか?
そして写真にもある三角表示板を取り出します。とても判りやすい所についています。これならトランクの中をごそごそやる必要もありません。次に気がつくのはトランクの蓋にあるツマミです。これを引くと、トランクルームの中の灯りを切ることができます。つまりトランク開けっ放しだと、電気も点きっ放しですからバッテリーに負担がかかります。冬季にバッテリーに負担をかけるのは禁物ですから、必要なければ電気を消せるようになっているわけです。
そして、スペヤタイヤ。ベンツ君のスペヤタイヤは日本車のように応急用タイヤなどではなく、純正サイズのタイヤです。いくら応急用とはいえ、雪道をサイズ違いのタイヤで走る危険を避けたい、という事なのでしょう。

そしてジャッキをかけます。まあ、ジャッキも変な形をしているのですが、それ以上に変なのはジャッキをかけるところです。日本車では、ボディーの下のジャッキポイントにジャッキをかけますが、ベンツ君はドアの下の四角いカバー。ここのカバーを外して、その奥にある穴にジャッキの先端を差し込むのです。最初は何で下じゃなくて横なのか、と思いました。
多分雪道だと、巻き上げられた雪や泥がボディの下にべったりと着くのでしょう。そうなってしまったら、ジャッキアップポイントどころではありません。まあ、この辺かな?と変なところで上げられたらボディーが凹んでしまいます。横なら、仮に雪が着いていても比較的簡単に取れるのでしょう。そういう訳で横にジャッキをかける、と。

細かく書くともう少しありましたが、長くなるので、今日はこの辺で。うーん。深い。

1 件のコメント:

コロパパ さんのコメント...

1ヶ月ほど代車でベンツに乗らせていただき、いくつかベンツの良さが分かりました。

一番感じたのは、初めて乗った車なのに思い通りに運転できることでした。車幅感覚がつかみやすい、車庫入れしやすい等々。ハンドルがよくきれて、取り回しがよく感じたのは、ずっとFFの車に乗ってきたせいかもしれませんが。
ウィンカーが左なのは、どの外国車でも同じですが、右側に似たレバーがないので、誤ってワイパーを動かせることもなかったですね。
でも、ヘッドライトのスイッチは、1ヶ月かけても慣れることはできませんでした。

実用的にはベンツみたいな優等生がよいでしょうが、ちょっと厄介?官能的?な車(アルファ・ロメオなんか)にも魅力を感じる人もいるでしょう。車は奥が深いくて、おもしろい存在です。趣味にしたら、こんなにおもしろい物はないでしょうが、高価でやたらに替えられないですから、私ら一般庶民には無理ですね。