2007年12月7日金曜日

「時にはこんなことも」とグーグル


何気に、先ほど「しばた新聞」とグーグルで入れてみたところ、「おお、素晴らしい」。ちゃんと出るようになってました。へー。出るんだ。しかし、こんな検索ワードを入れる人が何人いることやら。ちなみに「ロードスター 柴田 犬」でも出ました。えへへ。みなさんも試してみてください。

今夜のお題は事故事例です。発生日は昨日。状態としてはお尻で相手と接触しちゃったという、いわゆる「逆突」です。
ちょうどお客さんが僕のロードスターのあたりに止まっていて、バックで出ようとしたところ、あんまり後ろを見ていなかったので、車線に出ようとして待っていたクルマに当ててしまったという事例。
基本的にこういうときは、全面的にこちらが悪い形です。保険からは、相手の車の修理代、代車代、治療費などが支払われます。














ただ、治療費といってもクルマを見た限りではムチ打ちなどにはなるわけがないよな、とは思いました。でも、それはこちらから言うべき事ではありませんから、念には念を入れて「多分大丈夫とは思いますが、ムチ打ちの症状は1日経ってから出ることが多いです。明日までは様子を見てくださいね」と言ってはおきました。
これも加害者側から言うべきことではないのですが、別に痛くないなら、病院などいく必要はありません。ムチ打ちには他覚症状はない、という事ですから行くだけ時間の無駄だと思います。でも、今日電話があったときには「特に何ともないけど、医者には行って来ようと思います」って言ってました。


どこまで言うべきかなあ、と思ってはいたのですけどね。まあ、いいや。
事故の区分として、人身事故と、物損事故の2つがあります。人身事故は言葉通り、人が怪我をしている事故です。物損事故は、反対に人のケガがない事故です。この2つのどちらに区分されるかによって後の処理が変わってきます。
人身事故の場合は最初に自賠責が動きます。「死亡時3000万、ケガは120万まで」と言うやつですね。軽い程度であれば、ほとんどこの範囲でおさまってしまいます。ところが厄介なのが、自賠責が動く、イコール警察の事故証明が必要になってくる、という事です。つまりお巡りさん立会いの下での現場検証。自賠責そのものは政府の事業です。その自賠責が動くには公的機関の「確かに事故がありました」と言う証明を添付せよ、と言うわけです。
物損だけで済めば、軽い事故であれば保険会社もそんなにとやかく言うこともありません。ただ、まあ、念のためには警察を入れておいたほうが無難ではありますけど、話し合い程度で済むのなら、それに越したことはないと思います。でもお巡りさんって何もしてくれませんけどね。

今回のように後から人身事故扱いに切り替える、と言う場合は、もう一度事故車両を現場にもってこい、という事もいわれますので、こちらとしてはメンドクサイだけなんですよね。そんなことも言ってられないので、やるのはやるんですが。
教訓としては、忙しいとか、急いでるとかの理由はともかくとして、できれば警察はその場で呼んでおいた方がいいですよ、と。そのまま別れるのなら、物損以外のことは請求はしないし、文句もなし、という事
にしておいたほうがいい、といった所でしょうかね。後から警察呼ぶと彼らの仕事の順番が狂うので、聞きたくもない嫌味も聞く羽目になりますしね。

では、今日はこんな所で。

2 件のコメント:

コロパパ さんのコメント...

グーグルヒットおめでとうございます。
この記事、興味あります。僕も以前痛い目にあいました。
東名吉田インターの料金所出たところで、割り込みぎみに入ってきたクラウン(建設系会社社長さん運転)にコツンと追突しちゃいました。相手のバンパーに僕の車のナンバーがうっすらつく程度に軽く。
その場は、お互いに急いでいたので、名刺をもらい、相手に免許書と身分証明みせて、あとで連絡することとなりました。
ところが後日、相手が「首が痛い」と言い出し、かかりつけ(前にも追突されたことあり)の接骨院から診断書が。
結局、後日警察から呼び出されて、吉田インターまで出かけて現場検証。警官は「業務上過失傷害にあたる」とかいって脅かすやら、プライド傷つけるような罵声を浴びせるやら。(このやろ〜!普段はろくなこともしてないくせに〜!)
治療費、休業補償とかで100万円以上保険から支払われました。その場で警察呼んどきゃよかったです。
それにしても、罪にならなかったのは保険屋さんのおけげと感謝してます。

hiro さんのコメント...

うーん。両方の立場の事が分かるから、両方の立場でコメントを。

先ず、加害者であった場合。基本的にはうまく保険を使ってもらい、隠れ蓑にでもなんでもいいので、早く忘れてもらい現場復帰してもらうのが一番です。
ただ、困るのは、ふがいない保険屋の場合。何が言いたいのかというと、まともな保険設計が出来ていないので、この特約さえ入っていてくれれば丸く収まっていたのに、と歯痒い思いをすることが多々あること。まともな事故対応が出来ないので、加害者の立場であるにもかかわらず、まともに謝らせる事すらしないので、被害者を怒らせてしまうのですね。そのうえ、保険会社に任せてますから、の一言だけ言えばいいなんて、かえって無責任なアドバイスしか出来ないので、さらに話がこじれることも多々あります。

そして被害者であった場合。基本的にはマグロ状態であればいい筈なのですが、先述のような間抜けな対応をされると、火に油を注ぐことに。基本的にやられたら嫌なことを創造する能力に欠ける人が多すぎるんですよね。うーん。また、これらのことは機会を見て取り上げます。